ガーデンアフタヌーンティー@静岡市

先月10月30日(金)、静岡市の静岡英和女学院旧宣教師館「ミス・カニンハム」さんで、ガーデンアフタヌーンティーをさせていただきました♪
7月の「不思議の国のアリスのお茶会」、9月の「パディントンのお茶会」に続いて、今回も、静岡市のSalon de The AI紅茶教室さんとのコラボです。

カニンハムさんには素敵なお庭があり、秋バラが美しい季節ということで、ガーデンを楽しむアフタヌーンティーを企画させていただきました。

ただ、今年の長雨と、40度を超える猛暑で、バラの株自体がだめになってしまったとのこと。でも、お部屋の中や、アフタヌーンティーにはバラをたくさん使ってくださって、参加してくださったみなさまも、とても喜んでくださいました。


紅茶とフードを一手に引き受けてくださっているAIさん。今回は、食べられるバラをお取り寄せしてくださり、ふんだんに使ってくださいましたよ(≧▽≦)

私は、イギリスで始まったアフタヌーンティーのお話や、アフタヌーンティーを始めた上流階級の女性の話から、イギリスの貴族のお話などを、ドラマ『ダウントン・アビー』を中心にお伝えさせていただきました。


ウェルカムティーにも、バラが浮かんでいます♪


コロナ禍のため、三段トレイでシェアしてのご提供はできません・・・(;_:)
きゅうりのサンドイッチと、サーモンのサンドイッチ。
スコーン、ヴィクトリア・サンドイッチ、キャロットケーキ、ショートブレッド、バラのゼリー。
スコーンは、英国フェアの通販でお取り寄せした英国の小麦粉で作ってくださり、添えてあるクロテッドクリームも、英国フェアでお取り寄せくださった英国製。
そして、『ダウントンアビー クックブック』から、ラズベリー・メレンゲを作ってきてくださいました。
これらを、個別のお皿に盛り付けて、食べられるバラを散らして♪
か~わい~い~~(^^♪

私のテーブルには、三段トレイをセットして、撮影用にどうぞ~と。みなさん、喜んで撮影してくださいました!!


2杯目の紅茶は、AIさんが阪急百貨店の英国フェアの通販で、販売当日、開始時間前からスタンバイしてゲットしてくださった、大人気であっという間に売り切れたという、ハロッズのエンパイア・ブレンド


最後は、バラのアイスティー。セパレートした層が美しい(*^^*)


これだけたくさんのフードと紅茶をお一人でご用意くださったAIさん。
どれだけの時間と手間をかけてくださったのでしょう!!!みなさんが喜んでくださるのが何より、と。
本当に、本当に、ありがとうございました<(_ _)>

お茶会は、今までも、今回も、密にならないよう人数を減らし、感染予防対策も徹底し、換気も万全にして開催させていただいています。
いつになったらコロナが収束するのかまったく見えませんが、いつまでも籠っていては精神的にもよくなく、経済も回らないので、できることをやりながら、楽しんでいくしかないですよね。


バラは残念でしたが、落ち着きのある秋のガーデンも、終了後の散策して楽しんでいただきました。


復活したバラが数輪。がんばったね。


門から玄関へのアプローチが、たまらないです。旧宣教師館ということで、和洋折衷の不思議な魅力があるんです。
ミス・カニンハムさんは、現在、コロナ禍のため、イベント時しか、入れませんので、HPでイベントをチェックして、ぜひお訪ねくださいませ。

私もまた次の企画を考えていますので、決まり次第、お知らせさせていただきます(*^^)v

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アリスのお茶会@静岡 その3

その1、その2、と続きまして、お待たせしました!
やっと、アリスのお茶会の様子をアップします(笑)

新型コロナウイルスの感染予防対策で、手の消毒、マスク着用、間をあけての少人数での配置です。
私は最初の50分ほど、アリスの物語のこと、作者のことなど、お話をさせていただきました。

AIさんと私が、それぞれ集めたアリスグッズをディスプレイ~~~。静岡市美術館で『不思議の国のアリス展』があったので、展覧会のオリジナルグッズもたくさん仕入れました(;^ω^)
アリス展は現在、9月6日まで、新潟市新津美術館で開催中♪ 新潟が最後のようです。(名古屋での開催はコロナで中止になったようですね(;O;))

イギリスのWhittardは、アリスの紅茶や、アリスの絵が描かれた茶器をかなりたくさん販売しています。今もネットで買えるようです。
AIさんがウィッタードのアリスの紅茶を二杯目に出してくださいました。バラの香りのするおいしい紅茶。

こちらはウェルカムドリンク。ストロベリージュースにお酢が入ってさっぱりと♪「Drink Me」のタグはAIさんの手づくり。

「Eat Me」のタグがついたティーフードプレート。すべて小さめに作ったのも、アリス仕様。スコーン、クッキー、サンドイッチ。ハート型のはもなかの生地で、このお茶会のために取り寄せてくださったとか。
スコーンには、リアル・アリスと関連のある、フランク・クーパー・オックスフォード・マーマレードを私が持参しました。通常、スコーンにマーマレードはあまりつけないようですが、今回はアリスつながりで。

バラの形のゼリーは二種類。か、かわいい・・・(≧▽≦)

最後のセパレート・ティーには、フラミンゴのストローがついて、
みなさんのテンションもMAX(#^.^#)

AIさんがこのお茶会のために全力をかけて整えてくださったことに、
感謝しかありません。お一人で、さぞ大変だったことと思います。本当に、ありがとうございました。

ご参加くださった方、みなさんもとても喜んでくださいました。
こんな状況ですが、嫌なことを忘れて楽しむ時間は大事ですよね。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

次回は9月にまたこちらをお借りして、「くまのパディントンのお茶会」を開催しますが、おかげさまで満席となりました<(_ _)>

今後の予定についてはまたブログやフェイスブックインスタグラムで告知しますので、ぜひフォローしていただけましたら幸いです。

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中学生の女の子が、突然現れた勝軍地蔵様からお願いされたこととは…??

アリスのお茶会@静岡 その2

前回の続きで、アリスのお茶会をさせていただいた、「静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム」についてです。

この建物を建築したのは日本人ではなく、アメリカ人のウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880~1964)です。
キリスト教伝道師として日本に来日し、滋賀県近江八幡の商業学校で英語教師として働いたあと、建築事務所を開設し、日本各地にすばらしい建物を残しました。
洋館好きの私、近江八幡も訪れ、ヴィーリズ建築の建物をいくつか見てきた思い出があります。
その時に日記はこちらから(引っ越す前の楽天ブログです)→https://plaza.rakuten.co.jp/okudamiki/diary/201203190000/

ヴォーリズはこの静岡英和女学校の宣教師館を建てる前に、校舎を設計していました。白いモルタルの壁に赤い屋根というスパニッシュ様式を取り入れた建物だったそうですが、残念ながら、静岡大空襲で破壊されました(;O;)
でも、この宣教師館にはその面影を見ることができます。

というのも、ヴォーリズ建築特有のスパニッシュ様式がここにも取り入れられているからです。和風素材を融合したおもしろいつくりです。入り口はレンガを使っているのに和風。

入り口を入ると・・・白いモルタルの壁の洋館が。屋根は赤ではないけれど、オレンジっぽい瓦。

ゴテゴテしていない、すっきりとした、住むための実用性が感じられますね。日本の風土に合うというか。ヴォーリズ建築が日本人に好まれるのもうなづける感じ。

静岡市にはもうひとつ、ヴォーリズが建築した建物がありまして、それが「旧マッケンジー邸」です。こちらも有形文化財。

もちろん、私、ここにも以前、行きました!現在、博物館です。

日本茶の貿易商ダンカン・マッケンジー夫妻が住んだ家で、こちらもスパニッシュ様式。建てられたのは、宣教師館よりも前の、1940年です。
個人の商人のお宅ということで、少し華やかさがあるような・・・。
スパニッシュ様式のことはよくわからないですが(^^; 共通点があるのはよくわかります。

ヴォーリズは、華族の令嬢・一柳満喜子(ひとつやなぎまきこ)と、1919年に結婚。華族で外国人と結婚したのはこの満喜子さんが初めてだそうで、ひと悶着あったようです。満喜子が平民になることで決着したとか。

そして・・・これまた朝ドラと関係があるのですが。『あさが来た』のモデルとなった広岡浅子が、二人の結婚を後押ししたというのです。
満喜子の兄・恵三は、浅子の娘婿で、恵三が自宅設計に設計者としてヴォーリズを招いたことで、満喜子とヴォーリズは出会うわけです。アメリカに留学経験のある満喜子がその通訳をしたからですが、兄の子どもたち(浅子の孫)の家庭教師をしていたこともあって浅子とも懇意にしていたそうです。

『あさが来た』では、満喜子もヴォーリズも出てこなくてすごく残念でした。ヴォーリズと満喜子のことは、『マッサン』のある意味逆バージョンともいえるし、社会貢献も大いにした方々なので、ぜひ朝ドラに取り上げてもっと多くの人に知ってもらえたらいいなと思うのですが。

今回もまた長くなってしまいました(^^;
いよいよ次回は、アリスのお茶会の様子です♪

アリスのお茶会@静岡 その1

先日、静岡市にて、「不思議の国のアリスのお茶会」をさせていただきました。
4月に予定していたイベントでしたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、延期となっていたものです。
今も、感染は収束を見せませんが、人数を減らし、感染予防対策を十分に行ったうえで、行うことにしました。先着順に10名様で行ったため、その後のご予約だった方は参加ができず、大変申し訳ありませんでした。
主催のSalon de the AI紅茶教室さんと、機会があれば、また開催できればいいねと話していますので、決まりましたらまたお知らせいたしますね。

会場は、私がずっと、行きたいと思っていた「静岡英和女学院旧宣教師館ミス・カニンハム」さんです。
旧宣教師館、とあるように、ここは静岡英和女学院へ、カナダから派遣された女性宣教師たちの寄宿舎でした。建築は1950年(昭和25年)。

この学校の歴史は古く、1887年、静岡県における最初の女子教育機関として創立。
開校当時の名称は「静岡女学校」で、初代校長が、ミス・カニンハムという女性でした。
そう、建物には初代校長の名前をつけて、その功績を忘れないようにされているのですね。

宣教師館として使用されたのは16年間。卒業生で英語が堪能な者が通訳や調理など宣教師達の生活の世話にあたったそうです。
宣教師達の生活の場としてだけでなく、学生たちが学んだり、交流したりする場所でもあったとか。う~ん、その時のキラキラした情景を想像できます!!

そののち、校長住宅、外国人教師の住宅、一般住宅と、変わっていきます。
建築から60年以上経ち、存続があやぶまれましたが「西草深の洋館を守る会」のご尽力で、2013年には、古い塩焼和瓦を活かしながら屋根の葺き替え、内部の修復も行い、現在は静岡英和女学院卒業生夫妻が個人住宅とされました。2016年には国登録有形文化財に登録。
「暮らしながら保存」をテーマに、様々な催しを開催しており、アリスのお茶会も快く受けてくださいました。

カナダ、宣教師・・・・と聞くと、覚えておられる方もいらっしゃるでしょう。
はい、NHKの朝ドラ『花子とアン』のモデル、翻訳家として活躍した村岡花子さんが通ったのもカナダ人女性宣教師が校長を務めるミッションスクールでした。
東京の東洋英和女学校です。花子さんは1903年(明治36年)に10歳で給費生として入学したのでした。
その後、第二次世界大戦の戦況が悪化し、カナダに帰国しなければならなくなったミス・ショーから、花子さんは「赤毛のアン」の原書『Anne of Green Gables』を託されるのです。戦禍をくぐりぬけ、翻訳出版されるのは1952年。

東洋英和女学校も、静岡英和女学校も、同じメソジスト教会によって創設が目指され、同じカナダ婦人ミッションから宣教師が派遣されています。
はい、そうなんです。静岡の英和女学校と、東京の東洋英和女学校は姉妹校なんですね。
もうひとつ、山梨英和女学校があり、村岡花子さんは、東洋英和を卒業後、姉妹校である山梨英和で英語の先生をされました。

村岡花子さんは静岡英和の宣教師ミス・ストロザードと仲が良く、何度か静岡を訪ねているそうなんです!!

そんなわけで、『花子とアン』が放映された2014年には、花子さんのお孫さんである村岡恵理さんを招いての特別講演会も、英和女学院で開かれました。残念ながら、私はそれに行けなかったんですが…(;O;)

でも、村岡恵理さんと、お姉さまで翻訳家の美枝さんとは「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」(2014年に閉館)をお訪ねした際にお会いさせていただき、カナダ大使館でのイベントにもお声をかけていただくなど、気にかけていただいて、とてもとてもありがたく思っています。

『花子とアン』の放映時はちょうど、この宣教師館の修復が終わって、テレビでも、静岡の花子さんと関わりがある場所として紹介されていたのを私は見ていました!
だいぶ長い時間がかかりましたが、やっとここに来させていただくことができて、感謝感激です(≧▽≦)

建物のお話だけでこんなに長くなってしまいました(;^ω^)
お茶会の話をする前に、まだ、この建物を建築したヴォーリズさんについても書きたいので、次回へ続きます!