田村セツコのHappyバスツアー②

とちぎ蔵の街美術館がある栃木市(栃木駅)には、初めて来ました。仙台の実家に帰る時に、東北新幹線や、東北自動車道で、通り過ぎますが、降りたことはなかったんです。テレビで蔵の街として紹介されていたのは知っていて、一度来たいと思っていたのです。

駐車場から美術館まで、ボランティアの観光ガイドさんが町の説明をしながら案内してくださいました。昔は家の横幅(間口)で税金がかかったので、間口は狭くて奥に長い町屋が建てられたこと。栃木市は商業の街なので、一番手前が店、その奥が生活する母屋で、その奥に庭があって、またその奥に蔵があって…という、ウナギの寝床と言われるほどの長い造りになっているとのお話や、「栃木」の「栃」という字は”漢字”ではなく、明治時代に役人が作った”国字”であるお話、カカア天下のお話などなど、興味深いことをたくさん、軽快にお話してくださって、楽しいのなんの。私もみなさんも大喜び。
「栃木」の名の由来は… 信仰を集めていた「神明宮」という神社(現在もあります)の、社のてっぺん、ばってんに交差する部分がもとになっているそうです。それは「千木」と書いて「ちぎ」と呼び、伊勢神宮や出雲大社の巨大な千木は有名。普通は一対だけ付いているのですが、神明宮の千木は十本もある立派な神社だったので、「千木」が「十」ある=「十千木(とちぎ)」という名をつけたというのです。しゃれといえばしゃれですが、ほほ~~と、みなさんうなっておりました。


通りから奥まって見えませんでしたが、とちぎ蔵の街美術館は、なんと、蔵を3つも合わせた迫力ある美術館でした!! 栃木市に現存する多数の蔵の中でも最古の土蔵群になるそうで、およそ200年前に建てられたとのこと。


2019年8月4日(日)まで開催中の「田村セツコのHappyがいっぱい!」展。入り口には、Happyちゃんがいます♪ この前でみんなで記念撮影。その後、バスの出発時刻まで自由行動です。中はなんと撮影OK!これはうれしいですね。


セツコさんはすべて手描きで仕事をされているそう。原画は、実際に見ると透明感があり、筆のタッチなども肌で感じられて、本当に感動します。


セツコさんは、アリスと星の王子様が特にお気に入りだそうです。『赤毛のアン』も描いているのですが、今回の展示にはアンはありませんでした(;_:)


でも、『若草物語』の挿画がありました! 先日のツアーで、作者オルコットゆかりの地を訪ねてきたばかりなので、じっくりとセツコさんの若草物語を堪能。


セツコグッズ。ノートや色鉛筆など、これ、持ってた!!!っていうのがずらり。少女時代にタイムトリップしました。


こうしたコラージュや、お菓子の缶に絵を描いたもの、自分で作った洋服や人形など、セツコさんのイラストだけでなく、クリエイト力といいますか、モノづくりのセンスも素敵なんですよね。モノがない時代に育ったから、廃物利用でいろいろなリサイクルアートを作るのが好きだとインタビューで話されていますが、こういうリサイクルアートってセンスが問われるんですよね、やっぱり。セツコさんがちょっと絵を描くだけで、ちょっとコラージュするだけで、かわいらしく、おしゃれに変身しちゃうんですから、すごいです。


蔵を使っているので、中はこんな感じ。すごくいい雰囲気です。

展覧会を見学後は、まだ時間があるので、街を散策。


写真右奥の赤い鳥居が「とちぎ」の名の由来になった神明宮。


栃木市のマスコットキャラクター「とち介(とちすけ)」。かわいいい!蔵の街栃木市で生まれた蔵の妖精だそうです。


交易でにぎわった巴波川。舟の遊覧もできるようですが時間がないので…。


セツコさんの展覧会期間中だけの限定カフェラテがあると聞き、飲んできました~(≧▽≦)

バスの発車時刻まで、まちの駅「コエド市場」で物産品をチェック。


珈琲味の餡が入ったこのお菓子がおいしかった!

セツコさんの時間が空いたのを見計らって、持参した本にサインしてもらおうと思っていたのですが、なかなかチャンスがなく…。バスが出発する前に、もうこの時しかない!!と、無理を言ってサインをしていただきました(#^.^#)

Happyちゃんまで描いてくださって…感謝感激です(;O;) セツコさん、ありがとうございました!!!一緒に写真も撮ってもらいました。大事な記念です。

バスは帰りも順調に進み、無事に池袋に到着。私は興奮さめやらぬまま、浜松へ戻りました。ツアーは、なかなか会えない東京のお友だちを誘って行ったのですが、ほぼ丸一日、一緒にいて、いろんなおしゃべりをして、おいしいものを食べて、笑って……。本当に楽しかった!!また一緒に旅行できたらいいな(*’ω’*)

田村セツコのHappyバスツアー①

私が同行解説した『ターシャ・テューダーの庭とニューイングランドツアー』を催行してくださったセブン旅倶楽部さんのホームページで、田村セツコさんの日帰りツアーを知り、参加してきました!
田村セツコさんはイラストレーターで、ご高齢ながら、現役でバリバリと活躍されています。私は小さい時からセツコさんの絵に親しんできて、大好きな絵柄なんです。文房具ではセツコグッズがたくさん発売され、私も持ってました!少女雑誌『りぼん』や『なかよし』はもちろんのこと、大好きなサンリオが出している『いちご新聞』でも大活躍。『いちご新聞』は創刊号から現在まで連載が続いているんですって!!『いちご新聞』、今も発売され続けているんですよね、コンビニで見て、懐かしくなって、またロングセラーになっていることに感動を覚えました。

セツコさんは池袋コミュニティカレッジで講座を持たれており、日帰りツアーも今年で4回目だとのこと。いつもは秋に開催するそうですが、今年はとちぎ蔵の街美術館で開催中の「田村セツコのHappyがいっぱい!」展に合わせて7月2日になったのだそうです。セツコさんが同行してお話をしてくれて、そのセツコさんの展覧会も見られて、おいしいランチもついて、蔵の街栃木市も散策できるなんて、なんて充実した内容なんでしょう!! これはもう旅行です(≧▽≦) 憧れのセツコさんと旅ができるなんて、ワクワクします。バスに乗ってるだけで連れていってもらえるのですから楽ちん♪


前日にフランス旅行から帰ってきたばかりというセツコさん。帰国翌日にこのツアーだなんて…お身体は大丈夫なのでしょうか(私だったら絶対に無理だわ…((+_+)))。パリ土産のチョコをいただきました!
絵のイメージを壊さない、若々しくて、声も服装もかわいらしいセツコさん。こういう歳の取り方をしたいな~って、憧れます。

バスは渋滞なく順調に進み、ランチをいただく『足利ココ・ファーム・ワイナリー』に到着。


ウェルカムドリンクでほっと一息。ワインが飲めない人にはぶどうジュース。私はもちろん、ぶどうジュース(笑)

こちらのブドウ畑は昭和33年に開墾されたそうで、かれこれ60年。中学教師が障害を持つ生徒たちのために手に入れた土地で、山奥の傾斜の激しいこの土地くらいしか予算に合うところがなかったのだとか。でも、日当たりと水はけがよかったので、ブドウ畑にはぴったりでした。障害があるため必要以上に過保護にされ、あてにされることもなかった子どもたちの心身を鍛えるために、ブドウ畑は重要な役割を果たしてきたとのことで、その経緯を聞いて、障害者であってもきちんと役割を与えられ、働く場があり、働いて作りだしたもので収入を得られ、”自立”できることの大事さ、そういう自信をつける場を提供することの意味をあらためて感じました。除草剤をまかないので、365日、毎日何かしらの仕事があり、それがかえっていいとのお話や、何もしない子がいていいのかなと思っていたけれどもその子にも大事な仕事が実はあったお話など、興味深いエピソードをたくさん聞かせていただきました。


ワインが出来上がるまでの工程も、工場を案内しながら丁寧に説明していただきました。私はお酒を飲まないので、ワインのこともまったく知りませんでしたので、聞くこと、聞くこと、全部が新鮮!楽しい!! ぶどうの声、自然の声を聞きながら、無理をさせずにワインづくりをしている姿勢には共感でき、こういうところで作られたワインならストレスもなくのびのびとして魅力的になるだろうな、と実感しました。野生酵母(自生酵母)を使っているというのも興味がありました。野生酵母の写真も見せてもらいました!


個人客がワインティスティングする場所。樽がテーブルになっているのも素敵。天井は、ブドウの天然カーテン


ショップ&レストラン棟は、おしゃれにつくられていて、日本にいるのを忘れてしまいそう。テラスからはブドウ畑が一望。こんなすがすがしいところでランチができるなんて幸せ♪♪


コース料理はボリュームもあり、どれも新鮮でおいしい!!私の希望を聞いていただき、ベジタリアンメニューにしてくださいました<(_ _)>ありがとうございます。
食事中、ワインは5種類を出してくださいましたよ。ウェルカム・ワインを入れると6種類飲んだことになります。30種類くらい、ワインの種類はあるそうで、中にはJALやANAのファーストクラスや、海外の要人が集うサミットやG7などでも使われたワインもあるそうです。そうしたことがさらにワイン造りの自信と意欲をかきたてるのでしょうね。今まで肩ひじはらない、自然を大事にしたワイン造りの話を聞いてきたので、お酒を飲まない私も応援したくなっちゃいました(^^ゞ


みなさん、ワインで気持ちよくなって…気分もますます高揚。私は飲めないので(^^; ぶどうジュースを3種類出していただきました。どれもおいしかった~。このあとお買い物をして、いよいよ、とちぎ蔵の街美術館へ向かいます。

つづく