竹原訪問記 その5

竹原散歩日記、最後となります。
その1

その2

その3

その4

最後に、竹原の町並みをアップします(#^.^#)


”原だから、竹?なんでしょうか。竹モチーフがあちこちで目につきました。竹が特産というわけではないようですが、用水路をカバーするように、さまざまな所に竹の格子がかけてありましたし(↓)。


こちらは観光案内所の天井にどどーんと飾ってあった、すべて竹でできた鯉。

アニメ『たまゆら』にも出てくるのですが、毎年、竹のお祭りが開催されているんですよね。やっぱり”竹”つながりなんでしょうか。「町並み竹灯り」は、10月の最終土日に行われるようで、5,000本の竹灯篭からあふれるろうそくの灯りで幻想的に町がライトアップするのだとか。
今年は新型コロナウイルスの影響で、中止になりました。コロナが収束して、いつか行きたい!!です!!


↑こちら、そのアニメ『たまゆら』で、楓(ふう)の祖母と母が営むカフェ「たまゆら」として描かれたカフェ。本当の名前は「ゆかり」というのですね。休業されていて入れませんでした(;O;) 残念。


↑ 小路(しょうじ)と呼ばれる狭い路地が、メイン通りから何本もあり、こういう路地から、人々の生活感がにじみでているので好きです。路地って、思わず入ってみたくなるんですよね。


軒先に飾られている花は、観光客をお迎えしようという各戸の気持ちの現れなんだとか。歴史ある町を大切に守りたいと、住民のみなさんが自主的に始めたそうですよ。素敵な取り組みですよね。


こちら、市の重要文化財になっている「松阪邸」の格子なのですが、これ、嵐が出演っしたJAL先得のCM「幸せのハート」篇(2019年6月から放映された)の撮影地になったところ。嵐がハートを探すというCMです。
私が住む東海地方では放映されていませんので(-_-;) 知りませんでした。動画で見て、あ~~ここだ~~~と。
実は、嵐が来たところがあるよ、って、歩いている私たちに教えてくれたおじさんがいまして。意味がわからなかったのですが、写真だけ撮って、家に帰ってCMをチェックしたというわけです。
ハートマークは、猪目(いのめ)という伝統的な日本の紋様だそうです。イノシシの目を表していて、魔除けや火除けの意味があるとか。日本の神社とかでも見られるようですよね。

とても暑い日で(行ったのは7月ですから(^^;)、海が近いからか、意外とじっとりとした暑さに、途中で喉がかわいて、途中で蔵カフェで休み、体力を補充。暑くても、雨が降るよりよかったかな。とても気持ちのいい散策ができました。

午後3時過ぎに岡本さんとおわかれして、私はJR呉線→山陽本線と、各駅停車を乗り継いで(三原で新幹線に乗り換えてもあまり到着時間が変わらなかったので安い方で(;^ω^))倉敷へ向かいました。


電車の中からはずっと、瀬戸内海が見えました。おだやかで美しい瀬戸内海。癒されます。
天気は途中まではよかったのですが、天気予報通り、もくもくと雨雲が出てきて真っ暗になり、雨がドシャ―っと降ってきました。竹原で雨に降られなくて本当に幸運でした。
土砂降りでしたが、私は三原での乗り換え時以外はずっと電車の中だったので安全でした、そして倉敷駅に着いた頃には雨はやんでいて、が出ていました!!


大きくて、きれいな虹のアーチ。駅にいたみなさん、携帯で写真を撮っていましたよ。

竹原まで行ったのなら、うさぎの島で知られる大久野島にも行きたかったですが、時間がないので、また今度の楽しみにします。早く、コロナが収束に向かいますように・・・。

 

 

竹原訪問記 その4

竹原散歩日記、まだまだ続きます(^^;
その1

その2

その3

日本のウイスキーの父といわれる竹鶴政孝リタ夫人の等身大の銅像は、普明閣から町を見下ろした時に気になっていた洋館のとなりの広場にありました。


以前は図書館だったそうで、現在は歴史民俗資料館です。洋館はこの一軒だけとのことで、あとは洋風っぽい建物はこのコンクリートの建物くらいで、ほかは木造の町屋が並んでいる、見事な調和の町並みです。


後ろに見えるのが、さっき訪ねた普明閣。


「よいウイスキーづくりにトリックはない」との言葉が刻まれています。
この銅像が設置されたのは2015年で、作者は竹原出身の陶芸家・今井眞正(まきまさ)さん。銅像の多くは行政のお金で造られますが、これは企業や市民の寄付を中心に造られたとか。

竹鶴政孝(1894~1979)、愛称マッサンが全国的に知られるようになったのは、NHK朝ドラ『マッサン』(2014年後期)がきっかけでしょう。
ウイスキー製造技術を取得するため、本場スコットランドへはるばる留学。
日本で初めて、純国産のウイスキーづくりに取り組み、ニッカウヰスキーを創業、生涯をウイスキーづくりに捧げました。

奥さんは、スコットランド留学の時に知り合ったスコットランド人女性リタ・カウン。当時としては珍しい国際結婚。リタの家族からも、竹鶴の家族からも反対されたことは、ドラマにも描かれています。

欧米の模造品のウイスキーが作られていただけで純国産のウイスキーは作られていなかった1918年、マッサンは、勤めていた摂津酒造の社長が打ち出した純国産のウイスキー造りの命を受けて、単身、スコットランドへ赴き、ウイスキー造りを学びます。

私はウイスキーはじめ、お酒は飲まないのですが、スコットランド好きとして、マッサンとリタに興味を持ちました。朝ドラは全話みましたし、マッサンに関する展示会も東京まで観に行き、リタが日本へ来る際に持ってきたタータンも見てきましたよ。

テレビ『百年名家』で、竹鶴家の本家である竹鶴酒造を訪ねていた回をDVDに残していたので、もう一度見てみました。放映は2015年。
私は今回実際に行ったので、以前はぼーっと見ていた(笑)のが、ああ、あそこだ、と実感を持ってみることができました。やはり訪ねて自分の目で見るのは大事ですね。

『百年名家』は、ドラマ「マッサン」で、酒造り職人役だった八嶋智人さんが出ているので、ドラマのロケがされた竹鶴酒造は勝手知ったる我が家、という感じで生き生きとレポートされていましたよ。


竹鶴酒造は、今も酒造会社として営業していますが、家を一般公開はしていないので、中だけ見たいというのは無理だそうです。私はお酒を買わせていただいて、中の写真も、自分用に撮るだけなら…と、撮影させていただきました。
『百年名家』ではテレビということもあり、中を特別に撮影しているのでテレビの映像で楽しめます。

竹鶴酒造は「妻入り」の建物です。妻入りとは、屋根の棟に対して直角の壁に出入り口をもうけている家のこと。
一方、棟と平行する壁に出入り口をもうけている家を「平入り」といいます。
竹原は、妻入りと平入りの建物が混在しているのが特徴だそうです。
竹鶴酒造の建物にも見られる、灰色をしたねずみ漆喰(灰漆喰ともいう)と、格子(竹原格子)も竹原の家屋の特徴だとのこと。


竹原格子は一軒一軒デザインが違い、工夫が凝らされているので、それを見て回るのも楽しいそうです。

竹鶴家に話を戻します。竹鶴家は、頼家、吉井家と並ぶ竹原の三大塩田地主のひとつで、1733年からは酒造業も手掛けました。4棟の町屋が並ぶ店構え(2つ上の写真参照)。「兜造り」と呼ばれる妻側上部のひさしに注目。ひさしと接する両端の屋根が段違いになっているのです。これは、江戸時代、家の大きさを、梁間三間に制限されていた(梁の幅を約5・4メートル以内に)ため、三間より外側は一段下げたからだとか。兜のしころになぞらえて、しころぶきともよぶそうです。

『百年名家』では、政孝が生まれた茶室が紹介されていました。ドラマでは、マッサンは竹鶴酒造の跡継ぎ、となっていますが、実際は政孝は分家の息子なので、跡継ぎではないそうです。つまり、この竹鶴酒造は政孝の本家ではないのです。
ではなぜ、本家のこの茶室で生まれたのか、というと、ちょうど本家に来ていた時に産気づいて、出産、となったかららしい(まぎらわしいですね)。

テレビに出演されていた現当主も、この部屋で生まれたそうです。父を早くに亡くした現当主をマッサンは気にかけていたようで、現当主の結婚式にも出席している写真がテレビで紹介していました。じんとくるお話ですね。

竹原旅行記、まだ続きます。

竹原訪問記その3

竹原散歩日記、続きます。
その1

その2

高いところには体力があるうちに登っておきます(笑)
旧笠井邸のあと、坂と階段をのぼって、長生寺へ。


瀬戸内海が見える、気持ちのいい眺めです。
いいお天気でありがたかったんですが、7月だったので、とにかく暑かった。階段のぼるだけで息切れが・・・。
小道を通って、普明閣(西方寺観音堂)へと抜けていきました。


普明閣は1758年(室町時代)再建。京都の清水寺を模した観音堂で、本瓦葺きの二重屋根という特異なつくりが特徴です。


↑大林監督の『時をかける少女』で、二人が話ながら歩くシーンは、ここです。石灯籠でわかりますね。


舞台にあがることができます。眺めがすばらしい!!!


アニメ『たまゆら』でも、この舞台に主人公たちがあがる場面があります。


普明閣から西方寺へ抜ける石塀の道。これもアニメで描写されています。風情がありますね。


これです!!これですよ!! 西方寺から、本町通りへと下るこの階段。『時をかける少女』でも『たまゆら』でも使われています(^^)/
下から見上げたところ。
↓ ほら、下の映画のシーンの右側に見えてますでしょ?

現在、上の写真の右側の建物は取り壊されてなくなっていましたが、左側の古い建物は現存しています。明治4年築の妻入りの町屋で、ここは以前は郵便局でした。1874(明治7)年から郵便取扱所として使われ、竹原で初めての郵便局として約60年間も市民に親しまれていたそうです。
当時と同じ形の郵便ポストが設置されていて、現役で使われているそうです。

 


ちょうどお昼時になり、みんなお店に入ってしまったのか、誰もいない静かな本町通りの写真が撮れました! 平日だったことや、コロナ禍であったこともあり、人がいるといっても本当にすいていて歩きやすかったんですけどね。


お昼はこちらのお好み焼き「堀川」でいただきました。こちらのお店も、アニメ『たまゆら』で、主人公たちの行きつけのお店として登場します。
実はここ、老舗の醤油醸造所なんです。大林監督の『時をかける少女』では、主人公和子の幼馴染の吾朗の家として登場します。実際にこの堀川醤油醸造でロケされました↓
台本では苗字が違っていたのを、歴史ある醤油醸造所なので、そのまま使いましょう、と大林監督がおっしゃって、苗字が本物の堀川、になったとのこと。
上の写真の看板は、映画用に作られたもので、クランクアップの記念に寄贈してもらったんだそうです。今も現役で活躍しています。


映画と同じ角度で撮ってみましたよ♪


『たまゆら』では、入ってすぐにカウンター席がよく出てきますが、とても混んでいて、奥の席に案内されました。奥も広くてびっくり。
豚たま+イカ天を頼みました。イカ天が入ると美味しいんですよ、と岡本さんに教えていただいたので。確かに、味に深みが出て、おいしかったです!!! 『たまゆら』でも、イカ天なしのお好み焼きは考えられない、みたいなセリフがあったので、イカ天はやっぱりこのあたりの定番なのですね~。
久しぶりのお好み焼き、しみじみおいしく味わいました。

お昼のあとは、いよいよ、もう一つの目的テーマ、マッサンです。

竹原訪問記 その2

昨日の日記につづき、竹原訪問記です。

町並み保存地区は大きい範囲ではないので、半日あれば回れます。
メイン通りは、「本町通り」↓
見通しの良いまっすぐな道が、町の中心を、南北に走っています。

原田知世さん主演、大林監督の映画『時をかける少女』では、生徒たちの通学路として何度も登場。

中央を歩いているのが原田知世さんと尾美としのりさん。


上の写真の奥に見える建物が胡堂(えびすどう)。江戸時代前期に建てられた商業の神様だそうです。本町通りの北はじにあって、町の人々はみなこれを見て生活しているといってもいいほどのシンボル的存在だとか。


↑上から撮影された胡堂。知世さんたち三人が歩いています。
映画では重要なシーンで登場しますね。↓
気になった方はぜひ映画をご覧ください~。

現在の胡堂↓

一方、南はじにあるのが旧笠井邸明治5年に浜だんな(塩田の経営者)の家として建てられました。当時の豪商の屋敷の中で、ここは無料で見学させてもらえます。

 


細かな意匠からも、お金をかけているのがうかがえますね。


ふすまの引手が、急須の形です!!!岡本さんと私、テンションアップ~(≧▽≦)


中庭も素敵です。


旧笠井邸の2階。はい、アニメ『たまゆら』を見た方ならわかりますね、楓が友達と一緒に「私たち展」を開催した場所です!私が訪ねた時、たまゆらの紹介がされていましたが、その時はたまゆらを見ていなかったのでさくっと見ただけでした。もっとしっかり見ておけばよかったなー。


旧笠井邸が本町通の南はじで、駅方面からはここが町並み観光のスタート地点ともいえるところです。上の写真のように案内板が、旧笠井邸の前の家に貼られています。この看板、『たまゆら』でもばっちり描かれてます。


旧笠井邸を出て右を見ると、細い路地がL字型に配されています。
曲がり角の家にご注目。

大林監督の『時をかける少女』で、知世ちゃんが幻覚を見る骨董屋ですが、今は一般のおうちのようです。

大林監督の映画『時をかける少女』のロケ地をたどるのも、竹原探訪の目的のひとつでした。尾道だと思っていたけど、竹原でのロケもたくさんあったんですよね。(ちなみに、尾道は30年ほど前に映画のロケ地めぐりで訪れています)

この映画は今から38年前(!!)、1983年の映画で、私にとって『時をかける少女』の映画はこれです!(歳がばれる…)。
『ねらわれた学園』で、薬師丸ひろ子さんの相手役一般公募で選ばれた高柳良一さんが、この『時をかける少女』でも原田知世さんの相手役で、好きになってしまう運命の人です。
今、彼はどうしているんだろう…。ということでググってみましたら、俳優業は引退して、放送局にお勤めだとか。

棒読みや演技下手など、つっこみどころがいろいろありますが(^^; 監督があえて指示したともいわれているし、でもこれは原田知世ちゃんのための映画なので、それでいいんです(笑)
堀川吾朗役の尾美としのりさんの演技はやっぱり違っていました。小さい頃から活躍していた方なので、キャリアが違う(^^;
尾美さんは大林宣彦監督の映画、10本以上に出演しているほどの、監督のお気に入りの役者さんでしたね。

『時をかける少女』のDVDを借りて来て見直してみました。見たのははるか、大昔なので(^^; 記憶もあいまい。
そして、私はこのストーリーをわかっていなかった!!!ことに驚愕(◎_◎;) 二人は結ばれないんです…悲しいラブストーリーだったんですねぇ…。

『時をかける少女』は、アニメにもなっていたなあ…私の息子はこのアニメは観たと言っていた。どれどれ、と、2006年公開のアニメも見てみましたら、原田知世さんが演じた主人公の芳山和子は、オールドミス(これって死語!?)になっていて、和子の姪が、時をかける主人公になっていました。
スカート短っ!携帯出てくる! ああ~~~すごく、今っぽい(これも死語!???)。おまけに、このアニメにはラベンダーは出てこないぞー!

2010年公開の実写映画『時をかける少女』も続けて見ました!
アニメ版『時をかける少女』で、主人公の声を演じた仲里依紗さんが、実写映画の主人公に。わ、若い!!(当たり前なんだけど・笑)
こちらは、アニメ版よりもさらに年月が経ち・・・・芳山和子は結婚し、娘は高校を卒業、という設定。母・和子のかわりに、その娘が、タイムリープして、母のメッセージを運命の人に伝えるお話です。和子が運命の人に会った1972年にタイムリープするはずだったのに、間違えて2年後に行ってしまった…というのがミソ。

1972年って…私は小学校に入ったばっかりですよ。そんなに昔???って、びっくりしちゃいました。原作の『時をかける少女』って、1965~1966年にかけて連載された小説だったんですねぇ。私、おなかにいた頃ですって(◎_◎;)

アニメにしろ、実写版にしろ、主人公が好きな男性と結ばれないのは同じで…やっぱり泣けてしまう(;_:) 切ないんですよね・・・。でも、だからこそ何十年も支持されているのかもしれません。

竹原旅行記、つづきます。

竹原訪問記 その1

昨年の夏、倉敷を旅行したことは以前の日記に書きました。その前に広島県の竹原に寄り、楽しい時間を過ごしたのでしたが、なかなか日記に書けず、今頃になってのアップです(;^_^A

倉敷散歩その1

倉敷散歩その2

倉敷散歩その3

倉敷散歩その4

倉敷散歩その5

倉敷散歩その6(最終回)

古い町並みが大好きなので、竹原にはずっと行きたいと思っていました。
日本のウイスキーの父・竹鶴政孝の生まれ故郷でもありますし、大林監督の映画『時をかける少女』のロケ地でもありますし♪

竹原駅で、広島のTea Story紅茶教室の岡本さんと合流。せっかく広島へ行くなら、お世話になっている岡本さんと、どこかでちょっとお会いしたいなとお伝えしましたところ、竹原には行ったことがないのでぜひご一緒したいとのお返事で♪
自粛続きの中での気分転換となりましたが、食べる時以外はマスクをして、距離を取って歩きました。

竹原は、平安時代、京都下鴨神社の荘園として開かれたので、「安芸の小京都」とも呼ばれています。瀬戸内海に面した港町で、広島の中心地からはだいぶ離れていますね。でも観光地として人気があるので、広島駅や東広島駅、三原駅からバスが出ているので便利です。

竹原は、戦国時代には小早川隆景の領地となり、江戸時代になると製塩業酒造業をなりわいとした豪商の町として発展。
江戸から明治にかけて建てられた古い町屋が多く残っているとして、昭和57年には、伝統的建造物群保存地区に指定されました。

その保存地区までは、駅から10分ほど歩きます。
竹原に行く前に、ちょうど、テレビ『アド街ック天国』で、「ニッポン!郷愁の風景が残る街」として竹原を取り上げていたので、予習になりましたよ。
保存地区へ行く途中の商店街にあったお宮には、ネコがまつられていました。

これは「ももねこ」様といって、2010年~2016年にかけて放映された、竹原が舞台の青春アニメ『たまゆら』に出てくる、桃色のぽっちゃりしたノラ猫(といっていいものかどうか…(^^;)。


お店のショーウインドーにも、ももねこ様が。

実はこのアニメは観たことがなかったので、旅行のあと、DVDを借りて観ました。近くのレンタルショップになかったので、宅配レンタルを利用しました。

主人公の楓(ふう)が竹原に引っ越してきて、すてきな友達ができ、まだぼんやりとしか描けないそれぞれの夢に向かって少しずつ前進していくストーリーで、高校入学から卒業までの3年間が描かれています。
竹原の四季の移り変わり、お祭りなども描かれていて、これは竹原、行きたくなってしまいますよ(^^ゞ
楓が、写真が好き、という点が、私と似ているなあ~と思い、つい、最後のシリーズまで観てしまいました。観るとなったら、一気です。DVDを見続けるって、体力いります。目も疲れちゃうけど…でも、一気に!!感動が薄れないうちに!!!(笑)

楓(ふう)は、2年生になると写真部を一人で立ち上げて、最終的には、人と人をつなぐ写真を撮りたいと、写真関係の進路を決めます。そのあたりからが私的にはおもしろくなりました。
最後のシリーズが一番よかった。やっぱり、自分の道を自分で決めて、歩き出す、旅立ち、というのはいいな~、若いっていいな~って思いました。(もちろん、オバサンだって、いつだって新しいことに挑戦できるんですけどね、でも、若い時は一度しかないから)

タイトルの「たまゆら」というのは、幸せな気持ちの時に写真に写る光の子どもたちのことだそうです。見る人をちょっぴり幸せにしてくれる「たまゆら」が、楓の撮る写真にはよく写るとのこと。意図してたまゆらを出せるわけではないという点。写真には、撮る人の気持ち、心が表れる…ということなんでしょうね。
私が今まで撮った写真に、たまゆらって写ったことあったかなあ…全然意識したことなかったです。

男の子が出てこなくて、恋愛ものでもないし、地味といえば地味だけれど、ずっとファンがついて続いたのは、物語のあたたかさ、ですかね。友情と家族愛。
悪役が全然出てこないし、みんなが優しくて、っていうのができすぎで現実味がない気もしないではない(小説だったら編集者にダメ出しくらいそう)けど、純粋な気持ちにさせてくれるストーリーです。

昨年設置されたという竹原のデザインマンホールはこの「たまゆら」です。描かれている女の子が、主人公の楓。
観光案内所でもらいました♪ もらった時は「たまゆら」を観ていなかったので、マンホールカード欲しさにもらっただけでしたが、作品を観たあとは、もらってよかったな~って、しみじみ、嬉しくなりました。

大林監督の『時をかける少女』よりも、ずーっと新しい作品なので、聖地巡礼として来る若者は、このアニメのファンでしょう。
映画にしろ、アニメにしろ、物語に描かれた竹原の町並みを実際にたどるのはわくわくするものです。これ、あそこだ!!!と、見つける喜びといったら!

私は、プリンス・エドワード島も、イギリスも、アメリカも、好きな物語をテーマに旅して本にまとめています。


こちらは、イギリスのファンタジー物語の舞台、作者ゆかりの場所、映画のロケ地などをおいかけてまとめた一冊です。アリス、ピーターラビット、ハリー・ポッター、ピーターパンなどなど。写真やイラストがたっぷりですので、ぜひ、読んでみていただけたらうれしいです(#^.^#)

竹原旅行記はつづきます。