テディベアと一緒にティータイム♪

私の著書『紅茶をめぐる静岡さんぽ』でもご紹介しているカフェ「brocante672」さん。オーナーは今、お仕事でドイツにお住まいです。年に2回ほど、帰国され、先月8月に帰国された際、お店におうかがいさせていただきました。オーナーさんはテディベアのコレクターで、アンティークやブロカント雑貨も買い付けてこられるので、それらを見せていただくのも楽しいんです。
そして、いろいろなお土産をお茶と一緒に出してくださるのもうれしいことのひとつ(*’ω’*)

一緒に行ったお友だち「ラ・アンジュ」さんはパティシエで、おいしいシフォンケーキやスコーンを販売されています。今日はほうじ茶のシフォンの試作を持ってきてくれました。ほうじ茶はカカオとよく合うので、まずはコーヒー。

次に出していただいたのは、ハーニー&サンズのホット・シナモン・スパイスティー。アメリカの有名な紅茶ブランドですよね。
ティーカップに入れているのは、スプーン…型のシナモンクッキーなんですよ!いくつかおうちでもどうぞ、っていただいたので…パッケージに書いてあったように、アイスクリームを食べる時に使ってみました。

私は乳製品が食べられないので、こちらは実は、豆乳のヨーグルト。「豆乳グルト」という名前でスーパーで売っています。乳製品を避けたい人にとってはありがたい商品です。冷凍ベリーをかけて…シナモンクッキーのスプーンでいただきました。水分を含んでいくとふにゃふにゃになってしまうので、途中でえいっって食べちゃいました(笑)

そして、お土産にいただいたお茶は、家でのティータイムに大事に、大事に飲んでいま~す(^^♪

妖精が描かれたピンクのパッケージがキュートすぎる(≧▽≦) テンションがあがります♪ ベリーやローズヒップ等が入ったフルーツティーは甘い香りときれいなバラ色。ハート型のカップでいただきました!

抹茶の里・西尾へ③

ランチは、抹茶料理を提供している「茶房 茶遊(さゆう)」さんを予約していました。こちら、お茶問屋「松鶴園(しょうかくえん)」さん直営のカフェです。お茶を使ったメニューは全て自社のお茶を使用。


予約したのは、西尾の抹茶と三河一色うなぎをセットにした、一日限定20食の「六万石御膳」。抹茶そばは、温・冷が選べます。うなぎは、浜松が有名ですが、こちら愛知県の一色産も有名です(先日のTV「噂のケンミンショー」でも紹介されていましたね)。碾茶ごはんの上にうなぎが乗り、そこに抹茶をかけていただきます。贅沢ですよね!!


デザートは抹茶杏仁に、抹茶白玉、ほうじ茶寒天と、3種類。そして、お茶はまたまた抹茶です。とにかく抹茶づくしで、カフェインで頭がくらくらしてきました(笑)


駐車場には…緑のポストが!!西尾は抹茶の里なので、抹茶色の緑のポストがあるとNさんから聞いていましたが、ここにありました!!ゾウのトピアリーもかわいいですね。

そして、今日のメインイベントである抹茶工場見学へ。とても人気があって、なかなか予約が取れないという「抹茶ミュージアム 西条園 和く和く」さん。Nさんに、予約開始日にすぐに予約を入れていただいたおかげで今日体験することができるんです、Nさんありがとう。
明治21年創業の抹茶メーカー「西条園あいや」さんが運営するミュージアム。撮影NGでしたが、入ってすぐの待合室には、世界中の、抹茶を使った商品(化粧品、ドリンク、スイーツ等)のパッケージがずら~っと並んでいて、それはそれは見ごたえがありました。
私たちは1~6名コースに申し込んだので、参加者は6名で、とてもゆったりしています。スタッフの方がわかりやすく説明をしてくれ、質問にも答えてくれます。新しい施設のようで、とてもきれい。効率よく回れるように考えられて作られているのもさすが。

「知る」 抹茶の歴史と製造工程

「見る」 抹茶になるまで

一秒に一回転するようにセットされ、機械で挽かれる抹茶。見やすいようにこの時は電気をつけてありますが、通常は退色を防ぐため部屋は真っ暗だそうです。


挽く前の碾茶の状態で、3種類をテイスティングさせていただきました。用途に合わせて碾茶を分けているだけで、それぞれのクオリティはかなりのものだと、スタッフの方。一番右がそのまま飲む茶道用で、左にいくにつれ加工度が高くなるので、加工しても負けないパンチのある碾茶で抽出液も濃くなります。茶葉自体も、左にいくほど硬くなってました。


お湯を入れて、香り、そして味を確かめます。


よい抹茶を作るためには、よい道具も必要です。茶臼は考え抜かれて設計され、2か月ごとに職人さんが手入れをするそうです。

「触れる」 ブレンド体験


次に、ブレンド体験をさせていただきました。抹茶用品種の「さみどり」「あさひ」「うじひかり」の3種の碾茶を、5さじになるように、好みで配合を決めてブレンド。そのあと、自分で碾茶を茶臼で挽きます。重いので、かなりの重労働です!先ほど、1秒1回転、ってうかがいましたが、それをやろうとしても力が追い付かない…(^-^;
がんばって挽き終わったら、それを持って茶室へ移動。

「たしなむ」 茶室で抹茶をいただく

ちゃんと躙り口もついた、本格的な茶室がそなえてありました!!何から何まで、完璧ですね。


自分で挽いた抹茶を、こしたあと、自分で点てます~♪♪


我ながらきれいに点てられました(≧▽≦)


お茶請け、抹茶ラテも出していただきました。お菓子は自社の抹茶スイーツ。あとでショップで買うことができます。西条園あいやさんは、西尾の中でも大手の会社なので、抹茶関連商品も迷うほどた~くさんあります。
75分間という長い間、詳しく説明してくれ、これだけの体験をさせていただいて入館料500円は安すぎる!!感動です!!!これは予約が取れない人気というのは納得。
ショップの隣にはカフェもあり、他の店にはなかなかない”ソイ抹茶ラテ”を発見。ヴィーガンにもやさしいお店ですね。抹茶かき氷もおいしそう!! いただきたかったけれど、もうこれ以上おなかに入らない!!お土産を買って(ミュージアム体験したので割引ありました♪)、もう、満足感最高潮(#^.^#)

帰りの電車の時間まで少しあったので、Nさんが茶祖之寺「紅樹院」に連れていってくれました!明治5年、時の住職が荒廃した紅樹院を再興するため、京都に出掛け、宇治の茶種と栽培技術を西尾に持ち帰り、自ら開墾して境内に茶畑を作りました。その後も宇治から製茶技術を導入し、周辺の農家に茶の栽培を勧めたことで、西尾の茶栽培は大きくなっていたとのことです。
西尾での茶の始まりは、1271年、開山聖一国師が宋から持ち帰った茶の種を実相寺境内に撒いたこと。聖一国師は静岡茶の始祖でもありますね。お茶自体のもとは聖一国師。紅樹院は、宇治茶の祖、ということですかね。


実相寺の茶の原樹はもうないそうですが、こちら紅樹院には、西尾茶の原樹があります! さし木で増やしてつないで植え替えているそうなので、中国の山奥にあるような大樹ではないので、これ??と、ちょっと拍子抜けするかも(;^_^A 茶の実がたくさんついていましたよ。

最後に、紅樹院のすぐそばにある「賓水園(ひんすいえん)製茶」さんへ。趣のある建物です♪


西尾の在来種の茶園(希少!!)をお持ちということで、見せていただきました!!収量が望め、芽が揃って栽培しやすい品種茶に植え替えてしまう人がほとんどだったのに、よくぞ残してくれました(;_:)


元気に育ってます。好き勝手育ってる感じがいいです。


在来種特有の、茶色の芽がいっぱい出ていました。
この在来種の茶園を大事に守っておられる賓水園の稲垣さんにもお目にかかることができました。稲垣さんは12月8・9日に豊橋で行われる「全国地紅茶サミット」で登壇されるそうですよ。日本全国の地紅茶(その土地で生産される和紅茶)生産者さんが一堂に集っての試飲販売会。私もこのイベントは毎年楽しみにしています(*’ω’*) みなさんもぜひ、足をお運びくださいね。そして、豊橋と西尾は近いですから、ぜひ西尾もお訪ねくださいませ~♪

抹茶の里・西尾へ②

先回(https://mikiokuda.com/2019/07/23/nisio1/)に引き続き、愛知県西尾市に出かけたお話です。
予約していたランチの前に立ち寄ったのが「茶房AOI」さん。老舗の抹茶メーカー「葵製茶」さん直営の、週末カフェ(金~日営業)です。この日はちょうど金曜日でした♪


蔵をイメージしたのかな?白と黒のモダンな建物。二階がカフェになっています。カフェのほうもとってもオシャレ(≧▽≦)


店内に飾ってある掛け軸や茶道具は、葵製茶さんがお持ちのもので、何気に飾ってありますが、骨董や芸術品も!!魯山人作の器を見た時は感動しちゃいました!!!


ランチ前だし、全然おなかはすいていなかったけれど、一人一品頼まなくてはいけないので(;’∀’) 期間限定の抹茶かき氷と、抹茶エスプレッソトニック(抹茶+トニックウォーター+レモンジャム)をオーダー。かき氷は、白玉、抹茶アイス、あずき、そしてコーヒーゼリーがついてボリューム満点。かき氷、そんなに好きじゃないけど(^^;写真を見て食べたくなっちゃった。甘ったるくないのが抹茶のいいところ。追いがけできる濃厚抹茶ソースもついてる。一人じゃ食べきれないので、Nさんに手伝っていただく。
ほうじ茶と塩こんぶが添えられているのが不思議でした。Nさんや、こちらの方には当たり前のようで…。甘いものを食べたあとの口直しなんだそうです。先ほど行った旧近衛邸でも、抹茶と一緒にほうじ茶が出てきたので、その地域の食習慣というのがおもしろいなって思いました。
今、西尾では、9月30日まで、かき氷のスタンプラリーを開催中!!冊子はお店でもらえます。かき氷じゃない季節には、抹茶パフェや他の抹茶スイーツがあるので、いつでも抹茶の何かは楽しめるんですけどね。
名鉄では、きっぷとかき氷・ランチをセットにしたお得な夏のキャンペーンを開催中。こちらも9月30日まで。→http://nishiokanko.com/list/season/meitetsu19summer
静岡でも、もっとお茶のかき氷つくったらいいのになあ。

AOIさんのあとは、すぐそばにある稲荷山茶園公園へ、Nさんが案内してくれました(#^^#)茶園公園という名前がついているように、この公園から西尾の茶園がよく見えるのです。西尾は抹茶の里ですから、茶葉はほぼすべて抹茶になり、栽培方法は覆い下栽培(「玉露」「かぶせ茶」「抹茶」を作る際に行う栽培方法で、新芽の生育中、茶園を遮光資材で被覆し、一定期間光を遮って育てる)だそうです。


ポールや、遮光資材が邪魔で写真映えという点ではいまいちですが、良質の抹茶を育てるには欠かせないんですね。
そういえば、藤枝の玉露名人・前島東平さんを取材させていただいた際、東平さんはわらで手づくりした天然のコモで遮光しているとおっしゃっていました。そのわらは自分で栽培したお米から出たものを使っているとのことで、実はわらのためにお米を栽培しているとも言っていました。東平さんは大量生産していないからこだわれるということもあるでしょうが、どうも私は化学的な真っ黒い遮光資材に違和感を感じます。効率を優先するだけでなく自然のものを有効活用するという方法をもっと考えていい時代になっているのではないか、と思うのです。お茶だけでなく、どの分野でも感じることなのですが…。

つづく

抹茶の里・西尾へ①

先日、愛知県西尾市まで、日帰り旅行をしてきました♪
実は西尾市は、知る人ぞ知る”抹茶の里”なんです。抹茶の生産は、西尾市を中心に、安城市、幡豆郡吉良町でもされており、県別生産量では全国第2位。「西尾の抹茶」は地域団体商標として登録されています。
昨年から、西尾に行きたくて、豊田市にお住いのお茶友Nさん(日本茶インストラクターとしてご活躍)にご案内いただけるようお願いしていたのですが、いろいろあって、一年後の先日になりました(;^_^A 初、西尾。
浜松からは、JRと名鉄線で1時間半~2時間で行けます。もちろん、安く済ませたいので新幹線は使いません(新幹線を使ってもあまり時間の差はなし)。私は、行きは「蒲郡」乗換で、名鉄で海岸沿いをのんびり行きました。(帰りは「新安城」経由。こちらのほうが30分早かったです)

西尾駅で、Nさんがマイカーで出迎えてくださいました(*’ω’*) まず向かったのは西尾市歴史公園。西尾は歴史のある城下町で、小京都ともいわれています。歴史公園は、西尾城の二の丸跡に西尾城を復元し、資料館や茶室、日本庭園などを整備したところ。


↑こちらは「旧近衛邸」。京都の名門公家・近衛家の邸宅の一部を移築しています。取り壊されることを知り、抹茶つながりで縁があった西尾が引き取ったのだとか。建物は、江戸時代後期に島津斉彬の姫が近衛忠房に嫁いだことが縁で島津家によって建てられたもので、書院と茶室からなっています。


書院では抹茶をいただくことができるので、早速注文。希望すれば金の天目茶碗でいただけるとネットで知っていたので、金の天目茶碗をお願いしました。黄金の茶碗は、書院棚に飾られているものを含めて3つしかないそうで、京都在住で清水焼伝統工芸師の加藤如水氏が制作したものを寄贈いただいたのだとか。見た感じはどしっと重そうですが、普通の抹茶茶碗と同じくらいの軽さ。廊下の赤い毛氈の上で写真を撮らせていただいていますが、通常は風に飛ばされないために中での呈茶になるそうです。
きちんと手入れされた日本庭園、その向こうに西尾城を見ながら、抹茶をいただく…。平日だったのでほぼ空間を独占している状態で、とても贅沢な時間をいただくことができました。

また、書院と、奥の茶室の説明も係の方がしてくださいました。公家の邸宅としては地味目に作られていますが、高価な材木を大胆に使っています。
こちらが奥にある、六畳の茶室。床框(とこがまち)が高く、重厚な黒塗りで、花明窓が設けられています。点前座の奥に床の間を構えた「亭主床」(ていしゅどこ)はちょっと珍しくて、そこに公家のプライドが感じられるとか。


公家らしい工夫は躙口にもあります。障子は中央の横桟で上下に分かれていて、この横桟は取り外しが可能。髪を結って烏帽子をかぶった頭がぶつからないようにするためだとか。茶室の型にはまらず、公家らしさが取り入れられたお茶室、おもしろいですね。こちらの茶室は借りることもできるそうですよ。


次は歩いて、昭和初期につくられた京風庭園尚古荘」へ向かいました。西尾城の城郭への入り口であった門や内堀の一部など(東の丸の遺構)を生かしてつくられており、枯山水の庭や、書院、茶室「不言庵」、待合い、東屋など、うっそとした緑に囲まれた、喧騒のないまさに別世界が広がっていました。


尚古荘の敷地の一角にある木造二階建ての、趣あるこちらの日本家屋は、「抹茶ラボ 西尾伝想茶屋店」。抹茶のドリンクやスイーツが味わえるカフェです。座敷にあがって、ゆっくり過ごすことができます!でももうすでに抹茶を飲んできてるし、このあとランチも予約しているので、中を見せてもらって、お土産コーナーで抹茶のパンケーキミックスを購入。抹茶の甘酒も欲しかったけれど、重くて持って帰るのが大変なので断念。とにかく西尾には抹茶を使ったお土産がい~っぱいあるので目移りしてしまいます(≧▽≦)

つづく

ツアー土産を楽しむお茶会♪

今日は7月4日。アメリカの独立記念日ですね。1776年のこの日、イギリスから独立する「独立宣言」が採択されました。
すみませ~ん。私のニューイングランドツアー日記は、一日目が終わったところで止まってしまってます。
体調がよくなかったのと、長くなってしまう詳細な日記(笑)を書くのは時間もかかり…。気長に待っていただけるとありがいです<(_ _)>

ニューイングランドツアー日記は終わっていませんが、お友だちと、ツアー土産を楽しむお茶会をしました!
ラ・アンジュさん(https://www.instagram.com/chihanako5/)のサロンをお借りしての、持ち寄り会。私はスイーツと紅茶担当。

お土産には何がいいですか、とツアーガイドさんに聞きましたら、食べ物なら、クランベリーの生産がさかんなので、クランベリーものと、あとはメイプルシロップ


メイプルシロップは重いので…クランベリーにチョコがかかったスナック菓子をチョイス。クランベリーの酸味とチョコの甘さがベストマッチ♪
クランベリー・チョコレートも買いましたが、こちらは全然クランベリーの味がせず(;_:)おまけにダーク、と書いてあるけど、思いっきり甘い(;^_^A

スーパーで見つけたお菓子”ボストン・クリーム・ロール”は、ボストンって名前が大きく書いてあって、まさにお土産用にぴったりでした(笑)個包装ですし。しか~し!!アメリカのスイーツの甘さに撃沈((+_+))

紅茶は、ターシャ・テューダーの庭見学の際に購入したもの。ターシャが本当にこの紅茶を飲んでいたのかは、聞き忘れました(;^_^A が、きっと飲んでいましたよね!ラベルはターシャが愛用していた茶器で、ターシャの手によるもの。
午後4時になるといつもお茶の時間を取って、紅茶でまったりしていたターシャ。コーヒーじゃなくて紅茶でしたよね。

お茶会しながら、早くツアー日記を仕上げねば、と思った私でした(^-^;

お茶農家さん宅で紅茶づくり

前述した、アソル・ハイランダーズのレクチャーとパレードは、スージーさん(スコットランドでお茶栽培を個人では初めて商業的に成功させた女性)も一緒でした。スージーさんは、キャサリンさんも所属する「ティー・ガーデンズ・オブ・スコットランド」を立ち上げた方で、お茶仲間です。
今回のスコットランド滞在では、スージーさんのおうちにも一泊させていただきました♪

スージーさんはムギやジャガイモなどを栽培する農家で、機械が入らない変形地の利用としてお茶栽培にゼロから挑戦。寒い冬に苗が枯れても諦めずに続け、やっと手摘み・手もみの紅茶で、販売先を見つけられるほどになりました。100%スコットランドの紅茶で、オーガニックです。エディンバラの「Pekoe Tea」さんでのみ販売しています。

はじめは、ビニールハウスでお茶の木を栽培している光景が不思議に映りましたが、寒いスコットランドでは、こうした防寒対策は必須です。ブルーのシートは虫取り(昭和に、よく台所にぶらさがっていたあのべたべたしたハエ取り紙ね(^^;)。


こちらはヴィクトリア朝、果樹園だったウォルド・ガーデンWalled Garden。お城の果樹園だったとのことで、ものすごい広さです。傾斜もけっこうあり、こちらは茶の木を地植えしています。冬は覆いをかけますが、やはり寒さでだめになった茶樹も…。

一緒に紅茶を作りましょう!と、スージーさんがあらかじめ摘み取った茶の葉を萎凋してくれていました。それを交互にもんで、濡れタオルでくるんで発酵させ、最終的に乾燥。日本にあるような製茶道具は、当然英国にはないので(^^; 自分で試行錯誤して作ったそうです。大量には摘み取れないし、手もみなので少量ずつしか作れない。こつこつと貯めてブレンドして商品にするそうです。


だいぶ発酵してきてます。手で触って確認したり、温度をはかったり。

発酵している間は、スージーさんの愛犬と一緒に森のお散歩へ。

映画に出てくるような光景ではないですか(笑) 木の枝を投げて、犬がそれを取ってくるという…そういうことが目の前で普通に繰り広げられます(^^ゞ

丘陵地の高い場所に農場があるので、眺めがとてもいいのです。

心地よい風が吹き、いつまでも眺めていられるくらいの爽快さ。

できあがった紅茶は試飲させていただきました。私はお茶の専門家じゃないからよくわからないけど、嫌みのないすっきりした紅茶でした。品種は、イングランドのトレゴスナン茶園がダージリンの古い茶樹から挿し木で育てたものなので、ダージリンのような香りがしましたよ。
今頃は、スージーさん、紅茶づくりにお忙しいだろうな~。またいつか、お訪ねしたいです。

スージーさんのお茶栽培、英国のお茶栽培事情については、『月刊茶』2018年9~12月号まで連載させていただきました。年間購読する雑誌ですが、バックナンバーでその号だけ購入することも可能です。よかったら読んでみてくださいね。→http://shizuoka-cha.com/index.php/books

マイ紅茶を作ってきました♪

「アジアのお茶を楽しむセミナー」のあとは、藤枝へ移動。
雑貨&ドライフラワーMYRTE(ミルテ)」さんで、和紅茶手作り体験のイベントがあり、それに参加させていただいてきました!
(この日はお茶づくしの一日となりました(≧▽≦))

和紅茶作りの指導は、静岡県牧之原市の「侍ティーファーム 山本園」の山本さん♪
なぜ””とついているかというと――
今、静岡県内でも有数のお茶処となっている牧之原台地を開墾した徳川幕臣の侍のお一人が、山本さんのご先祖様だからです!
明治2年、15代将軍徳川慶喜の護衛にあたった旗本たちが牧之原に入植。
当時不毛の地だった牧之原台地に鍬をいれ、茶園を開拓していったそうです。

茶園を開墾した武士たちの子孫のうち、お茶を専業で営んでいるのは、今では山本さんしかおられないとのこと。

戦争で、飛行場になった牧之原台地は、戦後、また、茶業者によって茶園に戻されました。二度、大変なご苦労の末に牧之原台地は茶園になったのですね。

紅茶作りはかな~り前に体験して以来のご無沙汰。初めてのような、わくわく感~。

手でもんで、発酵させます。ホットプレートで発酵を止めたら、山本さんが運んでこられたオーブンで乾燥。緑色の茶葉が、どんどん酸化発酵して色が紅茶らしくなっていきます~。
出来上がるまで、3時間くらいかかるのですが、発酵している間、乾燥させている間の、手があいた時間には、山本園さんのべにふうきの和紅茶と、お菓子をいただきながら、山本園さんの歴史や、お茶作りの様子をうかがいました。

また、品種の違う緑茶の闘茶会までやってくださったんです! 内容盛りだくさん。お茶を淹れたり、お話したり、参加者の紅茶の発酵具合を見たり……山本さんは大忙し。

最後は、出来上がった紅茶のテイスティング
同じ茶葉を使っても、参加者それぞれの揉み方で、違う味わいが出るのがおもしろいです。味はともかく(笑)自分で作った紅茶は世界でただひとつ、特別な思い入れがあります。和紅茶作りの体験のよさは、ここにあります。自分の手で作ってみて、どれほどお茶作りが大変かも実感できます。
山本さん、ありがとうございました!!

ミルテさんでは今までも何度かこの和紅茶体験を企画されているようで、リピーターさんもたくさんいらっしゃいました。ミルテさんは雑貨やドライフラワーのお店ですが、さまざまなイベントを企画されていますので、ご興味のある方はお問合せしてみてくださいね!
お子さん連れの方にもやさしい配慮がされた、ほんわかとしたお店でした!!

アジアのお茶を楽しむセミナーへ

3月10日(日)は、ふじのくに茶の都ミュージアムへ。「茶の原産地を探る ~松下智のお茶の世界~」という企画展をやっており、この日は川谷眞佐枝先生(現代喫茶人の会副理事長)の「アジアのお茶を楽しむセミナー」があったので、参加させていただきました!
チベット族のバター茶と、インドのチャイの二種類を、作りながらご説明いただき、お菓子と一緒にいただきました♪
バター茶を作る道具や茶器なども持ってきていただいて、みなさん、くいいるように先生のお話を聞き、実演も熱心に見ておられました。(もちろん私も)


(バター茶に使うミルクは、ヤクのミルクだそうです!今はインスタントバター茶も販売されているとか)


(先生がインドから買ってこられたという、インドの紙コップ。模様がかわいい)

実際に現地に行かれ、その土地の喫茶の現状を見てこられている川谷先生。その土地の気候や暮らしに根差したお茶の淹れ方、飲み方があるということがよくわかりました。また、時代に合わせて変わってきている部分も教えていただき、さまざまな学びをいただきました。
国を変えて、今後もシリーズで続けていってほしいくらい、楽しいセミナーでした(#^.^#)
今年は3年に一度の「世界お茶まつり」がある年です。春の祭典は、5月10~12日まで、さまざまな参加型プログラムが企画されています。きっと、このような、世界のお茶を体験できる企画も盛りだくさんだと思います!
ご興味のある方は、世界お茶まつり2019のホームぺージをチェックして、ぜひ、静岡へお越しくださいませ!→https://www.ocha-festival.jp/2019
(私は秋の祭典11月7~10日の期間に、セミナーを企画しています!)

紅茶のチョコレート

今日はバレンタインデーですね。
日本のバレンタインデーは、チョコレートメーカーが売り上げアップのために作り上げたものですが(^^;
本来は、大事だと思う人にカードで気持ちを伝えるもの。相手は老若男女問いません。

先日、百貨店の催事でチョコレートフェアをやっていたのでのぞいてきました。
一粒驚くような値段のするチョコに興味はありませんが、パッケージデザインや、紅茶を使っているものは興味があるので買ってしまいます。

こちらは「和紅茶と楽しむショコラ」というテーマだったので、思わず購入。梅酒や伊予柑が入っていて、柄がプリントされているものには和紅茶が使われているようです。和紅茶は海外の紅茶と比べて優しい風味が特徴、和紅茶と一緒にお召し上がりいただくと、フルーティさがいっそう引き立ちます、と書いてあります。
うーん…。和の果物を使ったから和紅茶を合わせよう、というのはちょっと安易かなあ…。和紅茶=優しい風味、という断定的なとらえ方も、和紅茶をちゃんとわかって商品化していたらこうはならないよね、と感じます。まだまだぼやっとしか理解されていない和紅茶。公に販売する商品なのですから、しっかりやってほしいな…。パッケージが素敵なだけに、残念です。

こちらは「TEA BAR」という、紅茶を使ったチョコのシリーズ。マッチングをクールなスタイルで提案するこだわりのブランドなんだそうです。アッサム、ダージリン、セイロン、アールグレイと、馴染みのある紅茶を使っていますが、そこにオレンジやレモンなどを加えて飽きないように工夫しています。パッケージがかっこいいですよね。

同じく「TEA BAR」の、ベーシックタイプ。缶がかわいいので買ってしまいました(缶に弱い私…)。チョコの形が葉っぱになっているのも心憎い。

セイロン紅茶だけ約4割使っていますが、そのほかは0・2%と、ほとんど入ってないに等しい(;’∀’)まあ、でも、ふわっと紅茶の香りがする程度というのは、どこも同じかなと思います。

と、いろいろチョコのことを書きましたが、月曜日に健康診断があるので、それまで甘いものは食べずにいきます(笑)

タータン・アフタヌーンティー

一月ももうすぐ終わり!!本当にあっという間です。
お正月明けにひどい風邪をひき、体調が戻らないまま仕事を続けていました、健康のありがたさを実感しました。インフルエンザではなかったのですが、これからかかる可能性がまだまだあるので、しっかり気を付けていきたいです。

さて、1月18・19日と、東京の「Cha Tea紅茶教室」さんで「タータン・アフタヌーンティー」(トークイベント)をさせていただきました(≧▽≦)
いつもお招きいただき、心より感謝しております。今回も、私が告知する前にすでに満席になりました、とのご連絡を受け、さすが!!!Cha Teaさん!!!と、感動していました。
Cha Teaさんではだいぶ前に、タータンのセミナーをさせていただいているので、今回は三鷹市美術ギャラリーさんで開催中の『タータン展』とからめて、タータン展の見どころを中心にお話をさせていただき、そのあとはタータンをテーマにしたアフタヌーンティーという二部構成。

すでにタータンの基礎知識は得ておられる生徒さんたち。歴史のほうはさくっとお話して…とはいえ、お伝えしたいことはたくさん!それに、タータン展のお話もしたいし!!これも話そう、これも!!と、やっぱりテンションあがってしまい、少し時間をオーバーしてしまいました…Cha Teaさん、ごめんなさい~<(_ _)>

Cha Teaさんは昨年のクリスマス、タータンをテーマにクリスマス・ツリーを飾り付けられていた期間があり、じかに見せていただきたかったのですが念願叶わず…。悔し涙を流していた私のために、二日間だけ、タータン仕様にお部屋を飾ってくださいました♪♪本当にありがとうございます(;O;)

テーブル・コーディネートも、2つのテーブルそれぞれ違っていて…どちらも素敵すぎます!!
よく見ていただくと、ティーカップは全部タータン柄なんですよ。それも、お一人お一人、全部違うタータンなの。

↑こちらのダイアナ妃のお人形。実際にダイアナ妃が着られたタータンのシルクのドレスをそのままお人形にしていました\(◎o◎)/ ファンにはたまらない!!

そして、キルトを着たハイランド男性の陶磁器フィギュア。う~ん、これをコレクションされるCha Teaさん、只者ではありません(笑)

アフタヌーンティーに供されたお菓子は、すべてスタッフのりつえ先生の手づくりなんですよ♪スコットランド菓子の、クラナハンダンディーケーキに、ミレニアム・ショートブレッド…。ファッジの包み紙は、なんと、タータン展のオリジナル・タータンミント・タータン」のマスキングテープを使っていました!素敵なアイディア♪♪きっと、タータン展の会場では、マスキングテープがたくさん売れたことでしょう!!
お菓子は私もご相伴にあずかりました。どれもおいしかったです(#^^#)

私のタータンの本、英国ファンタジーの本も、たくさんの方にご購入いただきました。本当にありがとうございました。タータン好き、ファンタジー好きが、私だけではないということが肌で感じられるので、セミナーをするたびにうれしくなります。

Cha Teaさんのブログはこちら。https://ameblo.jp/tea-school-chatea/entry-12433985387.html

タータン展は、2月17日まで、三鷹市美術ギャラリーさんで開催中です。何度でも、足をお運びいただき、夢のような展示をぜひとも満喫していただけましたら幸いです。http://mitaka-sportsandculture.or.jp/gallery/