読み親しんだアメリカの児童文学

拙書『ヴィクトリア朝の子どもたち』(河出書房新社)の共同著者ちばかおりさんが、『花開くアメリカ児童文学』(河出書房新社)を出されました♪

副題に”「若草物語」から「大草原の小さな家」まで”とあります。
19世紀~20世紀半ばにかけて、アメリカでは良質な児童文学が数多く生まれました。

日本でも翻訳され、今まで読み継がれている中から馴染みのあるものを取り上げ、その時代背景を、キーワードを中心にわかりやすく解説しています。

アメリカは50にもわたる州を持つ広大な国で、東西南北、その地域独特の歴史や文化がありますが、それらを、小さい頃読んだ作品からひもといてくれているので、ああ、なるほど、ここはこういうことだったんだな、と納得しました。
また、奴隷制度、ゴールドラッシュ、南北戦争といった目をそむけてはならない歴史についてもしっかりと書いてくれています。

ラインナップされているアメリカの物語は、小さい頃、ほぼ読んでいたはずですが、すっかり内容を忘れているものもあります。
『シートン動物記』は夢中で読みましたが、なぜか忘れてしまいました。
『エレン物語』『すてきなケティ』も忘れていました。
『少女レベッカ』は『少女ポリアンナ』とごっちゃになっていました( ̄▽ ̄;)
”よかった探し”はポリアンナですね。レベッカより、ポリアンナのほうが、私の中に残っていたんだなと、再発見。

読んだつもりだったけど、実はアニメやテレビドラマのほうが印象的だったという作品も(ラスカルやローラ・・・)。

リンバロストの乙女』と『そばかすの少年』は、河出書房新社さんが、文庫で復刊してくださっているので、それで読みました。

アメリカとイギリスをまたにかけて活躍したバーネットや、隣国カナダの『赤毛のアン』(出版社はアメリカでした)も、紹介されています。

ぜひ、自分の子ども時代を振り返りながら、あの頃読んだお話をもう一度、深く味わってみてください~。

冒頭で取り上げられている『若草物語』は、2年前に映画『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』が公開されてまた注目されましたね。

私は3年前に、みなさんとツアーで作者ゆかりの場所に行っているので、その時のことをまた思い出しています。

よければその時の日記も読んでみてくださいね。

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