飛び出す絵本、グランマ・モーゼス展

終わってしまったんですが、2021年後半に訪ねた企画展についての備忘録。

★『世界のとびだす絵本展 ~わくわく楽しいしかけ絵本の世界~

磐田市香りの博物館で開催。

しかけ絵本とは、飛び出す(ポップアップ)、開く、つまみを引く、穴あき等のほか、ホログラムを使用したもの、音が出るもの、香りのするものなど、絵本に何か細工が施されたものをいいます。

たくさんの種類があるんですよねー。

国立国会図書館のHPから、しかけ絵本の検索ができますよ。

フォトスポットになっているこの不思議の国のアリスの飛び出す絵本は、現在も発売されているものの拡大版。
大きくするとさらに迫力が増しますね。

スターウォーズ、ハリー・ポッター、不思議の国のアリス、ピーターラビットなどなど、人気の作品のしかけ絵本のほか、海外や、日本の古いしかけ絵本も展示されていました。

静岡県内での緊急事態宣言が開けていたので、手に取って(ビニール手袋をつけて)楽しむことができました。
また、ガラス棚の中の絵本は、QRコードを読み込むと、ページをめくってどう動くかが動画で見ることができました。考えられていますね。

子どもでなくても、しかけ絵本って、ワクワクします。
現在も販売されている絵本もたくさんあったので、欲しくなってしまいました(≧▽≦)

ディスプレイしているだけでも楽しいですよね!

★『生誕160年記念 グランマ・モーゼス展 ~素敵な100年人生~

静岡市美術館にて開催。

企画展に合わせたデザインに変わるエレベーター。毎回必ずチェックします。

グランマ・モーゼス(1860~1961)は、アメリカの画家。
本名アンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼス。
グランマ・モーゼス(モーゼスおばあちゃん)の愛称で親しまれ、101歳で亡くなるまで1,600点以上の作品を残しました。

夫を亡くし、病気がちの娘と孫娘を世話するため、1930年代に刺繍絵を製作。
リウマチの悪化で刺繍が困難になって、絵のほうへ。

最初は売れなかったそうですが、モーゼスの絵に偶然出会った男性が才能を見出したそうで、1980年に、80歳で初個展が開かれました。

田舎の農村風景や、古き良き時代の暮らしを描いたモーゼスの絵は、またたくまに人気を博し、誰もがしる画家になっていきます。

子どもが描いたような絵で、自分も描けると思ってしまいがちですが、そうじゃないんですよねー。

モーゼスの若い頃、19世紀後半、農村部ではまだ自給自足の暮らしが普通で、ろうそくや石鹸づくり、キルトづくり、ジャムづくりなど、手作りだったんですよね。赤毛のアンに通じるものがあり、私はモーゼスの絵は大好きです。

近代化、大恐慌、大戦など、人々の心や暮らしが大きく変化し、つらい経験もあった中で、モーゼスの絵は安らぎや癒しを与えたのでしょうね。

フォトスポットは出口のここだけ。「アップルバター作り」の絵。
ミュージアムショップで、そのアップルバターが売ってました!

ポストカードを買おうかと思いましたが、実際の大きな絵を見てしまうと、ポストカードは小さすぎて細部がよくわからず、やっぱり原画がいいなあと、しみじみ思いました。

 

コロナ禍ではありますが、今年一年、さまざまな企画展を観ることができて感謝です(;_:)
こうした芸術はやっぱり日々の暮らしに必要ですね。

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