茶農家さんのアフタヌーンティー♪①

先日、静岡県中部、川根本町の茶農家さん「鈴木茶苑」さんの限定コラボアフタヌーンティーにお茶友さんと行ってきました♪

鈴木茶苑さんのお茶と、同じく川根本町のカフェ「風工房」さんのお菓子がセットになった、すてきな企画(≧▽≦) しかも、お茶のお土産付き♪♪
鈴木茶苑さんのインスタグラムをフォローしているので、この案内があがってすぐに申し込んじゃいましたー。

お値段も一人1,500円と破格!!!
これは静岡県民限定の「大井川あそぼうけん」での企画だから。島田市と川根本町が、観光事業の一環で発行するお得なチケットで、島田市と川根本町にある15の体験・アクティビティを、通常価格の半額で体験することができるというもの。
秋の行楽シーズンに、島田、川根本町に来てほしい、という目的で10月1日に発行されました。

10月1日がフリーだったので、私は午前にすぐにコンビニでこの券を買うことができたのですが、午後にコンビニに行ったお茶友さん二人から、売り切れになってました~~~(;O;)!!!とのメールが( ゚Д゚)
え~~~~そんなに人気の券だったの~~~~!!!

何より、予約しちゃったのに券が買えないのは一大事。鈴木茶苑さんにお問合せしたら、予想外の売れ行きで、急遽、再発行が決まったとのお知らせ。次は買わなくちゃ!!!ということで、無事に再発行日にゲットできました。

私は『紅茶をめぐる静岡さんぽ』(マイルスタッフ)という本を出させていただいており、静岡県内で紅茶をティーポットで出してくれるお店を90軒ほど、取材して、本書でご紹介しています。
「風工房」さんもこの本で取材をさせていただいたところ。ずっと行けてなかったんですが、その間に、お嬢さんに代替わりされたのだそうです。アフタヌーンティー当日に、お嬢さんにお目にかかることができました(#^^#)


現在も販売中ですが、データがちょっと古くなってしまったのでお問合せいただければ少しサービスできますのでよかったら~。

↑本書では、和紅茶、和紅茶生産者さんもご紹介しています(^^)/
(私、和紅茶の応援団として、和紅茶のセミナーもさせていただいています)
その関係で、静岡県内の和紅茶の生産者さんとお話をする機会も多く、鈴木茶苑さんは、一代目の鈴木勝彦さんに大変お世話になっています。

紅茶は今でも勝彦さんがバリバリつくられているそうですが、緑茶やほうじ茶などは二代目の息子さんご夫妻ががんばっておられます。今回のアフタヌーンティーも、若いお二人の発案だとか。

新たにお茶工場を増設され、その横でのアフタヌーンティーです♪
お茶とお菓子をいただくだけだと思っていましたが、二代目みずから、茶工場を案内・説明してくださり、アフタヌーンティーの時も、そばに座って、出すお茶への思い、どのように作っているのか、などを、やさしく、丁寧に、熱く語ってくださいました。


昔、このあたりでは、摘んだ茶葉を、座敷に広げて萎凋(いちょう)していたとか。萎凋というのは、茶葉の水分量をぬくために、茶葉を置いておいてしおれさせる工程です。そうすることで、茶葉が持つ酸化酵素の働きによって発酵がうながされるからです。萎凋をすることで、青っぽかった生葉の香りが、花や果実にもたとえられる独特の芳香に変わっていきます。

煎茶は発酵させないので、香りはご法度。萎凋させずにすぐに蒸してしまいます。でも、嗜好が多様化し、最近は香り緑茶といって、萎凋をして香りを出した緑茶も堂々と販売できる時代になりました。私は香りのするお茶が好きなので、萎凋したお茶と聞くと、あ、私好みかな?って、だいたいわかります(;^_^A

川根でも、昔は萎凋させた緑茶だったんですね。鈴木さんは、その時の素朴な、香りの高いお茶を作りたいと、竹かごに茶葉を広げて萎凋しているのだそうです。大きなかごが、上のほうに並んでいました。今じゃ、こういうかごも売ってないですよね。茶業をやめられた方から譲ってもらって増えたとのこと。


そして、この古い製茶機!! 昭和29年製です。今じゃ、この機械をお持ちの方もほとんどいないのでは。幸運なことにこれを手に入れることができたと、鈴木さんもうれしそうに話してくれました。きれいにして、ない部品を補うなどの手入れが必要だそうですが、早くこれを使えるようにして、これでお茶を作りたいと話してくれました。
昔使われていた製茶機で、昔ながらの萎凋した緑茶を作る。手間もかかるし、大量生産はできないけれど、自分が小さい頃親しんだ、香り高いお茶を作っていくという自分たちのビジョンに合うと。

この製茶機、「高林謙三翁発明」と記してある「高林式粗揉機」です。高林謙三(1857~1941)は、埼玉県生まれ。裕福な医者でした。海外との貿易不均衡を知り、国益のためには茶の振興だということで、茶苑経営を始めます。しかし、手もみ製法ではつくれるお茶の量は限られています。そこで製茶機械の発明に力を注ぐのです。
失敗して資金がなくなっても諦めずに続け、明治31年、茶葉粗揉機の特許を取得し、製造も開始されます。
粗揉機製作の特約を結んだ松下工場の名前も、上の写真に書いてありますね!
この字の書体もいいですねぇ~~~。と、お茶友さんと盛り上がり(笑)
アフタヌーンティーをいただく前にだいぶ茶工場で話し込んでしまいました(^^ゞ

ということで、アフタヌーンティーの話は次回。

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