エリザベス女王、ジョンソン首相、メルケル首相の言葉

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明日4月12日(日)は、イースター・サンデーですね。イースターは毎年日が変わるので、うっかりすると忘れてしまいそう(^^;

さて、イギリス英語発音スクールをされている高島まきさんが、先日発表されたエリザベス女王からの「お言葉」を聴きながら、上流階級に特徴的な発音を解説するという動画を作られました! ご興味のある方はぜひご覧になってみてください。

階級が上のひとほど、口を動かさない。特徴的な三重母音というのも、すごく興味深く拝聴いたしました。

私がいつまでたってもイギリス英語が聞き取れないというのも、こういう特徴を知ってないからなんだろうな・・・と(;^_^A

エリザベス女王のお言葉も、こうやって一つ一つ、言葉を見ていくと、本当にしっかりと正面を向いて、きちんと思いを伝えられている・・・さすがに全文英語は理解できませんので、日本語訳をぐぐってしまいました↓ (以下、長いです)

「現在の危機的な状況に直面しているみなさんに、私からお話をしたいと思います。この国では現在、国民生活に混乱が生じ、一部の人々に悲しみをもたらし、また多くの人に経済的困難をもたらすなど、日常生活に大きな影響が出ています。

私はNHS(国民保健サービス)の最前線にいる人々やケアワーカー、そして献身的に日々の仕事を続けて私たちを支えてくださっている人たちに感謝したいと思います。あなた方の仕事が高く評価され、その懸命な努力が刻一刻と私たちを普通の生活に近付けていることを、国全体が保証してくれていると確信しています。

また、家にとどまって弱者を守り、多くの家族を助け、愛する誰かを失ってしまった人たちが感じている痛みを和らげてくれている方々にも感謝したいと思います。私たちは共にこの病気と闘っています。もし私たちが団結して毅然とした態度を貫けば、この危機を克服できるでしょう。ですから、みなさんに安心していただきたいのです。

そしていつか、この困難をいかにして乗り越えたのかということを誇りに思っていただきたいと思います。私たちの後の世代の人々は、この世代のイギリス人は他のどの世代よりも強かったと語るでしょう。自制心、静かでユーモアに富んだ精神、仲間意識といったものは、今でもこの国の特徴です。私たちが何者であるかという誇りは、過去の一部ではなく、現在と未来を定義するものなのです。

イギリスが団結して、自国のケアと暮らしに必要不可欠な労働者たちに拍手を贈った瞬間は、我が国の精神の表れとして記憶されるでしょう。そしてそのシンボルは、子供たちが描いた虹です。

私たちはイギリス連邦中、そして世界中で人々が一緒になって他の人たちを助けているという心温まる話を見てきました。それは、食料品の小包や薬を配達したり、近所の人たちの様子を確認したり、救助活動をするために企業活動を変化させたりすることです。

自主隔離は時として困難なこともありますが、あらゆる信仰の多くの人々、そして誰もが、自主隔離が祈りや瞑想の速度をゆったりとさせ、間をおいてよく考える機会を与えてくれることに気付きつつあります。

1940年に、妹に手伝ってもらって初めて作った映像を思い出します。当時子供だった私たちはここウィンザー城から、自分たちの安全のために疎開してきた子供たちに向けて話をしました。今日もまた、多くの人が愛する人との切ない別れを感じるでしょう。しかし今、私たちは心の底からそれが正しいことだということを知っているのです。

私たちはこれまでにも困難に直面してきましたが、今回は違います。今回の私たちは科学の偉大な進歩と本能的な癒しへの思いやりを武器に、世界中の全ての国が共通の取り組みに挑んでいるのです。私たちは成功するでしょうし、その成功は私たち全員のものになるでしょう。

我慢するべきことはまだあるかもしれませんが、より良い日が戻ってきます。私たちは再び友達に会うことができ、再び家族と一緒に過ごすことができるでしょう。私もいつかまたみなさんにお目にかかると思います。

でも今のところは、感謝の意と心からのお祈りをお伝えしたいと思います」(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200406-00010002-bazaar-entより)

もちろん、ご自身がコロナウイルスに感染してしまったジョンソン首相の言葉も、真剣な思いが伝わってきました。イギリスのトランプと言われている方ですが、そんな中傷をふっとばすくらい、国のトップとしての、響いてくる言葉でした。どこぞの総理とは大違い・・・というのをしみじみと感じます。
日本語の字幕あります。ぜひご覧になってみてください→https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59872
早く回復されることを祈るばかりです。

もうひとつ、心を打つトップのお言葉として、ドイツのメルケル首相の言葉も。
明日はキリスト教徒の大事な行事であるイースターですが、それを前にしてのメルケル首相の言葉も胸を打ちます。
こちらも日本語を(https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200409-00000002-courrier-intより)記録として残します。

様子を見ながらの、中途半端な政策をだらだらと打ち出している日本。いくら辛抱強い日本人でも、限界がきます。コロナの限界と国民の限界・・・最悪の事態になる前に手を打ってくれないと( ;∀;)

「国民のみなさん、こんにちは。今日、こうしてまた首相府からみなさんにお話しすることができるのを嬉しく思います。自宅隔離を終え、体調も万全です。私はいま、14日間一人で家にいること、14日間電話やインターネットでしか世界と繋がることができないのは、簡単ではないと確信しています。

新型コロナウイルスにより自宅に一人でとどまらないければならない高齢者や持病のある人にとって、そして私のように隔離を求められている人にとって、この時期はとくにそうでしょう。そうした状況にいる方々に、心からお見舞いを申し上げます。

このウイルスとの戦いにおいて、私と連邦政府にとって何が意思決定の指針となるのか、いま一度みなさんにお伝えします。まもなくイースターが始まります。ふだん教会に通う何百万人ものキリスト教徒にとって、復活祭(日曜日)とは、家族みんなで散歩(エッグハント含む)をしたり、焚き火をしたり、あたたかい南部の湖で過ごしたりするものでしょう。でもそれは、これまでの話です。今年は違います。

私が今日申し上げたいのは、私たちはこれまでとはまったく異なるイースターを過ごすことになる、というものです。もちろん、キリスト教徒は受難日(金曜日)と復活祭を祝うことでしょう。でもほかの信者と共に教会に集まることはできません。この数週間、各教会がテレビやラジオ、インターネットを通して素晴らしい礼拝を多くの人々に届けてくれていることを嬉しく思います。イースター期間中はさらに増えることでしょう。

そして私は、国内の宗教施設で集まることができないユダヤ人やイスラム教徒、そのほかの宗教を信じるみなさんのことも想っています。緊急事態宣言は、社会に大きく影響するものであり、緊急時に最小限の期間しか受け入れるべきでないものの一つです。

この2週間の自粛ルールを守りながらも、イースター中に散歩をすることはできるでしょう。ただ、それは同居する家族とのみ、あるいは家族以外の1人とのみ可能です。加えて少なくとも1.5m、できれば2m間隔をつねに空けなければいけません。頻繁な手洗いも忘れないようにしましょう。

マスクを着けていたとしても、ソーシャルディスタンスを保つことをつねに心がけてください。ウイルスに対するワクチンや治療薬がない限り、ソーシャルディスタンスを保つことは最も効果的な予防法なのです。

もう一つ、肝に銘じてください。たとえ小旅行であっても、イースター休暇中にドイツ国内の湖や山、親戚を訪ねてはいけません。

とても辛いですね。わかります。私たちは好きなときに好きなだけ移動し、旅をし、したいことをするのに慣れています。私たちの自由な人生の基本です。ですが突然、こうしていくつものルールや規制ができました。でもこれらは命に関わる重大なものです。ですから私は、このイースター直前のいま、もう一度みなさんに思い出してほしいのです。

みなさんのなかには、「もう2週間も要請に従っている。あとどれだけ続くんだ?」と思う人もいるでしょう。わかります。ですが、私がいま解除日を端的に申し上げ、今後の感染率を鑑みてもし約束を果たすことができなかったら、とても無責任なことになってしまいます。

約束をもし私が台なしにしてしまうことがあれば、医療も、経済も、社会もどんどん悪い状況になるでしょう。
私がみなさんにお約束できるのは、連邦政府を頼ってくださいということです。私も昼夜問わず、どうすればみなさんの健康を守りながら、元の生活を戻すことができるかを考えています。

もし私たちが自分の責任について考えなければ、それに応えることすらできません。同じように、現実にそぐわない要請解除日を決めたり、間違った希望を膨らませたりしては、責任を果たすこともできません。

あらゆる視点から全体像を捉えるのは、とても骨の折れる仕事です。ですが、親愛なる国民のみなさん、連邦政府と私個人がこの仕事を担うことに期待していてください。それがまさに私たちが取り掛かっていることです。お約束します。
このことで成功し続けるため、私は今後もみなさんの協力を必要としています。率直に申し上げます。この数週間、国民のみなさんは多大な協力をしてくださっています。我が国の最も良いところが表面化しています。このことに私は感謝しきれません。

コロナウイルスの感染は、ドイツでもいまだに急増しています。この病により命を落とした方々、そしてご家族と友人に心からお悔やみを申し上げます。

毎日数千人が新たに感染しています。つまり、新たな患者も毎日増え続けているということであり、一部の方々は病院での集中治療を必要としています。

重症の方々を含め、まだみなさんに必要な治療をできる状態にあります。私たちは人間社会に生きています。数字ではなく、一人ひとりの尊厳が守られるべきです。

ロバート・コッホ研究所による最新情報では、新たな感染者の増加ペースは数日前よりもわずかながら落ちてきています。ですが、これを「傾向」として結論づけるにはまだ早すぎます。いまの時点で規制を緩めることもまた、早すぎるのです。

専門家は、要請にみなさんが従うことで、感染カーブを緩やかにすることができると言っています。私たちは、医療システムがコロナ禍という大きな負荷にきちんと対応できる状態にしておかなければなりません。

4月1日の州首相との会議では、自粛要請ガイドラインはいったんこれまで通り、イースター明けの4月19日までとすることで一致しました。それ以降の指示は、ウイルスの拡大状況と病院への影響に大きく左右されます。

いまは不安が募るときであることを、私もよく理解しています。みなさんの家庭、職場、そして国全体が要請によってどう変わるか、という問題ですから。政治家がただみなさんの心配を取り除くことができるわけではありません。

ですが、政府としてできることはすべてやる心づもりでいます。この数日間、ドイツでは過去最大級の経済対策と社会保障をしています。助成金やローン、短期の休業補償に対する数え切れないほどの手続きが、なるべく官僚的ではない形で迅速にされています。
みなさん、覚えていてください。連邦政府はみなさんとともにあります。私たちの社会的市場経済が価値あるものだということを示すために、できることすべてに取り組んでいます。

私たち国民全員が、このパンデミックからほぼ毎日学んでいます。科学者も、政治家も同じです。みなさんの忍耐に感謝します。

ルールを守り、人との接触を控えてできるだけ家にいるみなさんは、それだけで能動的にいいことをしているのです。この状況下で、どうしたらほかの人の力になれるかと考えを巡らせている人も同じです。

確かにソーシャルディスタンスは守らなければなりません。ですが、それが親しみや愛情、連帯感を示すのに妨げるになることはありません。手紙を書き、電話をかけ、スカイプで話し、ほかの人の買い物を手伝い、自宅でのコンサートをネット配信することもできます。これらのすべてが、いまの時期を一緒に乗り越えていく力になります。

“その後”は必ず訪れます。心から祝うことのできるイースター休暇はまたやってきます。「結果論」としての素晴らしい生活が戻る時期がいつになるかは、いまの私たちの手にかかっているのです。

共に力を合わせて、この危機を乗り越えましょう。それが、私たちにいまできることなのです。」

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