英国ファンタジーツアー日記 その2

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イギリス二日目。6月1日(金)は、丸一日、ピーターラビットと作者のビアトリクス・ポターゆかりの場所をめぐります。
まずは、レイ・カースル(Wray Castle)へ。ビアトリクスが初めて湖水地方を訪れたのは1882年(16歳のとき)。
家族でここに滞在しました。裕福な医者が何年もかけて建てたという、まさに城のような屋敷です。

ビアトリクスはここで、ハードウィック・ローンズリー牧師と出会います。ローンズリー牧師はナショナル・トラストの創設者のひとり。
のちにビアトリクスに大きな影響を与えることになるのです(ビアトリクスはナショナル・トラストの主旨に賛同し、多くの寄付をすることになります)。
レイ・カースルはナショナル・トラストが管理していますが、オープン前なので、外観を見て、周りを散策をさせてもらうにとどまりました。

そして、いよいよ、ピーターラビット絵本の舞台となったニア・ソーリーへ。幅の狭いくねった田舎道が続く湖水地方。
特にニア・ソーリーへの道は顕著で、大型バスでは行けないということで小型のバスで向かいました。
私は以前、レンタカーでニア・ソーリーを訪ねましたが、びっくりするほど道が狭くて、対向車が来るのも見えないくねくね道が続き、
待避所がどこで出てくるのかもわからなくてハラハラし通しだったので、もう二度と自分で車を運転して行きたくはない場所です(;’∀’)
ロンドンの二階建てバスの運転手さんの上手さもさることながら、今回のツアーバスの運転手さんもお見事の腕前。
対向車との距離数センチ、というスリル満点のすれ違いに成功したときには、参加者みんなで拍手喝采でした(^▽^;)

ビアトリクスがピーターラビットの絵本の収入で、1905年に購入した農場「ヒルトップ」は、現在ナショナル・トラストが管理し、
一般に公開されています。小さな家なので、人数制限があります。チケット売り場はヒルトップから離れたところにあり、
私たちのツアーは日本からすでに予約済みですが、添乗員さんが全員のチケットをゲットしてくるまでかなりの時間がかかりました。
時間指定での入場、私たちは11時の予約で、時間に遅れたら、入れません。

実は、5月の末から6月にかけて、イギリスの学校は「ハーフターム」という、学期の中間休みがあるんです。
知人から、この時期はハーフタームで、みんなが子どもを連れて旅行をするので、どこに行っても混むよ、とは言われていました。
実際に、ヒルトップも、家族連れで大賑わい(子供が好む施設はどこもすごい人でした)。当然、マイカー移動の人々で道路も混むわけです。
今回のツアーはもろにハーフタームに重なってしまったため、通常以上に混雑していたと思います。今回は湖水地方のホテルの空きに
合わせたためどうしようもなかったのですが、この時期にイギリス旅行を計画される方は、ご注意を。

ヒルトップ入場時刻11時まで時間があるので、絵本の舞台になった場所を説明しながら、ニア・ソーリー村の中を散策。
と~っても小さな村なので、あっという間に回れてしまいますが、じっくりと味わいながら写真も撮って…
憧れの湖水地方です、お天気もいいし、みなさん大興奮です!(^^)!

↑『パイがふたつあったおはなし』に描かれた家と前庭。「バックルイート」は現在B&Bになっています。(初めて湖水地方を訪れた時に泊まりました♪)

↑このポストは『ピーターラビットのアルマナック』でピーターがバレンタイン・カードを出している場面に描かれました。

一番右に見える白い家は、ビアトリクスがウィリアム・ヒーリス氏との結婚後に住んだ家「カースル・コテージ」です。個人宅のため、中は見れません。ビアトリクスはプライベートはこの家で過ごし、ヒルトップのほうは仕事部屋や、接待として使っていたそうで、中央に広がっている牧草地を横切って、ヒルトップと行き来していたそうです。

11時には全員が時間通りに集合し、いざ、中へ。人数制限しているとはいえ、やっぱり20人以上の人々が、狭い一つ屋根の下にいるというのはたいへんな混雑で…。一つのところに集中しないように、ばらけながら見学して行っている感じです。
以前は館内の撮影は禁止でしたが、今は撮影オーケーになっているんですね、これはうれしかった!(でも館内はとっても暗いのでぶれてしまう…)

ビアトリクスは、実際の家の中をスケッチして絵本に描いているので、ここがあのシリーズの挿絵になったところだ!と、確認しながら
見ていくと、時間もあっという間に過ぎてしまいますね。ギフトショップも見たいし、お土産も買いたいし…!忙しい!!(;’∀’)
建物の入り口も、上の写真の庭からの写真も、人が途切れるまで、かなり長い時間、じっと待って、やっと撮ったんです(-_-;)

↑お昼は、ヒルトップのとなりにある「タワーバンク・アームズ」で。このパブも、絵本に描かれています。お店の前の車が停められるスペースにはぎゅっと車が停まっているので、車のないすっきりした全体写真が撮れません…(これはどこもそうなのですが)。なので、かなりアップでパシャリ。こちらは1階がパブで、2階が宿泊施設になっています。すぐ隣りがヒルトップですから、絶好のロケーションですよね~。私はまだ泊まったことがないので、いつか泊まりたいです。

私たちは奥の個室でお昼をいただきました。暖炉の上には、ピーターたちのぬいぐるみが並んでいました♪
(つづく)

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