9月のイギリス旅行記 その8

今日は、夕方までにグラスゴー近郊の「ウィ―バーズ・コテッジ」まで行かなくてはいけないので、お昼前にフェスティバルを切り上げました。日本の高速道路のような存在である道路(M90)に乗り、エディンバラ方面へと南下。フォース湾を渡るフォース・ブリッジの手前から渋滞。フォース・ブリッジをのろのろ走っている私の左手には、あの、2015年に世界文化遺産になった「フォース鉄道橋」が、くっきりはっきり、見えます!!! うわー、美しい~~~写真に撮りたい~!!!でも運転してるから無理~~(>_<)  全長2530m。5万5千トンもの鉄を使っているので「鋼鉄の恐竜」とも呼ばれる、世界で最も長いカンチレバートラス橋で、スコットランドの紙幣にも描かれています。100年以上たった今も、現役で鉄道を支えています。  この橋には日本人が関わっているんですよ。グラスゴー大学に留学した、渡邊嘉一さんが。卒業後もスコットランドに残り、当時建設中だったフォース鉄道橋の建設工事監督になりました。  去年のイギリス旅行で、実はこの橋へ行くためにレンタカーを借りたのですが…お金をけちってナビを借りなかったために、道がわからなくなり、断念せざるをえなかったのです(>_<) ああ、いつか、この橋のそばまで行きたい…。  フォース・ブリッジを渡ったあとは、グラスゴー方面へ、M9道路をどんどん走ります。お昼を食べておらず(毎度のことですが)、さすがにぐーぐーおなかがなるので、サービスエリアへ。M&Sのチキン・アボカド・サンドイッチで遅いランチ、そして忘れずに給油。ウィ―バーズ・コテッジには思ったよりも早く到着。その頃から雨が降り出しました。
 1723年に建てられた、織工の家で、当時の暮らしがわかる歴史的建物としてナショナルトラストが管理しています。ここキルバーカンという村は織工の村として栄えていました。1695年当時は30~40の織り機がありましたが、1838年には800機にまで増えていました。しかし1950年頃には数えるほどしか残らず、手織り産業は衰退しました。
 このコテッジには、大変貴重な、200年前の手織り機(下の写真)が残っており、動せる人がいた時には実際に実演もしていたそうですが、今は動かせる人がいないとのこと。この織機を動かしている男性の写真が飾ってありました。20世紀最後の手織り工の一人、ウィリー・メイクル氏です。
 ウィリーはタータン織りの名手で、彼が織ったタータンのサンプルが引き出しという引き出しに、びっしりと並んでいます。その数700以上。皇太后やジョージ六世のためのタータンも担当し、”王さまのキルトメーカー”として知られていたそうです。両面違うタータン柄の布地を織るテクニックにもたけていた人で、その布地のサンプルも見ました。タータン好きには、目を見張るようなものが、数多く展示されており、かな~り興奮してしまいました♪

 スタッフのクリスティンさんが、年代的にもっと新しい手織り機を動かして見せてくれました。(いずれ200年前の織り機も動かせるようになりたい!とおっしゃっています)

 糸の色を変えて、綾織りがどういう織り方かがわかるようになっています。実際に織らせてもくれます。

 クリスティンさんがデザインした「バノックバーンの戦い」(1314年、ロバート・ブルース率いるスコットランド軍が、エドワード2世指揮下のイングランド軍を撃破し、スコットランドの独立を奪い返した戦い)を記念したタータン↓

 気に入ったので、このタータンのストールを購入してきました。タータンや織りに興味のある方にはおすすめしたい場所です。4~9月の、限られた曜日しかオープンしていないのでご注意くださいね。
 かなりの雨が降ってきましたが、来場者はどんどん来てました。うれしいですね。
 今日の予定はこれで終了。宿泊先へと向かいます。車で約1時間。明日は、世界遺産のニューラナークへ行くので、その近辺で探しました。空いてなかったり、料金的に折り合うところがなかったりで、やっと、乗馬クラブに併設するホテルを見つけました。趣のあるなかなかよいホテルではあったのですが、夜に事件が起こったんです……。
(旅行記はつづく)
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