レア?!夏目漱石羊羹

ずいぶん前ですが、仙台の実家に帰った際、やっと買えた「漱石羊羹(ようかん)」。新聞の広告で見て、お店を訪ねたのですが、直営店や駅前にしかないと言われその時は諦めて、今回の訪仙でリベンジをと…。
 仙台駅の「白松がヨーカン」の売店へ。「白松(しらまつ)」はモナカで有名ですが、羊羹もあるんです。店頭に並んでいなかったので聞いてみると、いつも置いているわけではないという。予約はできるのか聞くと、予約はできないという。毎日作っているわけではないともいう。いったい、どうやったら買えるわけ???(怒)
 すると責任者らしき男性が来て、もしかして別の店舗に在庫があるかもしれないからと、その場で電話で聞いてくれた。最初からそうしてくれればいいのに…。
 同じフロアの別の店舗に残っていることがわかったので、購入できました。もしかしてものすごくラッキーだったのかな、私。

 これが、作家・夏目漱石没後100年を記念した「小型羊羹 漱石セット」(1450円)。漱石の蔵書や資料を集めた「漱石文庫」がある東北大付属図書館と共同開発したものだそうです。題して「吾輩ハ羊羹好キデアル」
 図書館が所蔵する「吾輩は猫である」の初版復刻本をモチーフにした化粧箱は、まさに本ですね。


 表紙を開けると、こうなっています。包装紙は、漱石が仙台市出身の詩人土井晩翠に送った自画像入り絵はがきをデザインしたのだそうです。とにかく凝っています。二本の羊羹の味は、漱石が好んだ紅茶とピーナツの二つ。ピーナツは、持病の胃潰瘍を悪化させてまでもやめられなかった大好物だったそうです。
 英国は嫌いでも、紅茶は好きだった漱石。大学の教え子たちに紅茶を振るまったとも言われています。そういう逸話が、箱の内側にもびっしり書かれてありまして、細部にまで徹底したこだわりが詰まっているんです。

 どちらもおいしくいただきました♪ ところで東北大学になぜ漱石文庫があるのかというと。大正5年(1916年)に漱石が亡くなったあと、蔵書は戦災を逃れるために、遺族のもとから、東北大学付属図書館長を務めていた愛弟子のもとに移されたのだそうです。東京大空襲を逃れて残ったのは、東北大学に移したからなんですね、知りませんでした。
 そうわけで、昨年2016年は、漱石没後100年、今年2017年は生誕150年ということになり、記念羊羹が誕生したわけです。限定品とも聞いているので、今後また買えるのかどうかわかりませんが、とても素敵なお土産品にもなるので、ずっと続けて製造してほしいです。
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