モンゴメリ家の品を守ろう!!

先週、私がツアーをさせていただいた、カナダのプリンス・エドワード島は、小説『赤毛のアン』の舞台になった島で、作者のルーシー・モード・モンゴメリが生まれ育った故郷でもあります。この小説のヒットで、同じカナダ人の中でさえ知らない人が多かったプリンス・エドワード島は一気に注目されたのです。
 島には、作者モンゴメリゆかりの場所がたくさん残っており、それらのほとんどは、地元の有志の方や、モンゴメリと血縁関係にある方が、誇りを持って修復、復元、維持管理をしてきました。
 とはいえ、維持するには大変な労力と、時間と、そしてお金がかかります。
 私が島に住んでいた時にオープンした、モンゴメリの祖父の家(L.M.Montgomery Heritage Museum)は、アン・シリーズに出てくる陶器のペアの犬の置物「ゴグとマゴグ」のオリジナル(現存するのはマゴグのみ)のオリジナルが残っており、他にもモンゴメリの作品に出てくる小物が保存されています。訪れたことのある方も、いらっしゃることでしょう。
 とはいえ、経営が難しかったのか、短い期間で閉鎖されてしまい、売りに出されるという話も出ていたほどです。
 先週も、ツアーの参加者のみなさんをご案内しながら、以前は博物館として公開されていたのですが、今は残念ながら閉鎖されています、とお伝えし、外観だけを悲しく眺めてきたばかり。
 それが、建物はモンゴメリ家の方が継承するものの、家の中の調度品はオークションで売りに出されるとのニュースが!!!
 大事な品々が、ばらばらに誰かの手に渡って、最悪、島から外へ出て行ってしまうのは、本当に残念なこと。とはいえ、私が買い取れるわけでもなく、買ったところで有効に保存できるわけもなく、無力を痛感していたところに、地元プリンス・エドワード州立大学(UPEI)の「モンゴメリ研究所」へ品々を託しましょう、という募金活動が始まったと教えてもらいました。大学のコレクションに加えてもらうということですね。確かに、これ以上に最適な保管・管理者はいないということになります。
 この募金活動を始めたのはモンゴメリ博物館のファンのグループです。このグループが買い取って大学のコレクションに渡したい、ということですね。私は直接の関係はありませんが、私自身がこうした活動を立ち上げられるわけではないので、賛同して寄付をしたいと思っています。私の微々たる金額の募金でも、ちりもつもればで、一助になってくれるでしょう。
 オークションは今月の25日開催です。
 もし、この活動に賛同くださる方は、英語のページですが、こちらのページをご覧ください。

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