家族の庭

シネマイーラさんで上映中のイギリス映画『家族の庭』を観てきました! 2011年第85回キネマ旬報外国映画ベスト・テン第10位の映画だそうです。

 庭、とあるので、庭が出てくるのかと思ったら、市民菜園が中心でした…(笑) もともとのタイトルは「Another year」ですから、邦題のつけかたがちょっとなんですね…。 
 でも映画自体は、それぞれの人生をただ静かに眺める…という感じの、不思議なものでした。終わり方もえ???これで終わり???という感じで。でも、これが、マイク・リー監督の特徴なんだそうです。
 困っている人をおせっかいなほどに助けることは親切ではなくかえってその人をだめにする…。それぞれが自立できるようにある距離を置きながらもやさしく手をさしのべる…それはすごく難しいことだけれど、映画のご夫婦はそれをやっておられます。そこに共感しました。最後のほうに、奥さんが「自分で責任を持たなければ」と言う場面があり、助けを求めるほうも「わかっているわ」と言います。わかっていても、寂しいとつい甘えてしまう。でもその甘えたい気持ちを全面的には受け入れず、大人なのだから強くなろうね、と言っているのが、一番印象的な場面でした。
 こういう、静かに流れて行く映画は、日本映画のわびさびに通じるものがあり、イギリス映画に私が惹かれるのは、そういうところもあるのかな~と思いました。
 浜松では17日まで上映しているそうですので、ぜひご覧になってくださいねスマイル

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