高遠ブックフェス

2010年9月18~23日まで、長野県伊那市の高遠で、ブックフェスティバルがありました!
  去年から始まったブックフェス。”ブックツーリズム”(本を核とした観光のスタイル)を基本とする町おこしの一貫。
 手本にしたのはイギリスはウェールズにあるヘイ・オン・ワイ(hay-on-wye)という町。この小さな町には規模や専門分野など様々な古書店が30軒以上あって、世界中からたくさんの人が集まるブックタウンとして既に40年以上の実績があるのだそうです。
 数年前にそこを訪れたスタッフの二人が、日本にもこんな場所があったら楽しいだろうなと考えたのがこの活動の発端になったのだとか。
 それを聞いたら、本に携わる人間としては行かずにはいられません…かつ、小京都といわれる風情ある町であればなおさら、観光としても行きたくなりますダブルハート
 どうしても行きたくて、22日(水)に主人に連れていってもらいました~。
 この浜松からは3時間。私が山道が苦手なので、高速道路を使いました。よいお天気で、10時前からすでに暑く…。それでも張り切って町を歩きだします。小さな、古い建物の残る風情のある町です。
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 手描きのブックフェス看板がかわいいです。二宮金次郎に似たキャラクターは、このフェスのキャラクターのようです。
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 あちこちのお店の一角が展示になっています。下の写真は、お茶屋さんの店内の蔵(立派!)での展示。いいですね~。
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 道路の脇に本棚が設置されていて、気に入った本が買えるようになっていたり。
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 扱ってあるのは、古本です。もっと、こういうのが多くあったらよかったです。ちょっと少ない。
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 このフェスを知るきっかけになった美篶堂さんの展示は、蔵づくりの酒屋さんの一角で行なわれていました。お店の前には、山から流れてきたきれいな水が。
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 平日だったので、観光客はあまり多くありませんでした。
それよりも、なんと、商店街は水曜日休みらしく、フェス中だというのに、休んでいるお店ばっかり。会場になっている図書館さえ、休館。行きたかった飲食店も休み…。
これにはまいりました。フェス中くらい、ちょっとがんばって開けてほしかったです。何のためのフェスなのかわかりませんね…。遠くから行ったのに…。
 美術館、記念館も、休み…。なんなんでしょ。
 フェスのイベントも、ほとんどが土日祝で、平日にあったのは「高遠歴史散歩」だけ。地元のボランティアの方が案内してくださるということで、これは事前に予約させていただきました。
 とても丁寧に案内してくださり、楽しく町のことを知ることができました。
 高遠城址公園は、桜で有名です(今の時期はもちろん咲いていませんが…)。そこからくだって、ずうっと町を横断。神社仏閣中心に歩いて回りました。気づくと2時間たっていました。暑さに、さすがにばててしまい、お昼に入ったお店で飲んだ麦茶のおいしかったこと!
 歴史散歩の途中の風景。町が一望できる高台から。高いところは涼しい風が通り抜けていきます。
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 さすがに、山々に囲まれているだけあって、用水路の水もとってもきれい。山から流れてくる水の恵み。
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 お土産は美篶堂さんのノートとメモ。古本も一冊。
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 まだ今年で二回目。今後、回を重ねるごとによりよくなっていくと思いますが、まだまだ本の存在が薄い(本の数も圧倒的に少ない)と感じました。
 休みのお店が多く、どのお店にも本が置いてあるという状態ではないし、商店街全体で盛り上げるという意識がまだまだ根付いていないように思えます。それがすごく残念。一部でしか盛り上がっていない、という感がいなめません。小さな町なので、全体で盛り上がらないと、訪れるほうとしては拍子抜けしてしまいます。「本の町になります」というキャッチフレーズなのですから…。
 きびしい意見を言ってしまっていますが、それは、すてきな企画なので、町おこしのよい例としてぜひこれからも続けて、成功してほしいからです。応援していますので、がんばってくださいねスマイル

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