赤毛のアンレシピ・ノート (2)

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『赤毛のアン・レシピノート』(東洋書林)
“Aunt Maud’s Recipe Book”の翻訳です。
 私は英語は苦手ですし、まして翻訳なんてできっこない・・・と思っていました。
 ですが、この原書を一目見て「訳してみたい」と思ってしまったのです。
たぶん、私が求めていた本だったからかもしれません。
なにしろ、「赤毛のアン」の作者・モンゴメリが、実際に使っていたレシピをまとめた本だったのですから。これよ、これ、この本が欲しかったのよ! と有頂天になった私でしたが、反面で、あまり!!!
 でも本が地味(著者のクロフォードさん、ごめんなさい)なので、このまま邦訳されないかもしれない、という不安にも見舞われました。
 それで「私が訳せばいいのでは・・・」と、愚かなことを思ってしまったわけです。
 何とかなるさ、と売り込みを始め、ありがたいことに出版社には受け入れていただいたのですが、さて肝心の翻訳をどうしたものか・・・
自分でがんばって訳すけれど、最終的にチェックしてくださる方がほしい・・・と思っていたら、いい翻訳家の方とめぐりあってしまいました。神様のお導きですね。
 訳を始めてみたものの、出てくる材料がわからない、日本では手に入らない・・・と、いきなり壁が。
 それで、『赤毛のアン お料理ブック』を出されたPEI在住のテリー神川さんに助けていただきたいと、お願いをしてしまいました。快く引き受けてくださり、おかげでいろいろなことがわかりました。テリーさん、本当にありがとうございました。
 苦労が多かったのですが、たくさん勉強させていただき、私にとってこの本は特別な思い入れがあります。邦訳版には、松成真理子さんのイラストも入って、大変きれいな本に仕上がっています。原書とは全然イメージが違いますが、これはこれで素敵です。
 おかげさまで5刷になりました。まだ在庫がありますので、在庫があるうちにお求めくださいませ。私のHPからも購入できます。左側フレーム内「奥田実紀の本を購入する」をクリックしてくださいね。
 さて、翻訳してからしばらくたった2005年。オンタリオ州のクロフォードさんのお店に行くことができました。クロフォードさんは、モンゴメリの親戚にあたります。実際にお会いして、親切にしていただき、感激しました。また、モンゴメリのレシピ通りに作ったお菓子も売っていたので、早速買って食べました。おいしかった!!!! 忘れられない思い出です。

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