引き続き、時間を見つけてはイギリス映画を観ています。
★エリザベス ゴールデン・エイジ
ケイト・ブランシェット演じる「エリザベス」の続編。ちょうどケーブルテレビで放映した、BBC制作の「エリザベス一世 愛と陰謀の王宮」とほとんど同じ時期のエリザベスだが、視点と、訴えたいことが違うとこうも雰囲気が変わるものかと感心しながら観た。
特に、スコットランド女王メアリがどちらも出てきて処刑されるが、どちらかというと私はメアリ女王びいきなのですが、どちらのメアリも私のイメージとは違ったなあ。
それにしても、結婚をせず一人で王国を率いていくというのは孤独なことで、よくぞがんばったと言いたい。もちろん、エリザベスの場合はよい側近に恵まれていたようだけど、それだけでは長い黄金時代は築けなかっただろう。
DVDは特典として監督の話が入っていて、それを聞くと映画がまたさらにおもしろくなる。
★ぼくとボビーの大逆転
劇場公開された「ユアン少年と小さな英雄」のDVD版で、タイトルががらりと変わってます。スコットランドの忠犬ハチ公、ボビーの話で、実話がもとになってます。
これはもう、出てくる犬(ボビー)がかわいいんですよねえ!
スカイ・テリアという種だそうで。我が家のリトルはヨークシャー・テリアです。
テリア系はどことなくやっぱり似てます。でもリトルはあんなにかしこくないです(^▽^;)
★Dearフランキー
スコットランドのグラスゴーが舞台。
これは半分から最後までずっと、泣きっぱなしでした。なんだか知らないけど、母親に感情移入しちゃったのかなあ。
かわいそうな話だけど、わんわん泣く話でもないんですが、なんだか切なくて泣けてしまった。すんごくいい話。主人公の少年がいい味出してます。
地味な映画ですが、こういうしみじみとした、心温まる話が私は大好きです。私のお気に入りの映画へ殿堂入り! お勧めです。
同じグラスゴーを舞台にした「ボクと空と麦畑」という映画のほうを先に観たんですが、始まって早々少年が亡くなったり、少女が性的にいじめられたりと、暗すぎてもう途中でやめたくなったくらい。
映像的にはきれいだと評価されているらしいですが、きれいなのは麦畑だけで、あとは清掃会社がストに入ってゴミが庭に捨てられている汚い映像が出てきて、ちょっと見るに堪えられない映画でした。
なので、そのあと「Dearフランキー」を観て、心が明るくなった次第。やっぱり観たあと、心が軽くなったり、幸せな気分になれる映画が私は好きです。
★リトル・ダンサー
イギリス映画のコミュでお勧めにあがっていた映画。田舎の少年が、バレエダンサーを目指してがんばるお話。
実際に観て、なるほど、本当にいい映画でした!
これも私のお気に入りの映画へ殿堂入り!
とにかく主人公の少年がかわいいんです! この手の子に私は弱いんですぅ。
バレエのことはわからないけど、ダンスシーンはとっても迫力があって、圧倒されます。
亡くなった母親、それから父親と兄、祖母と、少年を取り巻く家族愛がいいんですね。そして、こっそりバレエを教えてくれる先生。
どこかで見たことがある・・・と思ったら、ハリー・ポッターのウィーズリー夫人じゃないですかあ! いやー、まったく毛色の違う役なのでわからなかった。それにしてもちょっと切ない役柄。
最後がえ、もう? 早い展開。最後に出てくるダンサーはプロで有名なアダム・クーパーなんだそうです。
私は知りません・・・(無知)が、美しいっ!!
主役の少年ジェイミー・ベルは今はもう立派な大人で、3月公開の「ジャンパー」に出演しているそうです。