映画感想。まずは日本映画から。
★春の居場所
堀北真希ちゃんが好きなので観てみた。作家の鷺沢萠さん(数年前に自殺された方ですね…)のパソコンの中に、没後見つかった作品とか。導入部分だけしかなく、あとから加えられて発行され、その後映画化されたようだ。
静かな雰囲気でずっと進む。出てくる男の子も好みではないし、落ちはやっとラストで出てくるといった感じで…。もうちょっと何か欲しかったかな。
★夜のピクニック
原作を読んでいるので、映像になるとこうなるのか、と発見があった。地味な話なので映像ではだいぶ楽しげに演出されているなとは思った。でも出演者がみんな、私のイメージと違ったのがさびしい。映画より原作のほうがいいな、正直なところ。「ちりとてちん」の貫地谷しほりちゃんが出ていた。なんだか浮いていた気がした。
★ゴーヤーちゃんぷるー
「夜のピクニック」の主人公を演じた多部未華子ちゃんの主演。彼女は評価が高いけど、うーん、私的にはどうかな…。
これも原作がある。父を亡くし、いじめに悩み登校拒否になった女の子がメル友のいる沖縄へ行く…そこには2歳のときに自分を捨てた母がいた…。
原作では沖縄ではなく鹿児島の島だったらしいが、沖縄に舞台をかえているのがしっくりきているし、とてもよかった。
ストーリー自体は現実的ではないと思われるところもあるが、全体として子どもも一緒に観られる成長映画にしっかりとなっている。
★あしたの私のつくり方
これも小説の映画化。小説は読んだことはないが、この映画はとってもよかった!! 今回の一押し。
携帯を使ってこんなふうに交流できるんだ、と、新しいインスピレーションをもらえた。ただ、なんで同じ学校だった中学のときに何かしてあげられなかったのか、と気になる。離れ離れにならないと話が展開できなかったのだろうけど…ちょっと時間があきすぎたように思う。
ドラマ「受験の神様」で無表情だった成海璃子ちゃんが、今回はとてもかわいい♪
次に、外国映画。
★白い犬とワルツを
強く結びついた夫婦愛に、じんとくる。似たようなお話は他にもたくさんあるけど、亡くなった奥さんが犬になって現れた、というところがおもしろいのかな。家族がみんな愛し合っているあたたかい家庭はまさに理想だね。
「この世の中に本当の終りはないんだ。発見だけがある。わしは今までいろんな発見をしてきた。そして最後にもう一つ残っている」
この言葉がとても印象的でした。
★ハリーポッターと不死鳥の騎士団
映画館で観るとカメラワークに酔ってしまうため、DVDでしか観れません
あの長い話をよくまとめていますね。いつも通り、普通に楽しんだ、ってところでしょうか。
れにしても、あの小さかった生徒達が大きくなったこと! 外人は成長が早い、早すぎるっ。ハリーもロンも全然かわいくないよ~。このメンバーで7作目まで撮り切れるのかなあ。
ところで、シリーズ最終巻の日本語訳が来月発売されるのですよね。私はすでに予約済み。熱烈なファンではないのですが、今までの6冊をすべて読んでいるので気になって仕方がないのです。