旧古河庭園

アンの講座で東京へ行くときは、いつも何かしら見たいところを訪れる。今回は、お友だちを誘って、北区の旧古河庭園へ。

バラが咲く5月を狙った。
また、予約をして館内見学ツアーにも参加(入園料とは別料金)。

あいにくの雨、おまけにとっても寒い!! 石造りの家の内部も寒い!! 観光客もけっこうな人数いました。それでも今日はまだ人が少ないほうなんだそうです。

館内は、とてもお話が上手なガイドさんのおかげでとても楽しく見学できました。説明してもらわないとわからないことがいっぱい。
大正6年に建てられた洋館は、洋風庭園同様、あのジョサイア・コンドルの設計。コンドルは鹿鳴館、ニコライ堂なども設計した有名な人。日本女性と結婚し、日本で亡くなったコンドルさんの、最後に手がけた家になったのだそうです。

ぼろぼろになっていたのを修復した上、大正時代の家具や調度品が揃っています。ここまで完全な形で当時の様子を再現しているのは、この古河邸だけなんだそうです。(直せる職人さんも少なくなって…)

細部にまでこだわったコンドルさんの美的センスがひしひしと伝わってくる見事なデザインに感動。どの部屋にも暖炉があってすべて違うデザイン!
腰壁もすべて違う高さ! 明かり取りの天窓も気持ちよいです。
シャンデリアも漆喰彫刻もうつくしー。

でも住んだのは日本人なので和室もちゃんとありますし、お風呂も和風でした。しかしトイレはなんと当時にあっては珍しい水洗。電気も通っていた。すごいゴーカな家だったのですねえ。

同じ材木を手に入れられないので、いくらお金があっても同じ家は建てられないのだそうです。
それにしても、当時こんな家を建てた古河家というのは、本当に財閥だったんだと実感…(日本の六財閥のひとつだったそうです)。ため息…。

庭園のほうは、洋風庭園と、日本庭園とふたつあり、家の前には洋風、階段を下りた低地に日本庭園がつくられています。

洋風と日本風の融合、と庭園の本に書いてあったので、ごっちゃになっているのかと思ったら、ちゃんと区別されてました(当たり前か)。

で、洋風庭園の設計は家と同じコンドルさん。さまざまな種類のバラが植えられていました。ノットガーデンみたいに、低木の生け垣が幾何学模様に縁取りされていて、洋館とあいまって日本にいることを忘れてしまいます。庭の規模は小さいけど、こじんまりしていていい感じ。

階段を下っていった日本庭園も風情があり、落ち着けます。今はバラの時期で、バラまつりをやっていますよ。
晴れた日にまた行ってみたいです~。

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