モンゴメリのスクラップブック


トロントにお住まいの梶原由佳さんから、『Imagining Anne ~The Island scrapbooks of L.M.Montgomery~』(Penguin Canada)を贈っていただいた。
アン出版100年を記念して出版された、モンゴメリのスクラップブックだ。
ずっと気になっていた本だったので、YUkazineさんのご好意がとてもうれしかった♪ ありがとうございます。

オールカラーの豪華本。

でも、モンゴメリが好きな方には、大事に持っていたい貴重な本です。
モンゴメリのスクラップブックは、インターネットでも見ることができるが(日本語になってるのがうれしい!)

やはり一冊の本にまとまっていて、書いてある文字もはっきりと読めるほど大きく美しく写してあって、まるでモンゴメリのスクラップブックを実際に手にしているような重さを感じながらじっくり見ることができるのは、本ならではの魅力だろう。

実は10年以上前に島に住んでいたとき、取材をお願いして、モンゴメリの赤いスクラップブックを全ページ撮らせていただいたことがある。今ではそんなことさせていただけないだろう。当時は取材に対してとてもおおらかだったのです。

とはいえ、35ミリのポジフィルムで撮ったので、サイズは小さいし、スクラップブックに貼ってある写真や切り抜き、記事などをひとつひとつ調べたり、考えたりしたことはなかった。この本ではそれをしてくださっているので、なるほど、そういうことだったのか~と、気づく点がいっぱいあった。

たとえば、アンに出てくる「道の曲がり角」という言葉。まさに「道の曲がり角」という題名の詩を、モンゴメリは新聞から切り取ってスクラップブックに貼っているのです。
おそらくこの詩がかなり影響しているのではないかと思われます。その詩の上には、道の曲がり角のイメージイラストも貼ってある。なるほど、モンゴメリのイメージはどういう道だったのか、と発見しました。

ほかには、猫好きなモンゴメリはあちこちに、かわいらしい猫の切抜きが貼ってある。愛猫の毛まで貼ってある!

という具合に、モンゴメリの趣味なんかもよくわかるのです。

梶原由佳さんは、モンゴメリを研究されていて(モンゴメリの追っかけ、とおっしゃっています)、お仕事はトロント公共図書館にお勤めです。
同じ、モンゴメリ、赤毛のアンファンとして、交流させていただいています(●^o^●)

****追記***
その後2013年、このスクラップブックは、河出書房新社から、邦訳で出版されました。

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