『一瞬の風になれ』

図書館での予約が多すぎてちっとも回ってこないので、ブック○○で買ってしまって読破。

佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』(講談社)。全3巻。

私の個人的な好みとしては、好きな作品もあればそうでもない作品もある作家さん。子どもの本もけっこう書いている。『イグアナくんのおじゃまな毎日』がおかしくって笑えました。

宣伝に、あさのあつこの『バッテリー』、森絵都の『DIVE!』と並び称される、極上の青春スポーツ小説、とある。

その通り、実に爽やかで熱い小説だった。『バッテリー』も『ダイブ!』も中学生が主人公だが、『一瞬の風になれ』は陸上部に所属する男子高校生が主人公。

兄と友達という2人の天才を前にして、卑下することなく自分のできることを精いっぱいやっていく姿に、自分を重ねて元気づけられた。

1巻(1年生)、2巻(2年生)、3巻(3年生)と、高校三年間の成長記録でもあり、ああ、私もこんな時代があったな、もう一度高校生活送ってみたいな~と、なつかしくもなった(あ、私は文化部だったんだけどね^_^;)。

主人公の一人称(俺は…という文体)で書かれてあり、スポーツもので一人称はちょっとつらいんじゃないかと思ったけど、そこはさすがにうまくまとめてある。うまいけど、3巻あたりまできてちょっと疲れた。

私は陸上のことは(も??)まったくわからないが、風を切ってどこまでも速く走れたら、主人公じゃなくても気持ちいいだろうな~って思う。速く走るだけの単純なスポーツではなくて、いろんな要素が含まれているということがわかったし、読んでいるほうまで熱くなるくらいの思いが伝わってきて、子どもに陸上させようかな、なんて気になったりする^_^;。
スポーツはいいね!!

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