今日の映画3つ

最近借りてきて、観た映画。

★ 「タッチ・オブ・スパイス」 2003年ギリシャ映画

「ニューシネマパラダイス」を超える感動、と書いてあったけれど、確かに同じように子どもの頃を回想する話で、おじいさんが重要な位置を占めているけれど、「ニューシネマパラダイス」にはまだまだ負ける、というのが私の正直な感想。
ギリシャ映画は私には初めて。トルコのイスタンブールも、ギリシャの町の雰囲気も、出てくるギリシャ料理もなにもかもが異国。私が今まで知らなかった、不思議な世界が広がっていた。タイトルにもなっているスパイス(ハーブ類)が大きな意味を持っている。

主人公は、スパイス店を営んでいる祖父から、スパイスを通して宇宙を教えてもらい、天文学者になるのだ。その場面がとても印象的だった。そして、宇宙は人生とも同じ。戦争によって祖父と離れ離れになってしまうけれど、主人公は人生についても祖父から、スパイスという身近なものによって教えてもらったのだった。

「人生は料理と同じ。深みを出すのはひとつまみのスパイス」「料理の味を決めるスパイスが目に見えないように、大切なものはいつも目に見えない」

★ 「死ぬまでにしたい10のこと」 2002年スペイン・カナダ映画

英語のタイトルはMy Life Without Me。
このタイトルだけでも涙を誘うじゃないですか…。23歳という若さで余命二ヶ月と宣告されたアンが、死ぬまでにやりたいことを10個書き出し、それをやり終えて亡くなるという悲しいお話。
それも、ご主人には病気のことは黙って、一人で決めて実行して亡くなるんです。

彼女が出した10のことは、人それぞれ共感できること、できないこといろいろでしょう。私も、うーん、ってうなるところはあったけれど、幼い娘が18歳になるまで、毎年誕生日の日に聞いてもらえるよう、肉声メッセージをカセットテープに吹き込んでいくシーンは胸がつまります。

観終わって、自分だったらあと二ヶ月の命といわれたら何をするだろう、と誰もが考えてしまうはず。

私だったら、やっぱり頭の中にある創作のアイデアを全部文章にする、っていうのが第一にくるかなあ。仕事のものは後を引き継いでくれる人を探して譲り、私物(お金含む)は処分するなり譲るなりして整理し、後に残った家族が困らないようにすること。私に関わってくれた方々に感謝を伝える。…ほかにもいろいろあって10個に収まらないかも。

先日、小説『魂萌え!』を読んでから、自分の死に方、死んだ後のことをきちんとしておかなくては、と感じていたところでした。
何が起こるかわからない世の中、若いからといって安心できないのかもしれません。悔いのないように、未練を残さないように、残された家族に迷惑をかけたり途方にくれさせたりすることのないように…と。

そういえばこの本は、映画化されてましたね、最近。映画といえば、日記にも書いたけど『死に花』も、自分の死に方について考えさせられる映画でした。死はすべての終わりじゃなくて、あの世での人生の始まりだと思うのです、感謝して笑顔でこの世を去れたらいいなあ、と願っています。

★ 「フロム・ヘル」2001年アメリカ映画

いつもの私なら、絶対に観ないホラー映画だけど、この映画は切り裂きジャック連続殺人事件を題材にしているので、思い切って観た。

ビクトリア時代のイギリス、ということと、以前、名探偵コナンの映画で切り裂きジャックを題材にしたアニメも観たこともあり、王室の陰謀説として描いたこの映画を一度は観てみたいと思ったのです。感想は…怖かった…。

この事件のことをかなり詳しく調べたグラフィック・ノベルの映画化だそうで、リアル感がさらに高まります。事件の真相は今も謎なんですけど…。この映画の説もありかな、と。

それにしても、事件も悲惨なうえ、陰のある刑事(ジョニー・ディップ)の恋も悲しい結末を迎えることになっちゃって、ハッピーエンド好きの私には涙、涙です。救いはどこにある~(>_<)

ジョニー・ディップがかっこいいからよけい…感情移入しちゃったりして^_^;。
そーそー、刑事を助ける大柄の巡査役って、ハリー・ポッターのハグリッドを演じた人だったのね。気づかなかった^_^;

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