今日の映画『マスター・アンド・ウォリアー』

アリソン・アトリーの『時の旅人』(岩波書店)や、ロバート・ルイス・スティーブンソンの『さらわれたデービッド』(福音館書店)などはすごくおもしろいのに、日本ではあんまり人気がない。なぜだろう?

『さらわれたデービッド』は現題をKidnapped(誘拐、という意味)という。
スコットランドの歴史的背景をうまく物語に織り込んだ、少年の冒険物語である。

時代は1751年。スコットランドのハイランド地方では、イギリス王ではなく自分達の王(スコットランドの王)を支持する人たちがいて、イングランド政府から弾圧を受けていた時代のお話。そんなこととはまったく関係のないデービッド少年が、お尋ね者のアラン(スコットランド王支持者)と出会うことによって、争いに巻き込まれてしまう。

スコットランドのハイランド地方を舞台に繰り広げられるダイナミックな逃走劇。ハラハラ、ドキドキ、冒険物語が得意なスティーブンソン、さすがの展開とスリルです。

ビデオ屋さんに行ったら、これの映画があったので早速借りてきた! 今までも何度も映画化されている作品だが、私が見つけたのは、いちばん新しい映画。
1995年製作のもので、日本名は『マスター・アンド・ウォリアー』(原題と全然違うタイトルじゃん(――;))。

前編と後編と分かれていて、それぞれ90分という超大作。(映画を長時間観ると頭痛がする私は二日間に分けて観た(~_~;))
もともとはTV用に撮影されたようだ。製作総指揮がフランシス・コッポラ、と書いてあるけど、監督は別で、コッポラがどれだけこの作品に携わったのかは不明。

かなり原作に忠実には作っているし、ちゃんとスコットランドで撮影している。

あの物語が実写になるとこうなるのか~。不思議な感じだが、うまくまとまっているし、展開もうまい!

アラン役のアーマンド・アサンテがまさにはまり役って感じで、かっこよかった。デービッド役のデス・ブライアンはあまりにもへたれで、私のイメージではないが、仕方ないのかな。デス・ブライアンって、『ロード・オブ・ザ・リング』のフロド役をやったイライジャ・ウッドにそっくり。
興味のある方はぜひ見てみてください♪

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