今日の映画

DVD半額の日。仕事あるのに、やっぱり借りてきて観てしまった(^_^;)

偶然にもどちらも2004年作品だった。

一本目は『死に花』。なんか、演歌調のような、すごいタイトルだけど、老人達がはつらつとしている映画みたいだったので借りた。

あらすじ(HPより)。
東京郊外の瀟洒な老人ホームで悠々自適の日々を送る老人達に、ある日突然に仲間の死が訪れた。
亡き友の遺した「死に花」というタイトルのノートには穴を掘りまくって銀行から17億を強奪するという衝撃的な計画が記されていた!しかもその標的は、責任を押し付けられ理不尽なリストラにあった事に無念を抱く、伊能の勤めていた銀行である。
練りに練られた大胆不敵な計画に盛り上がる一同。しかし、突き進む5人の前には、驚愕の展開が待ち受けていた!17億の行方は!?
そして「死に花」という計画に隠された“真の目的”とは!?
高齢化社会を迎えている日本の抱える様々な問題と向き合いながらも、“年甲斐無い”老人達の青春活劇として見事に「昇花」した傑作が今、誕生しようとしている!!

映画はとってもおもしろかった。出演者が豪華顔ぶれってこともあるけど、ストーリーがいいです。
老人だからって、死を待つだけじゃなくて、自分がどう死んでいくかだけを考えるんじゃなくて、何かをしたい、花を咲かせたい、恋愛だってしたい。
だからって、銀行強盗はちょっとね…と思うけど、ちゃんとそこには目的があって、最後は泣かせます。

老人介護、自分の死に様…いろいろと考えさせられますが、暗い気持ちになるような感じではなく、がんばろう!って気になる映画。お勧めです!

もう一本は、映画祭などでも何かと話題になった『誰も知らない』。

あらすじ(HPより)。
トラックからアパートに荷物が運び込まれてゆく。引っ越してきたのは母けい子(YOU)と明(柳楽優弥)、京子(北浦愛)、茂(木村飛影)、ゆき(清水萌々子)の4人の子供たち。だが、大家には父親が海外赴任中のため母と長男だけの二人暮らしだと嘘をついている。
母子家庭で4人も子供がいると知られれば、またこの家も追い出されかねないからだ。その夜の食卓で母は子供たちに「大きな声で騒がない」「ベランダや外に出ない」という新しい家でのルールを言い聞かせた。
子供たちの父親はみな別々で、学校に通ったこともない。それでも母がデパートで働き、12歳の明が母親代わりに家事をすることで、家族5人は彼らなりに幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、母は明に「今、好きな人がいるの」と告げる。今度こそ結婚することになれば、もっと大きな家にみんな一緒に住んで、学校にも行けるようになるから、と。
ある晩遅くに酔って帰ってきた母は、突然それぞれの父親の話を始める。楽しそうな母親の様子に、寝ているところを起こされた子供たちも自然と顔がほころんでゆく。だが翌朝になると母の姿は消えていて、代わりに20万円の現金と「お母さんはしばらく留守にします。京子、茂、ゆきをよろしくね」と明に宛てたメモが残されていた。
この日から、誰にも知られることのない4人の子供たちだけの”漂流生活”が始まった―――。

うーん…なんだろう…見ていてつらいというか、どうなってしまうんだろう、と、途中をとばして最後を観たくなるくらい、せつなくなる映画である。4人の子どもを置き去りにして、愛人と逃げてしまった母親。
母親がもう帰ってこないことがわかった長男が、それを自分だけの中に隠して、ほかのきょうだいを養っていくなんて…。「警察か福祉事務所に相談したら」というコンビニ店員に、前もそんなことがあって大変だったし、そうなると4人一緒に暮らせなくなるから、とつぶやく。切ない、もう、本当に切ないのです。

この映画は、実話をもとにしてあるというが、実話について詳しく書いてあるブログを読むと、現実は映画以上に悲惨で、こんな事件があったんだ…って、悲しくなります。学校にも行けずに、ただひたすら食べる(生きる)ことだけ考えて子どもたちだけで毎日生活しているなんて…でも子どもたちは必死に生きているんですよね。
出演している子どもたちがみんな本当にかわいくて、いい子で、だからよけいに苦しい。年長の長男が背負っている責任の重さ…ほんの14歳の子にこんなことさせていいの、とすごく重い気分になる。

こんな事件が起こらない世の中に…と思うけど、TVでは児童虐待のニュースが…。みんな、幸せになりたいのにね、なぜだろう。

と、暗くなってしまいましたが、この映画を多くの人が観て、かわいそうな子どもが出ないような社会にできたらいいと思う。

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