『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を読破した!
手のあいたときに「ちょっとだけ」と思って読み始めたら、やめられなくなって、結局寝る時間を大幅に削って、二日間で読み終えた。

これでも読む速度は早いほうだと自分では思っているのだが、速読だと2時間程度で読めてしまうそうである。
書く仕事をしているので、大量の本を短い時間で読める「速読」には、昔から心ひかれていたが、まだ足を踏み入れたことはない。
大雑把な内容を捉えるだけだとも聞いたことがあるし、それだったら、私の場合は深く読み込みたいほうなので、あまり必要ないのかな、とも思ったり。

ま、速読はいいとして、『謎のプリンス』です。
「えええ~!!! ほんと、ほんとなの??」というのが正直な感想。なんだか、とっても悲しい気分でした。

訳者あとがきに、J・K・ローリングさんが、物語がだんだん暗くなると宣言していた、と書いてある通り、『謎のプリンス』はたしかに暗い。いや、もう前作の『不死鳥の騎士団』から暗かった。『騎士団』の終盤(甦る場面)は、子どもにこれを読ませていいのか? なんて、思ってしまうくらいの、生々しい描写でしたし。

それにしても、最終巻が待ち遠しい展開になりました。英語版でもいいから読みたくなるくらい、最後がどうなるのか気になります(もっとも、英語版読んでも、内容はちっともわからないと思うんですが、気分的に、ということで(^_^;))。

子ども向け(もうローリングさんはそうは思っていないのかしらん)なら、実は…というどんでん返しもありうるのか? と思ったり、もっともっと「愛」とか「生きていく」ことを真剣にとらえる展開になっていくような気もするし、魔法界と人間界がもっと密接につながっていくような気もするし…。

私的に、「鍵」となる人物はこの人じゃないかな、ってマークしている人物がいるんだけど、あまりに探偵小説的に読むのも違うのかな?

いずれにせよ、最後がどうなるのかは、ローリングさんは現在執筆中らしいので、わからない。(最終章はもうできていて金庫だかに保管してあるんだそうです)

にしても、ハリーももう16歳(ロンたちは物語の中で17歳になります)で、いつまでも子どもじゃありません。魔法界では18歳で大人だそうです(描写にそうあった)。ハリーはあと一年で成人するわけで、そうなると当然、恋愛のほうもかなり関わってくるわけで…。

それはわかるんですが、今回はえ、なんでハリーとあの子? この間の今回で、そんなすぐに変わってしまうわけ? ちょっとふにおちない。それにロンの恋描写が露骨というか、あまり美しくなく、子どもにもあまりいい影響を与えない気がして、大変気になった。気になったというか、嫌だった。こういう展開を長々と読まされるのは苦痛である。
ロンやハーマイオニーが冒険しなかったぶん、恋愛のほうにいってしまったのだろうか…。

わくわく、どきどきの冒険がおもしろいところだったのに、今回は少なかった。
(ファンの人には嫌な意見かもしれません、どうぞ読み飛ばしてください)

あ、あとどうでもいいことですが、人の名前が覚えられない…。だって、長ったらしくて難しい名前ばっかり登場するんだもん。日本人の名前だって覚えられない私なのにぃ。

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