お茶農家さん宅で紅茶づくり

前述した、アソル・ハイランダーズのレクチャーとパレードは、スージーさん(スコットランドでお茶栽培を個人では初めて商業的に成功させた女性)も一緒でした。スージーさんは、キャサリンさんも所属する「ティー・ガーデンズ・オブ・スコットランド」を立ち上げた方で、お茶仲間です。
今回のスコットランド滞在では、スージーさんのおうちにも一泊させていただきました♪

スージーさんはムギやジャガイモなどを栽培する農家で、機械が入らない変形地の利用としてお茶栽培にゼロから挑戦。寒い冬に苗が枯れても諦めずに続け、やっと手摘み・手もみの紅茶で、販売先を見つけられるほどになりました。100%スコットランドの紅茶で、オーガニックです。エディンバラの「Pekoe Tea」さんでのみ販売しています。

はじめは、ビニールハウスでお茶の木を栽培している光景が不思議に映りましたが、寒いスコットランドでは、こうした防寒対策は必須です。ブルーのシートは虫取り(昭和に、よく台所にぶらさがっていたあのべたべたしたハエ取り紙ね(^^;)。


こちらはヴィクトリア朝、果樹園だったウォルド・ガーデンWalled Garden。お城の果樹園だったとのことで、ものすごい広さです。傾斜もけっこうあり、こちらは茶の木を地植えしています。冬は覆いをかけますが、やはり寒さでだめになった茶樹も…。

一緒に紅茶を作りましょう!と、スージーさんがあらかじめ摘み取った茶の葉を萎凋してくれていました。それを交互にもんで、濡れタオルでくるんで発酵させ、最終的に乾燥。日本にあるような製茶道具は、当然英国にはないので(^^; 自分で試行錯誤して作ったそうです。大量には摘み取れないし、手もみなので少量ずつしか作れない。こつこつと貯めてブレンドして商品にするそうです。


だいぶ発酵してきてます。手で触って確認したり、温度をはかったり。

発酵している間は、スージーさんの愛犬と一緒に森のお散歩へ。

映画に出てくるような光景ではないですか(笑) 木の枝を投げて、犬がそれを取ってくるという…そういうことが目の前で普通に繰り広げられます(^^ゞ

丘陵地の高い場所に農場があるので、眺めがとてもいいのです。

心地よい風が吹き、いつまでも眺めていられるくらいの爽快さ。

できあがった紅茶は試飲させていただきました。私はお茶の専門家じゃないからよくわからないけど、嫌みのないすっきりした紅茶でした。品種は、イングランドのトレゴスナン茶園がダージリンの古い茶樹から挿し木で育てたものなので、ダージリンのような香りがしましたよ。
今頃は、スージーさん、紅茶づくりにお忙しいだろうな~。またいつか、お訪ねしたいです。

スージーさんのお茶栽培、英国のお茶栽培事情については、『月刊茶』2018年9~12月号まで連載させていただきました。年間購読する雑誌ですが、バックナンバーでその号だけ購入することも可能です。よかったら読んでみてくださいね。→http://shizuoka-cha.com/index.php/books

貴族のお城に泊めていただきました♪

前の日記に書いた、ブレア城のアソル・ハイランダーズ・パレードや、ハイランド・ゲームズをVIP待遇で私が体験できたのは、ブレア城主の親戚にあたるキャサリンさんとお知り合いになったからなのです。

キャサリンさんと初めてお会いしたのは、2017年11月。『お茶の京都博2017』というイベントの、世界のお茶シンポジウムで呼ばれて来日されました。キャサリンさんは、スコットランドでお茶を栽培しているグループ「ティー・ガーデンズ・オブ・スコットランド」のメンバーのお一人で、グループのコンサルタントをされているベバリーさんと二人で、スコットランドのお茶栽培事情を講演。ブースも出して、スコットランドのお茶を宣伝しました。

ベバリーさんについては先の日記に書いています→http://mikiokuda.com/2019/05/17/hankyuteafes1/

キャサリンさんはメギンシュ城というお城に住んでいる貴族の方ですが、子どもの教育や、ガーデニングや、地域活動など、さまざまな分野で精力的に活動をしておられて、お茶もガーデニングの一環で始められました。といっても、遊びではありません。
その広大な庭の一角に、茶の木を植えて栽培していますが、寒いイギリスでの茶栽培はまだ始まったばかり。キャサリンさんだけでなく、他のメンバーも、ゼロから、苦労をしながら茶樹を大きく育てている最中です。冬の寒さに茶の木が死んでしまったことも。
それについてはこちらの日記にも書きました→https://plaza.rakuten.co.jp/okudamiki/diary/201710230000/

京都で、短い時間でしたが、キャサリンさんとベバリーさんにお会いして、食事や和菓子体験を楽しみました(*^^)v
その時に、私がタータンの研究をしていることを話すと「ブレア城って知ってる?私、ブレア城の関係者なのよ」との驚きの発言!!「え~!私、ブレア城に行きましたよ!タータンのお部屋がありますよね。白亜の美しいお城ですよね。でも、年に一回のアソル・ハイランダーズのパレードは時期が合わずに見ることができなくて本当に残念だったんです」と、私。
すると、「私の兄、アソル・ハイランダーズのメンバーなのよ。紹介してあげるし、もしパレードに来る時は、ご案内するわ!ぜひまたスコットランドに来て」との感激の申し出。

話はそれで終わりません(^^;
ちょうど、翌年2018年5月には、私が同行解説する英国ファンタジーツアーが計画されていました。
アソル・ハイランダーズのパレードの日程を調べたら、なんと、そのツアーの前の週ではありませんか!!
一足早く先にイギリスに入れば、行くことが可能です! ツアーのみなさんをあちら(イギリス)でお出迎えする許可をツアー会社からいただき、私は念願のアソル・ハイランダーズのパレードとギャザリングを見ることができたというわけなのです。
前書き、長くなりました~。

こうして、キャサリンさんとメールのやりとりを重ね、キャサリンさんの住むメギンシュ城に泊めていただくという光栄にもあずかったのです。→http://megginchcastle.com/
メギンシュ城は一般に公開していませんが、少数グループで訪れることはアポイントにより可能です。将来、ガーデンツアーや、お茶ツアーなどを行っていきたいとのこと。


ブルーベル


こんな素敵な森の小道が、敷地内にある……( ;∀;)


窓の外を見たら、馬もいました…(≧▽≦) 貴族のお屋敷に馬は欠かせない。


映画好きの方はあれ、と思うかもしれません。なんと、リーアム・ニーソン主演の映画『ロブ・ロイ』で、マーケットのシーンでここがロケされたんですって!!!ひゃ~~なんという感動。大好きな映画です。


こちらがお庭。高いブロック塀で囲まれたウォルド・ガーデンWalled Gardenです(あの『秘密の花園』に描かれているのと同じ)。


庭への門を開けると、このキングサリのアーチが。


キングサリ。黄色の花が、新緑に映えます。


こちらは果樹園。メギンシュ城の庭は、リンゴの木がたくさんあるのでも有名で、古いリンゴの品種や、珍しい品種もあるそうです。どれだけのリンゴの品種が揃っているか、リスト化しているとのこと。

地植えしていた茶の樹は、厳しい冬の気候でかわいそうな姿になってしまっていたので、お写真は見せられません…が、枯れずにがんばっている子もいました。キャサリンさんは諦めずに、茶の栽培は続けていきたいと意欲的です。ぜひ、成功させてほしい。

どこに行くという予定もなく、お城の中を案内していただいて、お庭を歩いて(とにかく広いから…(笑))、そして木陰でお茶をして…。何もしないでゆっくりした時間を過ごすなんて、私の旅ではありえません(;^_^A ので、本当に、心がほっこり、癒されるひとときを与えていただきました。心から感謝します。

ハイランド・ギャザリング@ブレア城

ブレア城のお祭りのお話、昨日の続きです。

土曜日はアソル・ハイランダーズのパレードがありました。翌日曜日は、ハイランド・ギャザリングです。


写真のような、芝生の広い敷地で行われることが多いです。この日もいい天気で、暑くて暑くて(^^; 会場を囲むようにテントや出店が並びます。近づいていくと…
中央の会場ではさまざまな競技が行われていました。


上の写真は、ケイバー投げ(丸太投げ)をしているところ。


バグパイプの競技会に出場する人が、草原の中で練習していました。ガンバレ!


ハイランド・ダンスの競技会場。高いステージの上で決まった種目を数人ずつ、踊ります。


ダンス曲に合わせて着る衣装も変わります。


子どもたちが飽きないように、日本のお祭りと同じような屋台もいろいろ並んでいます。


VIPテントの中にはお料理がたくさん並んでいてブッフェスタイルでしたが、出店でどうしても食べたくて頼んだ「タータン・バーガー」。そうです、タータンという名前がついてるバーガーって何?ってことで頼んだ(笑) お肉が数種類入っているハンバーガーでした。格子のように重なってるからタータン??かな??


アソル・ハイランダーズのウイスキー。お土産にいいですね。


子どもたちから大人まで、年齢別の徒競走。飛び入り大歓迎♪(私は走りません、走れないって(;^_^A)


忘れてならない、アソル・ハイランダーズは、ギャザリングにも登場。


大砲を鳴らしたあと、最後は…アソル・ハイランダーズも徒競走(というか猛ダッシュ?)します。それがこのギャザリングの目玉です。


ハイランド・ゲームズ定番の綱引きもします。制服が重そうだけど…そうでもないのかな?


種目が終わったら…裸足になって、かけっこです。上層部の方々、もちろん、次期公爵になるお方も、走ります(≧▽≦)


芝生の上を裸足で走るのはさぞかし気持ちいいでしょうね~。走り終わったあとのこのさわやかな笑顔♪♪VIPテントに戻ってくる上層部の方々(イケメン(*’ω’*))


アソルという文字と紋章が入ったブローチ。VIPテントに入れていただいた特権でアップで撮らせていただいた!かっこいいですよね。

こんな感じで、一日、飲んだり食べたり、競技を見たりと、ゆったり、好きなように過ごすのがハイランド・ゲームズのようです。と書きながら、私自身、ゆったり過ごしたハイランド・ゲームズは、今回が初めて(笑)
いつもは、スケジュールをびっしり入れているので、数時間で移動してしまうのですが、今回はVIPの方々のご招待を受け、ご一緒に過ごさせていただいたので、本当の意味でじっくりと味わうことができました。こんな経験、できるものではありません。心からの感謝でいっぱいです。去年のことを思い返しながら、私はなんて幸運な人間なんだろうとしみじみ思いました。ご縁のありがたさ。この話は次に続きます。

ブレア城は、乗馬体験もできるし、お庭も素敵です。


一日だけでは全部観切れない。2日は欲しいかな(^^ゞ

ハイランダーズ・パレード@ブレア城

昨日の続き。白亜のお城、ブレア城アソル・ハイランダーズ・パレードのお話です。ブレア城は、駅からも近いので、レンタカーを借りなくても行けますよ♪最寄り駅は「ブレア・アソルBlair Atholl」。ぜひ、エディンバラだけでなく、遠出もしてみてください~(#^^#)

ハイランダーズ・パレード&ギャザリングのイベントは、毎年5月の最終土日です。土曜日がハイランダーズ・パレードで、日曜日がギャザリング。ギャザリングというのは、ハイランド・ゲームズとも呼ばれ、スコットランドのハイランド地方(高地地方)で5~9月にかけて行われる競技大会のこと。バグパイプや、ハイランド・ダンスの競技会のほか、綱引きややり投げ、ハンマー投げといった力比べの運動会競技も行われます。参加者も、見学者も、みな、自身のタータンを身に着けてくることが多いので、たくさんのタータンを見たい時はこのイベントを狙ってくるといいですよ。

パレードは午後からで、午前には、アソル・ハイランダーズとは何か?の説明会があります。そこで!なんと、タータンのまとい方を披露してくださいました!!(≧▽≦) 写真のタータンは「アソル」、最も古いディストリクト・タータンのひとつです。


右の男性のキルトの後ろにご注目。縦縞を揃えてプリーツを折っているのがわかりますね。これが「プリーツ・トゥ・ザ・ストライプ」。軍隊用キルトでは普通ですが、ファッション界の主流は、タータンの柄に合わせてプリーツを折ります。


出来上がり。はるか昔は、下のキルトと、上の毛布部分は一体化していたんですよね。何メートルもの大判の布を上手に身にまとっていたのです。フェリィ・モーと呼ばれていました。そのフェリィ・モーを実際にまとえる体験ができるのが、岩手県立美術館の『タータン展』です、しかも無料!!岩手のタータン展は5月26日(日)まで。お急ぎくださ~い(^^)/

午後になって、パレードが開始。写真を見ていただくとわかるように、本当にいいお天気で!!しかも、暑い!!!(私が必ず持ち歩く日傘が役に立ちました・笑)


上の二枚は、公爵が待っているお城の正面玄関まで行進してくる途中を、VIP席を離れて、走っていって撮影したもの。
VIP席は、公爵が待つ正面玄関の横にあり、そのVIP席から撮ったものが下の写真です。すぐ近くをハイランダーズが通り過ぎていきます。迫力あります。


右側が、公爵たちが待つ舞台。


私にはよくわからない儀式がいろいろ続きました(;^_^A ねぎらいの言葉かけ、表彰みたいなもの? もしていたようです。最後はまた行進しながら、下座へと消えていきます。

普通はそれで終わりですが、私はお城の裏、家族や関係者との交流会のようなものが開かれる場所にも案内していただきました(≧▽≦) ああ、なんという待遇でしょう。そして、なんと、公爵(正確にはいずれ公爵となる長男さんですが)と一緒に写真も撮っていただいちゃいました!恥ずかしいのでその写真はアップしませんが、私の一生の宝物です♪

レポートは続きます♪

ヴィクトリア女王とブレア城

5月25~26日、スコットランドにあるブレア城で、年に一度の「ハイランダーズ・パレード&ギャザリング」という大きなイベントが開催されます!!https://blair-castle.co.uk/scottish-highland-castle/atholl-highlanders-parade-gathering/

ブレア城は、タータンの本のリサーチのためスコットランドを訪問した際、行きました(拙書『スコットランドタータンチェック紀行』でご紹介しています)。
実はその時から、このハイランダーズ・パレードは、見たくて見たくてたまらなかったんですが、時期的に折り合いがつかず、夢はかないませんでした。
なぜ夢に見るほど憧れたかというと。
このブレア城のハイランダーズは、「アソル・ハイランダーズAtholl Highlanders」といって、ヨーロッパで唯一認可されている私兵なんです。
1745~46年のジャコバイトの反乱で、スコットランドではゲール語の使用、タータンの着用、バグパイプ使用、軍隊の編成などが禁止されてしまいます。軍隊だけは、スコットランドのどのクランも現在に至るまで禁止されているので、このアソル・ハイランダーズは例外なわけです。

1839年、城主だった第6代アソル公爵は、エグリントン伯爵主催の、中世の勝ち抜き試合の再現トーナメントに招待されます。地所内の60人の男性と4人のパイパーを雇って公爵は護衛を組織し、はるか遠く、エグリントン伯爵のお城まで旅をしたそうです。その5年後の1844年、ブレア城を訪れ、3週間滞在したのが、あのヴィクトリア女王夫妻でした。
トーナメントの時に組織した護衛たちは、今度は女王の護衛を立派につとめあげます。女王は感謝の印として、正式の軍隊として認可しました。

軍隊というと、軍事訓練を受けたり戦争に赴いたりするのかと思ってしまいますが、訓練は儀式の訓練だけとのこと。隊員は普段は自分の仕事があり、いわゆる名誉職みたいです。隊員になりたい人はたくさんいるようですが、公爵からの指名のようです。

ヨーロッパ唯一の私兵隊ということで、バグパイプや、ハイランド・ギャザリングといった、スコットランドにまつわるイベントやお祭りで呼ばれて、世界中を飛び回っているそうです。ですから、この日のハイランダーズ・パレードを目当てにあえてこの時期に来る観光客も多いんですよ。

そして、実は私、去年のこのお祭りの場にいたんです!!! 日記のアップが一年も遅れてしまいましたが(;^_^A
これは夢じゃないかと、何度も顔を自分で叩いた(笑)ほど、忘れられない、貴重でありがたい機会でした。
なぜなら、ただ観光客としてそこにいたのではなく、現公爵と血縁関係のある方々と一緒にVIP席にいたからなのです!! 二日間とも、私はその方々(つまり貴族さんです!!!)と一緒に過ごし、歓待していただいてお話をして…。その中には、アソル・ハイランダーズの隊員の方ももちろんいらっしゃって、それもみなさん上層部の方ですっ!!私がまごまごして、ぽーっとなって、頭から湯気が出てたとしても許していただきたい(^^; わけのわからない東洋のおチビ(私のこと)を温かく受け入れてくださり、文法もなってない私の英語を必死に聞いて答えてくださって、そしてそれがまた上品で礼儀正しくて、かつ、きさくなんですよ。私は本当に感動しっぱなしでした! ああ、こうして書いてたらまた興奮してきました(笑)

お祭りについては次の日記にまた詳しく書くことにして。ヴィクトリア女王の話に戻ります。

実際にヴィクトリア女王が訪れ、女王のご配慮によって、私兵が現在にまで続いているという、歴史と名誉を持つブレア城。現在NHKで放映しているドラマ『ヴィクトリア』の、7話でロケがされています♪ 1844年の訪問の様子が描かれているはず~~(≧▽≦)もう、今から待ち遠しい!!
私が訪問した去年は、ちょうど、このドラマの特別展を城内で開催しており、女優さん、男優さんたちが着た本物の衣装などが飾られていて、私はコーフンしてそれを見てきたのでした。(本編はまだ日本では放映されていなかったので写真を見て妄想していたわけですが(;’∀’))
ブレア城とヴィクトリアのドラマについてはこちら→https://blair-castle.co.uk/itvs-victoria-lands-blair-castle/

英国ファンタジーツアー日記 その20(最終回)

無事に12時前にはホテルにつき、荷物もまとめて、歯も磨いて(笑)チェックアウト。ロビーでツアーのみなさんと一緒になり、バスでヒースロー空港へと向かいました。バスの中でみなさんがどこに行かれたのか聞いたり、自分の行ったところを話したり。ガイドさんからは、出国手続きについての詳しい説明もありました。

今回私は、ウェッジウッドでお買い物をしたので、付加価値税(VAT)という、消費税の還付手続きができます。イギリスの消費税は20%と高額なので、少しでも戻ってくるなら(全額は戻りません)、申請したほうがいいです。お店によって、最低購入価格が違いますが、だいたい50ポンド以上買い物すると還付申請ができるので、買ったお店で「VAT還付申請用紙(VAT FORM)」をくださいと言って、もらいましょう(空港ではもらえません)。言わないとくれないお店もあるのでご注意を!
とはいえ、還付手続きのカウンターはいつもとても混んでいて…今回も時間までに順番が来ない可能性があり、どうしようか迷いましたが、なんとか間に合いました。これは自己責任なので、還付手続きに並んでいたから遅れた、という理由は通用しませんし、飛行機の時刻が迫っているから先にやってほしい、という要求も通用しません、ひたすら順番です…( ;∀;)

搭乗開始時刻までは自由時間で、みなさん、お土産などを買い物されていました。私は、一度行きたいと思っていた、フォートナム&メイソンのカフェで休みました。ランチを食べていなかったので、ウェルシュ・レアビットを注文。これはウェールズ料理で、チーズにビールや調味料を加えたレアビットソースをトーストにのせて焼いた、いわゆるチーズ・トースト
「レアビット」とは、うさぎの「ラビット」がなまったものらしく、語源には諸説ありますが、1500年頃、貧しい農家ではうさぎの肉が高価なため手に入れることは困難で、チーズをトーストの上にのせて食べたのがはじまりとか。1785年にはレストランで提供が始まったとのことです。私的には、初めて食べるので、どきどき。

そして、これ、超おいしかった!チーズが濃厚~~。はまりそうです~~。チーズが濃すぎて、この半分で、もう、おなかにたまりました。残せばよかったのですが、高価だし、もったいなくてがんばって完食。これがあだになりました…。というのも、飛行機が15:45発なので、すぐには料理は出ないだろうと思ったら、しばらくして料理が出てきたんです…(-_-;) ウェルシュ・レアビットは、お持ち帰りにすればよかったなあ。

機内で楽しみなのは、映画です。今回は観たかった映画が4本も観れました!
・ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男
・パディントン2
・ピーターラビット(実写版)
・グッバイ・クリストファー・ロビン(「クマのプーさん」の原作者A・A・ミルンと息子クリストファー・ロビンがつむいだ物語誕生秘話)
*これは日本では未公開みたいですが、10月にDVDが発売されるそうです。

クマのプーさんといえば、ディズニーが実写版の映画を作ったそうで。『プーと大人になった僕』。クリストファー・ロビン役はユアン・マクレガー。来月9月14日から公開されるそうです。これも観たいな。

2018年6月7日(木) 11:30頃、無事に成田空港に到着。
一週間に渡る英国ファンタジーツアーは終了しました。今回も、すばらしい参加者さんに恵まれ、病気もケガもなく帰ってこれたこと、おかげさまです、ありがとうございました。またこのようなテーマでツアーが企画されるかはわかりませんが、ご希望の声をいただきましたら検討させていただきますので、どうぞ、声をお寄せいただけましたら幸いです。

20回にわたった英国ファンタジーツアー日記はこれで終わりですが、引き続き、私のブログをご愛読くださいね。ブックマーク、あるいはお気に入りにご登録いただけますと幸いです。

英国ファンタジーツアー日記 その19

2018年6月6日(水)ツアー7日目、最終日。
今日もいいお天気です!ロンドンで雨に降られなかったのは、今回が初めて。本当に天気には恵まれました(暑かったけど)。
今日は午前中がフリータイム。12:30にホテルを出発して空港へ。15:45の便で日本へ帰国します。
ホテルのチェックアウトタイムは12時までなので、12時前に帰ってこれれば荷物は部屋に置いていけます。歯も磨きたいので、がんばって12時前にホテルに戻れるよう、計画しました。

まずはお気に入りのテンプル駅へ。このあたりの街並みがとても好きです。朝早いのでどこも開いてませんが(^^; 仕事へ向かう人々の喧騒を感じるのもなかなかですね。

こちら↑は、ハリー・ポッターの映画で、グリンゴリッツ銀行の外観として使われた「オーストラリア大使館」。

写真の左のほうに、ちんまりと収まっている小さな白いビルが見えますでしょうか。これが紅茶のトワイニング社

ここからバスで、セントポール大聖堂へ向かいます。

前回ここを訪ねたのは夜で、おまけに雨も降っていたので、今日はこんなに天気がよくてラッキーです。セントポール大聖堂も、ハリー・ポッターの映画のロケがされました。トレローニー先生の占い学の教室に続く幾何学的な階段はこの聖堂だそうです。すでに見学希望者の長い列ができていたので、時間がかかるかなと思って、見学は諦めました。

ここから歩いて川のほうへ。「ミレニアム・ブリッジ」↑があります。この歩行者専用の橋も、前回来たのはセントポール大聖堂と同じ日、夜で雨でした(^^; ハリー・ポッターの映画で、死喰い人に攻撃された橋がこれです。

テムズ川。お日様の光でキラキラ~♪ 向こうに見えるのは「タワーブリッジ」。

さて、このあとが本番です。今日の一番の目的地「Ragged School Museum」へ向かいます。Raggedとは、みすぼらしい、ぼろを着た、という意味。つまり、昔、貧しい子供たちのための学校だったところが、博物館になっていんです。こちらは開館日が限られているので、あらかじめ、今日オープンするかどうか、ちゃんと確認しました。駅から10分くらい歩くので、ここでもホテルのhandyスマホが活躍してくれ、迷わずたどり着けました。
オープンは10時。ホテルに遅くても11:45には帰っていたい。ここからホテルまでは、歩く時間も含めると1時間はかかります。そうなると、40分くらいしか、見学時間がありません。オープンと同時に入れるよう、10分前には到着。日陰で待っていると、スタッフが到着(遅い出社だな(^^;)。「もう入れる?」と聞くと、「まだよ。10時オープンだから」と言われました。気持ちは入れてくれ~~と必死に焦っているのですが、10時を待つしかありません。

10時きっかりに中に入りました。
ここは、医者で博愛主義者のトーマス・バーナードが設立した、貧しい子供たちのために無料で教育をほどこす学校です。バーナードはアイルランドから医者になるためにロンドンに来た際、子どもたちの育つ環境の劣悪さに愕然としたそうです。学校は1867年に始まり、1908年まで続きました。この学校は、彼の慈善活動の第一歩でした。

当時、貧しい子供たちにも教育を受けさせようという動きは活発で、そうした目的で作られた学校の中でも、バーナード博士のこの学校の生徒数は最大だったそうです。貧困層がこの地域に多く住んでいたこともあるでしょう。
教育だけでなく、食事や、最低限の医療もほどこしていたようで、バーナード博士の名は海外にまで知れ渡っていました。
実は『赤毛のアン』にも登場するんですよ。マリラが、隣りの州の孤児院から孤児を引き取ることにした話をリンド夫人にした場面。マシユウは最初”故国イギリスの孤児院の子はどうだろう”と持ち掛けたのだが、自分はいやだと言った、ロンドンの町中をうろついている浮浪児みたいなのはごめんだ、せめてカナダ生まれの子にしてくださいと言った、とマリラが言います。ここは原文だとMatthew suggested getting a Barnardo boyとなっています。バーナード・ボーイというのは、バーナードが1870年に設立した男子孤児院の子ども、という意味でしょう。

バーナードは、子どもたちが大きくなって自立できるよう、大工仕事や靴磨きなどの技術も教えましたし、カナダやオーストラリアなどの、イギリス連邦に属する新しい土地でよりよい暮らしができるように養子縁組にも関わりました。
1873年には女子の孤児院も設立。生涯、貧しい子供たちのために尽力しました。1905年に亡くなるまで、バーナードは96の孤児院に関わり、8500人以上の貧しい子供たちを助けたそうです。その意思は引き継がれ、現在「バーナード」というNPO団体となっています。ダイアナ元妃は、生前、この団体の会長をつとめていました。

マリラがバーナード・ボーイはいやだと言ったおかげで(?)アンがグリーン・ゲイブルズにもらわれてきたともいえますね。『赤毛のアン』は、イギリスからカナダに移民してきた人々が作った村のお話なので、ちょくちょく、こんなふうに、故国イギリスのことが出てくるのです。
こうした、物語の背景を知ると、より物語が深く味わえるので、私はセミナーでこうしたお話もさせていただいています。

スタッフの方がバーナード博士のことや、当時の子どもたちの様子などを丁寧に説明してくださいましたが、いかんせん、私には時間がなく(-_-;) 後ろ髪をひかれつつ、ホテルへと急いで戻りました。
(つづく)

英国ファンタジーツアー日記 その18

アフタヌーンティーを抜け出してまで向かったのは、はい、「ワーナー・ブラザーズ・ロンドン・スタジオ メイキング オブ ハリー・ポッター」(ハリー・ポッター映画のテーマパーク)です!今日はハリー・ポッターに浸る一日♪ ワーナー・ブラザーズも事前予約が必要で、前払い、キャンセルしても払い戻しはありません。→https://www.wbstudiotour.co.uk/
個人で行く場合は自分で予約しないといけませんが、ロンドンからの日帰りツアー(いろんな旅行会社が扱っています)に参加すれば旅行会社のほうで手配してくれます。また、自分で手配して、自分で電車を使って行く場合との料金を比べても、ほとんど変わらないので、手間を考えるとツアーで行ったほうがいいです。私も最初はツアーにしようかと思いましたが、ツアーだと丸一日それだけに取られてしまうという点がネックで今回はやめました。自分で手配すると、希望する入場時刻を選べるので都合がいいのです。私は一番最後の16時入場で予約しました。20時閉館なので、4時間あれば十分かなと考えました(実際、その時間の予約で、私的には十分でした)。

ワーナー・ブラザーズ・スタジオの最寄り駅「Watford Junction」までは、ユーストン駅からナショナル・レイルに乗り、特急で20分。最寄り駅からは送迎バス(有料。現金のみ受付け、おつりは出ません)で約15分です。

ナショナル・レイルはオイスターカードが使えるのですが、それを見落としてしまい、事前にチケットを買ってしまいました(ちゃんと調べないとこういう無駄足をふんでしまう…けっこうそういうことがある私)。ユーストン駅から出る電車は特急だけでなく、各駅停車もあります。ギリギリまでアフタヌーンティーを堪能していたので、間に合わないかもととても焦っていて、飛び乗った電車はなんと各駅停車…((+_+)) 途中で乗り換えられるのかがわからないまま、結局各駅停車で1時間もかかってしまいました…(;゚Д゚) ああ、なんたる不覚…。
そんなハプニングがありましたが、20分前(20分前までに必ず来るようにとチケットに書いてあるのです)には余裕で間に合いました。あー、冷や汗かいた。

ディズニーランド並みの人気アトラクションなので、チケットも早くから予約しないと取れませんし、送迎バスも一回では乗り切れないほどでした(二階建てバスなのに)。ハーフタームということで、車内は親子連れではちきれんばかりです。

ワーナー・ブラザーズ・スタジオは、入り口から楽しめる工夫があちこちにされているので、入る前からテンションがあがります!!パーテーションの柵もこの通り。

もともとは飛行機の整備工場だったところらしく、とにかく天井も高いし、広いったらありません。まあ、映画のセットを組めるくらい広大な場所じゃないと、撮影も無理ですものね。

予約時刻16時になり、予約していた人たちがスタッフの指示に従って一斉に入るのですが、前座からのもっていき方が上手いっ!!この歳になると胸がどきどきするような興奮や感動を味わうことが少なくなるのですが、私、久しぶりに「うわあああ~っっ!!!」と声を出してしまいました、鳥肌が立ちました。すごいです、ここは想像していたよりもはるかなスケールとリアリティで人々を魅了します。まさに、別世界、ファンタジーの世界がそこにありました。
真っ暗な中、扉が開いて、さあ、そこは――ホグワーツ魔法学校のグレートホール!

ハリー・ポッターの映画が好きな方は、絶対に訪ねることをお勧めします! シリーズそれぞれの撮影に使われた実際のセットが見れるんですから!飾ってある肖像画や、置いてある薬品、教科書、道具といった細かいところまでじっくり見れるし、俳優さんたちが着ていた衣装、特殊効果の説明などなど、撮影現場の裏側まで体験できちゃいます。もう、本当に興奮しちゃいますよ!!

こちらはスネイプ先生の魔法薬学の教室。さっきまで、似たような教室でアフタヌーンティーを楽しんでいたので、余計にテンションがあがります!!

私、写真は撮られるより撮るほうが好きで、どこに行っても自分自身の写真はほとんど撮らないのですが、ここでは舞い上がって、撮ってしまいました(^▽^;) ただ、シャッターを押してくれる人を探すのに苦労しまして…みんな、複数で来ているので割り込むようにして頼みづらく…そこで気づきました、お一人様は私一人じゃないですか!!ガーン。誰に押してもらおうかとあわあわしていたら、「シャッター押してもらえますか」と声をかけて来たかわいい女の子(大学生くらいかな?)、おおっ、お一人様です! 喜んで押してあげて、代わりに私のも押してもらいましたぁ~~。よかった~~~。

その後も、ポイント、ポイントで、その子と撮り合いっこしました(笑) 意図して一緒に行動しているわけではないのですが、巡る速度がおんなじくらいだったようです。

中に入る時はみんな一緒ですが、入ったあとは自由に回るようになっているので、自分のペースで、好きなだけ見れます。もう終わりかな、と思ってもまた次が、また次が…と、とにかく果てしないほど場面が展開していくのもすばらしい演出。大満足です。
私はわりと見て回るのは早いほうですが、今回ばかりはけっこうゆっくりと見学し、たっぷり2時間かかりました。カフェ以外に休めるところがないので、カフェで”バタービール”を飲みたかったのですが、席がなくレジにもずらっと行列ができていたので諦めました。カフェではアフタヌーンティーをやっているのは知っていましたが、すでに取り扱い時間は過ぎていましたし、過ぎていなくても、お昼にアフタヌーンティーをいただいたうえに、またアフタヌーンティーはとても無理(-_-;)どんなアフタヌーンティーなのか、写真が見たくて検索してみたのですが出てこず…うーん、興味あるなあ。

帰りの電車は帰宅ラッシュにかかっていたようで混んでいましたが、今度はちゃんと特急に乗りましたよ!ユーストン駅まで、あっという間でした。行きのあの1時間はなんだったんだ…。夏は21時くらいまで明るいので、ホテルに帰った時もまだ明るかったです。
かなり歩いたものの、それほどおなかもすいていないし、一人では外食もつまらないので、いつものように、日本から持参したカップラーメンで済ませました(^^; ツアー参加者さんからいただいた湿布を貼って、足をマッサージして、明日に備えます。
(つづく)

英国ファンタジーツアー日記 その17

ロンドンでは地下鉄じゃなく、なるべくバスを利用するようにしています。乗り降りが簡単で、窓からの景色も楽しめるからです。乗ったらすぐに二階へ!二階の一番前の席がお気に入りの席です。写真が撮りやすくて、高い場所からロンドンの街並みを見るのはとても爽快です!高いところからだと、建物の様子もはっきりとわかります。
こちらは有名な「ハロッズ」。バスの二階からだとこんなふうに見えます。

ただ、バス利用の難点は、道路が混んでいること。ヴィクトリア&アルバート博物館から、アフタヌーンティーを予約している「カッター&スクイッジ(Cutter&Squidge)」のそばまで、バスが通っていたのでそれに乗ったのですが、やっぱり途中がめちゃ混み。間に合わないかとハラハラしました。初めて行くお店なので、道順も不安、迷ったら到着が遅れてしまいます。wi-fiをレンタルしていかなかったので、持参した地図を読み間違えたらアウトです。
しかし!!!今回は、心強い味方が!!!それが、ホテルの部屋に備え付けてあった「handy」です。グレードの高いお部屋に宿泊できたおかげで、部屋には、ホテル宿泊者が無料で使えるレンタルスマートフォン「handy」がありました!初めて知るサービスです(いつも安いところに泊まっていますからね(^^;)。宿泊している間は自由に持ち出して使ってOKとのこと。う、うれしすぎる~!(日本でも導入したホテルがあるようですね)
そういうわけで、handyのおかげで、バスを降りてからお店まで、迷うことなく行くことができ、ほぼ時間ジャストに到着できました。

今回予約したアフタヌーンティーは、ハリー・ポッターをイメージした「Potion Room(魔法薬学の部屋)」という名のアフタヌーンティーです。このお店は今までも、ハロー・キティやディズニー映画のキャラクターをモチーフにしたオリジナルのアフタヌーンを企画しているスイーツ店。添加物を使わず手づくりしたお菓子も人気だそうです。
今回、ハリー・ポッターをイメージしているとあって、始まった5月から話題になっていました。ネットでの事前予約が必要で、前払い、キャンセルしても払い戻しはなしという、かなり厳しい条件でしたが、これには絶対に行きたかったので、思い切って予約!一緒に行きたいと希望されたツアー参加者さんが何人かいらっしゃったので、みなさんもぶんも一括で予約しました。お一人の方だけ二週間前の予約になり、席が空いているか心配でしたが、最後の一席が奇跡的に空いていて(感謝!)予約できました。
いつ終了するかわかりませんが、サイトを確認したら現在もまだ開催しているようです→https://cutterandsquidge.com/pages/potionroom

お店の地下が、魔法薬学の部屋です。私たち参加者は、「カッター&スクイッジ・錬金術学校」の生徒という設定で、部屋に入る前に、ハリーたちと同様、黒いローブの着用をうながされました。(きゃ~気分が盛り上がりますね♪♪)部屋は暗く、スネイプ先生の魔法薬学の部屋を思い起こさせるようなしつらえです。黒いとんがり帽子をかぶった魔法薬学の先生が出迎えてくれて、席に座ると、一人一人に合う杖を授けてくれます!!!(まるで杖がハリーを選んだ映画の一場面のよう)。
まずは飲み物を選ぶのですが、「ユニコーンの涙」とか、魔法的な名前がついているのが楽しい♪
ウェルカムドリンクのジュースは、ビーカーで出てきた薬(?)を、杖で呪文をかけてから(うふふ)加えると、色が変わるという楽しい仕掛け。最初のスイーツは、魔法薬の調合の仕方を先生から教授してもらって、これまた杖で呪文をとなえて、調合薬をふりかけると、ぶくぶくと泡立ってくる…という仕掛けです。

先生が言っていることがよく理解できなかった(何しろ英語ですから(^^;)けれど、それなりに魔法薬の授業は楽しく、童心に返ってハリー・ポッターの雰囲気を味わいました。

運ばれてきたおなじみの三段トレイは、鳥かごのような形でかわいらしい(#^.^#) 乗っているスイーツも大鍋の形をしているなどの工夫がありましたよ。写真に写っているフード以外にも、物語に登場するロック・ケーキが出てきましたし、最後のほうには生菓子がワゴンで出てきたそうです。”そうです”と書いたのは、私は電車の時間があり、途中で抜けてしまったからで(^^; 最後まで体験できなかったのが残念です、行かれる方は2時間半たっぷりアフタヌーンティーの時間があるので、余裕を持って予定を組まれてくださいね、私のようにならないよう…。
こちらのアフタヌーンティー、最後にお土産もつきました。アフタヌーンティーの名前が書かれたピンバッジ。けっこうな大きさなので(^^; 記念に飾ってあります。

(つづく)

英国ファンタジーツアー日記 その16

2018年6月5日(火)ツアー6日目
今日もまたまたいいお天気です! 終日フリー、ツアーに参加してくださったみなさんは、それぞれ、自分の行きたいところへ向かわれたご様子。
私はといえば、朝食をほんのぽっちりにして、ホテルのそばのティーショップ(以前から行きたいリストに入っていたお店!ホテルのすぐそばにあり、朝早くからオープンしていたのでラッキーでした)でクリームティーをいただきます♪ クリームティーは、スコーンと紅茶のセットですが、スコーンがすでに半分になって焼いて出てきたのにはびっくり。こういうスタイルもあるんですね。

ビアトリクス・ポターが結婚式をあげたセント・メアリー教会がホテルのそばにあることをガイドさんから教えてもらったので、このあと、教会を訪ねました。以前もこのあたりのホテルに泊まったことがあるのですが、この教会がそうだったとは!灯台下暗し。

地下鉄の駅まで、ぐるっと遠回りして、路地を歩いてみました。歴史を感じるテイラーが。いいですねえ、これぞイギリスって感じ。

そして、おお!なんと、ウォルター・クレインが住んでいた家を発見!

入り口のところに青いプレートがかかっているのがわかるでしょうか。これは「ブルー・プラーク(Blue Plaque)」といって、有名な人物が住んだ家や働いた場所などの建物の外壁に掛けられているんです。

イギリスでは古い建物をそのまま残しているので、ブルー・プラークも何百という数、設置されているんだそうです。設置が始まったのは1866年とのこと、な、なんとヴィクトリア朝です。
ブルー・プラークをつける人物には選出条件があり、また、一人につき1つのブルー・プラークしか作れないのだとか。
ということは、ウォルター・クレインのブルー・プラークは、私が見つけたこの1つのみということになりますね!!
ウォルター・クレイン(Walter Crane 1845-1915)は、イギリスの有名な芸術家ですが、私にとっては絵本画家として君臨している大好きなイラストレーター。陶磁器タイルや、アーツ&クラフツ運動にも深く関わりました。

あてもなくぶらぶら歩いて、こういう発見があると嬉しくなっちゃいます。ウキウキ気分で次へ向かいます。目的地は「ヴィクトリア&アルバート博物館」。開館と同時に入ろうと思っていたのですが、違う電車に乗ってしまい、次の駅で乗り換えたので、少し到着が遅れました(笑) 何度もロンドンに行っていますが、こういううっかりは毎度のこと(^^;

ヴィクトリア&アルバート博物館は初めてではないですが、陶磁器コーナー(6階)まで見たことがなかったので、今回は陶磁器コーナーに絞りました。
「とにかくすごい数のコレクションがある」とは聞いていましたが、確かにすごかった!!それぞれのガラスケースの中には、おびただしいほどの陶磁器がびっしり、年代ごとに飾ってあります。本当に、どこから、どう目を移していっていいのやら。興味を引く素敵な柄の品物があっちにも、こっちにも。目ばかり泳いじゃって仕方がない(笑) 展示は奥までず~~~っと、続きます。

12時から、アフタヌーンティーを予約しているので、あまり長く見ることができなくて残念。せめてもう30分、早く開館してくれると後が楽なのですが…こちらの博物館は開館が遅いのが困る…(そして閉館も早い(;’∀’))。
(つづく)