気賀のビューポイント

バーチャル『ウォークラン』で、井伊谷城址にのぼったあと、お友だちがもう一か所、眺めのいい展望台を教えてくれたので、一緒に行ってきました!

「国民宿舎奥浜名湖」の隣にある、細江公園です。
何度か、この道路は車で走り抜けたことがありましたが、公園があるとは知らなかった(^▽^;)
万葉歌碑や文学碑が点在していることも初めて知った…(^^;
夏ということもあるのか、あまり手入れがされていないのか、草木もぼうぼうで、今、散策するのはちょっと怖い…。

展望台は、駐車場から歩いてすぐ。
気賀関所がある、気賀の町が眼下に…。
そして、遠く浜名湖の姿も見えましたよ♪♪

右奥にかかっているのが、東名高速道路の浜名湖橋
手前左の赤いアーチの橋が、都田川にかかる「みをつくし橋」。


時間があえば、一両だけの、天竜浜名湖鉄道が走っているのが見えますが(写真にある緑色の鉄橋がそれ)、日中は一時間に一本しか走ってないので、
私たちがいる間に姿は見えませんでした(^^;

↑案内板に書いてある「北区直虎ビューポイント」というのが気になりました。
先ほどのぼった、井伊谷城址の案内板にも、この北区直虎ビューポイントの文字があったではないですか。
調べてみると、「大河ドラマ『おんな城主 直虎』の放送で高まった北区の魅力再認識にいかしたい!」「豊富な眺望適地をみんなに楽しんでもらいたい!」そんな思いから生まれたんだそうです。
やっぱり、大河ドラマがきっかけなのね。
現在、7つのビューポイントがあるようで、そのうち2つを今日制覇!
他のところも行ってみたいと思いました!

この眺めのいいところで、先ほど、「田空旬彩市(でんくうしゅんさいいち)」 で買ったソイ・ジェラートを食べました(≧▽≦)
これ、浜松市北区の会社が作っているんですよ!!(って、私も今日知ったんですが(笑))
材料はすべて有機JAS認証取得
牛乳・卵・小麦粉・食品添加物不使用
ということで、出来る限り、ヴィーガン生活を心がけている私も安心して食べられるのが、うれしくて!!

味は、6種類もありましたが、無難にバニラをチョイス。甘すぎず、ココナッツの味がさわやかで、気に入りました(#^^#)
次に市場に行った時は、他の味も試してみたいと思います!
検索したら、楽天市場でも売ってましたよ♪ ご興味のある方はお試しくださいね。

ウォーク・ラン、完了しました♪

若草物語』の作者ルイザ・メイ・オルコットが、走ることが大好きだったことから、彼女の家「オーチャード・ハウス」の管理グループが主となって、アメリカのコンコードの町で、15年前から毎年開催されている恒例のイベント『ウォーク・ラン』。
本来なら、現地に行っての、リアルなウォーク・ランなのですが、今年は新型コロナのため、バーチャルでの開催となりました。

Used by permission of Louisa May Alcott’s Orchard House

オーチャード・ハウスに展示してあるルイザの写真には、マスクが。
オーチャード・ハウスは現在もコロナのため閉館しています(;O;)
それだけに、今回のバーチャル・ウォークランは、ストレスの多いコロナ禍での前向きなイベント!!!

2020年9月10日(木)~9月20日(日)の間、登録した距離を、好きな時間に好きな場所を歩くか、走るかするというものです。

最低距離数は、1マイル(1・6キロ)。ヘタレの私でもこれならできそうと、登録しまして、昨日、歩いてきました~(*^^)v

1・6キロ、歩くとだいたい30分くらいでしょうか。歩数で言うと3000歩くらいかな?
3000歩くらいなら、みなさん、毎日歩いておられるのではないかしら。なので、登録して、ゼッケンつけて、普通に生活すればクリアになるかなって思うのです。
20日まで、登録受け付けていますので、よかったらいかがでしょう。ゼッケンつける、っていうだけが、いつもと違うだけですね。登録について詳しくはこちらに書きました

せっかくなら、まだ行ったことのないところを歩きたいなと思い、私は浜松の引佐町をまた歩いてきました。
引佐は、先日「天白磐座遺跡」に行ったのですが、その時、井伊直虎ゆかりの井伊谷城があった山にのぼれて、景色がいいことを知ったので、「井伊谷城址」を登ることにしました。
地図に「頂上まで歩いて15分」と書いてあったので、往復30分、これなら1マイルクリアするじゃない???(最初からしっかり距離を測る気はまったくなし…アバウト、アバウト(^^ゞ)

お友だちを誘って、GO!
先日も行った「浜松地域遺産センター」に車を停めたのですが、あとでわかったことですが、もっと近くに駐車場がありました(;^ω^)
入り口がわからなくて、引佐協働センターの方に聞いたら、わかるところまで、一緒に歩いて案内してくださいました!なんて親切な…(;O;)

歩いて15分という近距離のうえ、道も舗装や整備されているのですが、やはりそこは、昔お城があった山。傾斜がきつい……。

登り口には、直虎ちゃんの杖、がご自由にどうぞ、と置いてありました。確かに、この杖、必要です、みなさん、一本取って登ってください(笑)

途中、お休み処が2か所あります。ヘタレの鉄則で、無理は禁物、しっかり、2か所で休憩します。
暑い日でしたが、秋の気配も感じられる日で、山中には、秋の山野草が見られ、植物好きとしては、花を見ながら登るのも楽しかったです!
ただ、名前がわからないのが悲しく、家に帰って調べました。


マルバルコウソウ


ツルボだと思われます。写真はつぼみで、これから開花するらしい。


そして、これ↑ ものすごくいい香りがして、も~~幸せ~~~だった花。な、なんとこれ、葛の花なんです!! ぶどうみたいな花がついて、香りもぶどうのような香りだとネットに書いてありましたが、私にはバニラみたいな香りに感じました。
風邪に効くといわれる葛根湯は、この葛の根が使われ、葛餅、葛切りにもこの根が使われるんです。
花はこんなにいい香りで、根も役に立つなんて、日本の植物ってすごいわ~~!!!(≧▽≦)
写真がちょっとぼけちゃっているので、今度、しっかり撮るためにまた行きたい!


標高は約115mとのことで、思ったより早く、頂上に到着した感がうれしい。


大河ドラマ『女城主直虎』の時のが今も残ってます、顔羽目(笑)
頂上にはテーブルと椅子もあるので、ちょっとしたピクニックにもいい感じですよ。


現在は何もないですが、ここに、お城があったんですよねぇ…。お城というにはこじんまりとした敷地に感じました。

江戸時代の記録によると、井伊谷城は「御所の丸」と呼ばれていたそうです。南北朝の動乱期(1336~1392)に、南朝方の拠点として宗良親王(後醍醐天皇の皇子)を迎え擁した場所と関連付けられていたことがうかがえます、と、案内板にありました。


真ん中の背の高いビルが、浜松駅にあるアクトタワー。距離としては18キロありますが、よく見えますね~。


桜の名所でもあるようです。木が成長して眺めを遮っていますが、でも確かに、引佐の町を一望できるすばらしい景観です。直虎のいた時代は、もっともっと、見渡せたことでしょう。田んぼが美しい~~~(≧▽≦)
大河ドラマでも、直虎が、農民と一緒に田植えをするシーンがありましたが、やっぱり、農村の風景は日本の原風景だなと思います。東北で生まれ育っていることもあるのか、田んぼを見ると心が安らぎます。みなさん、この風景を守るために、お米を食べましょう!!!


空が近い気がします。
気持ちのいい汗をかき、お茶とお菓子(お友だちが買ってきてくれた!ありがとうございます!!)で一休み。
そして、ウォークランをした”証明写真”を撮影。(家に帰って結果をアップし、ウォークランは終了です)

これからいい季節になるので、またハイキングやピクニック、したいな~と思っています。

直虎と姫様

先日の日記の続きです。
車を停めた「浜松市地域遺産センター」も、今回初めて訪れる場所。
浜松に残された文化遺産の保存・活用事業を行う施設だそうで、文化財の魅力を伝える展示や講座などを開催しているそうです。
そんなわけで、展示を見てきました!
私は古墳や、遺跡、発掘された埴輪や銅鏡などにすごく興味があるので、展示もおもしろかったです。
浜松市内にこんなにたくさんの古墳があるとは思わなかった。我が家のそばにもあった…!!小さい円墳が。

物販コーナーには、古墳型のポストイットや、古墳クリップ、縄文や弥生マステ、古墳や埴輪マステなんかも売ってて、私はテンションあがっちゃいましたよ!!
古墳グッズが密かに人気があるって、以前テレビで見たんですが、売っているのを見たことがなかったので、思わず全部買っちゃいそうになったけど、いやいや、待て待て。いっぱいあるでしょ、と、ブレーキをかけ(笑)クリップとブックレットだけ買ってきました。

発掘調査、発掘品の調査研究、保護、展示など、文化財の保存や管理はすごく地道で、大変な仕事なんですよね。でも、意義のある仕事でもあるので、私、昔、そういう仕事に就きたいと思ったことがあります。

2017年に放送された大河ドラマ『おんな城主直虎』のメモリアル展示もありました。懐かしい!!!直虎のことは知らなかったけど(浜松市民のほとんどが、直虎って誰?だったと思います…(^-^;)、ちゃんと全話、観ましたよ!!!
直虎の生涯、当時の歴史がプロジェクションマッピングを用いてわかりやすく伝える工夫がされていました。
ドラマの題字の本物の書が飾られていたし、出演者が写っている写真も…。三浦春馬さん、直親(なおちか)役で出演されていましたね…。

大河放映時に作られた、直虎のふるさと井伊谷マップもありました。これはとてもわかりやすい。まだまだ行ったことのない場所があるので、時間を見つけて訪ねてみたいと思います。


一階の、直虎の記念撮影コーナー。写真左隅にある、兜や甲冑をつけて、ここで写真が撮れるようになっていましたよ。

遺産センターを満喫したあとは、銘菓「姫様スティック」を買いに、気賀外山本店へ。創業明治18年という老舗菓子店です。以前、お友だちに連れて行ってもらってこのお菓子を買って食べたのですが、アーモンド好きの私をとりこにしたおいしいお菓子でした。


いちごジャムをはさんだスポンジが層になっている、上品なお菓子。


アーモンドのお菓子はもう一つ「姫様千両」もあり、こちらはサクサク感のあるクッキーです。こちらもおいしい♪
今回は贈答用に、「姫様千両」との詰め合わせを買いました。


まだ食べたことのないお菓子を味見したいと、「関所どら」と「姫様もなか」を購入してみました。姫様が乗ったお籠の形をしているもなかは、甘みを引き立てるゆかりが入っていてなかなかおいしかったです。

関所どらは、気賀の関所からの命名。関所のあった気賀宿は、浜名湖の北岸を迂回する、東海道の脇街道の宿場です。
現在は「姫街道」という名前で親しまれていますが、街道をこの名前で呼び始めたのは、幕末ごろからといわれています。
なぜ、かわいらしい「姫街道」という名がついたのかにはいくつか理由があるようです。
*女性が新居の関所の厳しい取り調べを避けた。
*女性が浜名湖を渡る危険な渡船を避けた。
*浜名湖にある新居関所は別名「今切関所」といい、今切が不吉な言葉なので女性が避けた。
*東海道を男性に、脇街道を女性に見立てて、「姫」とした。
など。

また、このあたりでは、江戸時代に公家や大名の姫様が姫街道を往来した様子を再現したお祭り「姫様道中」が、毎年4月に行われます。
20年以上浜松に住んでいるけれど、実はまだ一度も見たことがありません(^-^; 見たいんですけど、混雑が嫌で…。今年はコロナで中止になりました…( ;∀;)

そんなわけで、“姫様”という名前が商品についていることが多いのです。
直虎も、井伊家のお姫様だったんですよね(直虎は別人だったという説もありますが、お姫様だったことは確か)。
大河のおかげで、すっかり、直虎が浜松でも市民権を得た感じがします。

天白磐座遺跡へ

先月、掛川市の阿波々神社にある磐座(いわくら:神が宿る岩)を訪ねたことを書きました。→http://mikiokuda.com/2020/08/15/chagusaba/

そういえば、浜松にも磐座があった…知り合いの方から、ここはパワースポットだから行ってみるといいよと、ずっと前から聞いていたところです。
ぽかっと空いた日があったので、天白磐座遺跡(てんぱくいわくらいせき)に行ってみることにしました。

天白磐座遺跡は、渭伊(いい)神社の背後にある、薬師山の頂上にあります。
初めて行くので、渭伊神社に駐車場があることを知らず、ネットに書いてあった地域遺産センターというところに停めて、歩いていきました。片道10分。

ものすごい暑い日でしたが、普段は車でサーッっと通り過ぎてしまう道なので、歩いて、細かく周辺を見ることができるのはそれはそれで楽しい。
神社の境内、そして遺跡のところは、風が吹いていて、暑さはそれほど気になりませんでした。

約40メートル四方にわたって巨石が点在しています。モノ言わぬ岩に、朽ちない岩に、古代の人々が神を感じた、というのが、理屈ではなく感覚で、感じ取れます。神域なんですよね。


誰もいない、静かな時間だったことも関係しているでしょうが…。タイムトリップしても不思議はない感じです。

「磐座」という言葉を検索していたら、石の研究者・吉川宗明さんのサイトを見つけました。
このサイト、すごいです!こんな方がいらっしゃるんですね。
このサイトによると、

いわくら」は「神が宿る岩石」。

神の立場から見ると、「祭祀の時、人と交流するために一時的に座る、あるいは入りこむ岩石」。
人間の側から見ると、「祭祀の時、神を迎えるために用意する岩石」。

気をつけなければならないのは、「いわくら」は神そのものではなく、神が宿るために準備される施設・装置・道具だという点。神そのものである石は「石神」(いしがみ)と呼んで、別の概念になる。

とありました。なるほど、なるほど。

そして、パワースポットブームもあってか、祭りや宗教に関わる聖なる石や祀られている石をすべて磐座と呼んだり、新しく作られた岩石も磐座と呼ばれているのは、違う、とも述べてらっしゃいます。
その石を説明するために安易に、使いやすい「磐座」を使ってしまうということでしょうかね。その言葉の意味や定義をきちんと理解して使っている人はどれだけいるか…。私自身、言葉を使う仕事なので余計にそう思います。言葉をきちんと使うことの難しさ…。

この方のサイトも本も、もっと時間をかけて、真剣に読んでみたいと思いました。難しいけど、読んでいるとおもしろいです。

さて、話は戻って。
天白磐座遺跡の発掘調査により、ここは、4世紀後葉(古墳時代前期)から平安時代に至る長期間、祭祀場として使われていたそうです。
この遺跡と、渭伊(いい)神社との関係ですが、もともと別々だったようです。

渭伊神社が、2017年の大河ドラマ『おんな城主 直虎』の、井伊家の氏神となったのは、平安時代。
かつては龍潭寺(りょうたんじ)の境内にありましたが、南北朝時代に、現在の地に移ったとされています。

案内板には、「渭伊神社の創祀が古墳時代前期にまでさかのぼることを語る」と書いてありますが、神社がもとあった場所が違う説があるので、渭伊神社と磐座遺跡を一緒に語ってしまうのはどうなんでしょう。


渭伊神社のご神木。

御祭神は、三神。
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
品陀和氣命(ほむたわけのみこと)=応神天皇
息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)

玉依姫と知って、どきっとしました。玉依姫は、今、私がはまっている「八咫烏シリーズ」(阿部智里著のファンタジー小説)に出てくるからです。
この一週間、6冊のシリーズを夢中で読み進め、頭の中はすっかり八咫烏シリーズの世界に浸かっていたのです(^^;

漫画化もされ、とても人気のある小説だということは知っていて、一巻目は去年買っていたのですが、一巻目の最初がどうも退屈(おもしろいのだけど女の嫉妬の世界が…(-_-;))で、最後はどうせこうなるのだろう、なんて勝手に先が見えた気がして、放ってあったんですが、読みだしてみたら…中盤からあれよあれよと展開がおもしろくなってきて、なんと、ええ!!!!っていう予想外のラストにはもう、すごい、この人…と、ため息がもれました。

それからすぐに二巻目以降、全部買ってきて読みふけり、第一部完結という6巻目を読み終わって…なんと、そう来たか!!と、これまた壮大なスケールに圧倒。
第二部がもうすぐ発刊されるとのことで、またまたはまってしまいそうです(^-^; その前に、外伝を読まなくちゃ。

実は私、天狗のお話を書いたことがあり(公開はまだしてません…(笑))、天狗や八咫烏に関する本を読んでいたこともあって、このシリーズにはすごく惹かれました。荻原規子さん、上橋菜穂子さんの本が好きな方、ファンタジー好きの方ならきっと気に入るはず。おすすめです!

蘭字展@フェルケール博物館

前回書いた『ショパン展』は、お友だちと行ったのですが、コロナ禍なので、会場内でのおしゃべりは禁止です。
終わってからランチへ。そこでは気兼ねなくお話できました(もちろん食事している以外はマスク着用で)。

ランチは『祥瑞』という、北京ダックや小籠包がおいしいことで知られるお店でいただきました。静岡市内に2店舗あり、こちらの駅南のお店は、落ち着いた店構えなので、こちらのほうがゆっくりできる、とお友だち。


入り口にディスプレイされている真っ白いお皿は、ノリタケみたいです。こういうセンスがいいですね。


麺もおいしそうでしたが、悩んだ末、夏チャーハンのランチコースを選びました。
ランチには、サラダ、スープ、そしてミニ点心(小籠包&焼売)、デザートがついてます。どれもおいしくて、大満足。また来たいです。

お友だちとはここでわかれて、私はもうひとふんばり、清水まで足を延ばしました。


駅前で見つけた、お茶のタクシー。お茶のまち静岡市、と書いてあるので、静岡市内全域で走っているのかな???

清水に来た目的は、フェルケール博物館で開催中の『蘭字 輸出用茶箱絵の世界』を見るため。今日は、展覧会のはしごです。
日本から輸出した、お茶の箱に貼られていたラベルのことを「蘭字」とよびます。入っている商品が何で、だれが、どこへ送るのかがわかるという実用性を超えて、そのデザインや色に、私はとても惹かれるんです。(もともと私はライターではなく、デザイナーを志望していたからよけいかな)


チラシに使われているニワトリの絵が描かれたラベル、これが蘭字のひとつ。
「おはよう」という日本語とニワトリ、そして”100%純粋な日本茶”という宣伝文句と、会社名が描かれています。囲んでいる飾り罫も素敵ですよね!

会場には明治時代の木版蘭字から1960年代まで使われたオフセット印刷の蘭字まで、100点あまりが展示されています。
第二次世界大戦後、輸出先がアメリカ大陸から、旧フランス領のアフリカや西アジアに移ったため、蘭字の雰囲気も、写真のようなデザインから、中東っぽくなってくるのもおもしろいです。

な、なんと、展示の中に、「タータンTartan」と書かれた蘭字を発見!!!!撮影禁止なのでお見せできないのが残念なのですが、タータン模様の蘭字です!!コーフン(≧▽≦)
Rob Roy Tartan  Japan Tea  imported by Balfour, SMYE&Co., HAMILTON とあり、静岡のヘリヤ商会から輸出。
ロブ・ロイ・タータンは、赤と黒が均等の割合で格子柄になっているタータンなのですが、その蘭字も、ちゃんと赤と黒の格子柄になっています!!!か、かわいい~~~(*’ω’*)

ハミルトンというのは、スコットランドのグラスゴーという大都市の南東にある町。そこの会社が、日本茶(たぶん緑茶)を輸入したんですね。スコットランドに輸出するために、タータン柄の蘭字を作った・・・ヘリヤ商会さんのデザインでしょうか、粋です!!!
いつのものか書かれていないのでわかりませんが、木版印刷なので、オフセット印刷になる前のもの、19世紀後半~20世紀初期でしょうか。

タータンの蘭字はほかにも何種類か作られたのかな。タータンおたくとしては大変に興味のあるところです。

この企画展は9月6日までですが、先日の日記に書いた、「ふじのくに茶の都ミュージアム」の蘭字に関わる展示のほうは10月5日までやっていますよ~。
お子さんの研究テーマとしてもぴったりだと思います。

また、フェルケール博物館は港の博物館なので、船や海に関する展示が充実しています。1階常設展示の一角に、ちょこっとだけ、蘭字と茶箱の展示がありました。


こういう茶箱が、積み荷として港に山積みされている写真も展示してあり、そうした写真を見ると、なんだか、わくわくしてくるんですよねー。


↑こちらは和船の展示

船酔いしてしまうくせに(笑)、帆船とか、港とかにはロマンを感じて憧れてしまう私。このフェルケール博物館は、居心地がよくて好きな空間です(遠くてなかなか来れませんが…)。博物館のまわりを水が流れていて・・・すがすがしく・・・


鳥が水浴びをしている姿を発見。暑い日だったので、気持ちいいんでしょうね。

博物館から歩いてすぐそばに「エスパルスドリームプラザ」があります。ちびまる子ちゃんランドが入っているショッピングモール。帰りはここでちょこっとお土産を買って、帰路につきました。


「清水の紅茶」は、”まちこ”という茶の品種を使ってつくった国産紅茶の缶。
まちこは静岡市清水区のみで生産されている茶。正式な品種名は「静7132」というのですが、そんな番号の名前ではかわいそうだと思った、地元清水のお茶摘みさんが、ご自身のお名前をつけたのがはじまりとか。
桜葉の香りがする天然成分・クマリンを含んでいるということで、これをブランド化する動きが活発です。

ちびまる子ちゃんの作者・さくらももこさんの「さくら」と、まちこの「桜葉の香り」が偶然にもマッチして、清水という町をもりあげているようですね♪

さくらももこさんと私は一歳違い。なので、ちびまる子ちゃんの時代はまさに私の子ども時代とぴたりと重なります。
お亡くなりになったことがショックで、本当に残念でなりません。

インスタグラムやフェイスブックには書いていないこともこのブログでは書いているので(そのため長くはなってしまうのですが(^^;)、ぜひ、読者登録、ブックマーク、お気に入り登録をして読んでいただけましたら幸いです。

ショパン展@静岡

昨日、各駅停車にゆられて静岡まで行ってきました。いつもなら混雑する東海道線ですが、コロナの影響もあるのか、乗客は少なく、距離を取って座っていくことができました。もちろん、みんなマスク着用。

目的は、静岡市美術館で開催中の『ショパン展』。


ビルの3階にあるのですが、エレベーターの扉にも、展覧会の告知がしてあります。

私は幼稚園の時にピアノを習っていたのですが、先生の言葉から、子どもながらに自分は下手なんだとわかり、すぐにやめてしまいました(-_-;) そんなトラウマもあるのか、音楽の授業の成績も悪くて、音楽というのもにものすごい劣等感があります。
なので、以前『タータン展』でお世話になった方が、このショパン展に関わっておられなければ、観に来なかったと思います(;^_^A

音楽音痴ですから、ショパンのこともよく知らないので(有名な曲は聞いたことはあっても曲名までは覚えておらず…)、展覧会は何から何まで新鮮でした(笑)

ショパンが生まれたポーランドは興味の範囲からはずれていて、ポーランドという国の成り立ちも知らなかったので、ポーランドが領土(国境線)をめぐって戦いを繰り返していたことを学びました。ショパン(1810~1849)が生きた時代は、他国に干渉され、戦争をし、分割されたり独立したりと、めまぐるしく政情が変わった激動の時代だったんですね。

神童・ショパンはすでに幼い頃からピアニスト・作曲家として活躍。演奏家としてヨーロッパのあちこちを回っていました。
亡くなる前年には、イギリスを訪れ(演奏会を企画したのはスコットランド人の弟子スターリングとその姉)、ヴィクトリア女王とアルバート公の御前で演奏も果たしました。この時、ショパンはすでに病気で弱っていて、イギリスの悪天候と、英語が話せないのに連れまわされた社交界にさらに病状が悪化したそうで、死期を早めた原因ともいわれています。スコットランドでショパンが滞在した家はまだ残っているようで、イギリスと関連があるとわかるとがぜん、興味が湧いてくる……。

ショパン展の目玉は、日本初公開となるショパンの友人にあてた自筆手紙と、自筆譜。どちらも劣化を防ぐために暗い一角に展示されていました。
また、ショパンの肖像画の中でも特に有名な作品のひとつ、本展のチラシ(上の写真のエレベーターにも描かれている)にも使用されたアリ・シェフェール作「フリデリク・ショパンの肖像」も日本初公開だそうです。亡くなる2年前に描かれ、ショパン自身も気に入っていた絵だとか。

ショパンは祖国ポーランドを愛していましたが、後半生の大部分はフランスで暮らしました。フランスでは、知人を介して知り合った女性作家ジョルジュ・サンドとの恋愛が有名だそうです。サンドは知人の恋人だった人ですが、離婚歴と二人の子持ち。でも、恋愛する男性が次々と現れ、ショパンもその一人になるわけです。10年近くつきあったのち破局。そして、39歳という若さで亡くなってしまいます。
サンドとの恋愛も、ショパンの命を縮めたとも言われているようです…。サンドは72歳まで生きたんですねぇ…。恋多き女は強いのかな(^-^;

本展ではショパンの人生や作品だけでなく、ショパンが生きた時代のワルシャワとパリの芸術作品も展示されていて、見ごたえがありました。
ショパンの曲がもっと大きな音で流れていたらよかったのでは、と思うけれど、会場の都合で難しいのかな。近ければミュージアムコンサートに来るのだけど…。ちょっと遠い…( ;∀;) 同じ静岡県内とはいえ、浜松から静岡は、新幹線で2駅、鈍行で1時間10分かかります…。

ショパン展、この静岡会場が日本での最後の展示のようです。9月22日(火・祝)まで開催しているので、ご興味のある方はぜひお訪ねくださいね。

帰宅後、クラシック名曲集のDVDから、ショパンの曲を選んで聴いてみました。今度はショパンをモデルにした映画も観てみようと思います♪