鎌倉まで小旅行③

鎌倉小旅行のつづきです。鎌倉まで足を延ばした3つの目的の3つめは、「石窯ガーデンテラス」でアフタヌーンティーをすること♪

鎌倉駅からバスで「浄明寺」へ。浄明寺の境内にあるので、拝観料100円を払って中へ入ります。浄明寺は臨済宗建長寺派の古刹。源頼朝の忠臣で豪勇の士であった足利義兼が、1188年に創建したとのこと。境内は国指定史跡だそうです。


この茶室で一服するのも気持ちよさそうでしたよ。


案内に沿って、坂を登っていくと、お寺とは不釣り合いな(^^; 洋館が建っていて、そこが石窯ガーデンテラスです。


お店へのアプローチもまさにイングリッシュ・ガーデンらしくて、入る前からテンションがあがってきます。

13時半ごろに行ったのですが、すでに数量限定のアフタヌーンティーは売り切れていました(;_:) もっと早く来ないとだめなんですね…。
ランチの価格帯が私にとっては高額なので、どうしようかと思いましたが、せっかくなのでランチをしました。実は食べ物よりも、ここのイングリッシュ・ガーデンが目的だったので、庭を堪能したかったんです。まだ虫がそんなに出てくる時期ではなかったのでテラス席を選びました。

料理が出てくるまで、お庭を散策。バラは咲いているのもあれば、まだのものも。
この庭を作ったのは、スコットランドのエディンバラ出身(!!そこにはまる私(;^_^A)のガーデンデザイナーニコラス・レナハンさん。以前テレビで見て、ずっと行きたいと思っていました。17年かけて、一から創り上げた庭だとのこと。ニコラスさんは『スコットランド流 手間いらずの庭づくり』(家の光協会)という本を出されています!

イングリッシュ・ガーデンでありながら、ニコラスさんは日本の植物もいろいろ組み合わせています。四季のはっきりした日本ならではのイングリッシュ・ガーデンを目指しており、一年中楽しめる庭づくりがポリシーだとか。日本の美しい植物が大好きなニコラスさん、フウチソウ、アマチャ、ギボウシなどの植物をイングリッシュ・ガーデンに見事に調和させています。
スコットランドのテレビで見た日本庭園に感銘を受け(テレビではピースフル、ずっと見てられる絵のような庭だと言っていましたよ)、人生が変わったそうです。25歳で来日し、自分流の庭づくりを始めたそうです。


一番奥にはコケの庭があるようですが、この日は前日の大雨で木が倒れたため、奥への侵入は禁止になっていて残念でした。


お友だちはクリームティー(スコーンと紅茶のセット)を注文。このスコーンを一口味見させてもらったら!!今まで食べたスコーンの中でもかなりの高得点!!だったので、テイクアウトしてきましたよ。


私はパスタランチ。値段が値段ですから(^^;おいしくなかったら暴れるところですが、暴れずにすみました(笑)

近くに別の洋館があるのはチェックしていたので、歩いてその「旧華頂宮邸」も見てきました!


旧華頂宮邸は、1929年に華頂博信公爵邸として建てられ、ハーフティンバー(柱・梁・筋違などの骨組みを外にむき出しにし、その間に煉瓦・土・石を充塡して壁とする西洋木造建築の様式)が見て取れます。内部は年に数回しか公開しない(次回の公開は10月5・6日とのこと)ので、入れたのは庭だけでしたが、見れただけでもラッキーでした。


庭園はフランス式庭園。カチッとした、貴族の庭らしい庭です。

これで時間切れ。バスで鎌倉駅へ戻り、また2時間くらいかけて浜松へ帰りました。鎌倉小旅行はまだ書きたいことがあるので次に続きます(;´∀`)

鎌倉まで小旅行②

昨日の続きです。鎌倉まで行った3つの目的の、2番目は、ターシャ・テューダー・グッズの専門店「風想花」さんをお訪ねすること。→https://fuusouka.jimdo.com/

私が同行解説する「ターシャ・テューダーの庭とボストンを訪ねる旅7日間」がおかげさまで催行になり、6月11日が出発日。風想花さんには、私のツアーのチラシを店頭に置いていただいたお礼も言いたかったので、ツアー前にどうしてもお訪ねしたかったのです。
人でごった返す小町通りを、ちょっと入ったとてもわかりやすい場所にありましたよ。


ターシャが今まで出した本(邦訳、原書ともに)がずらりと揃っているだけでなく、風想花さんオリジナルのターシャ・グッズもいろいろあります。上の写真右側に映っている、ターシャの絵を使ったオリジナル布地が、私のツボ~~~(≧▽≦) ポストカードなどと一緒にお買い上げ~♪♪


たくさん買ったので(^^; ポイントがあっという間にたまり、コーギーぬいぐるみをもらっちゃいました!!!これ、ツアーに連れていこうかな~。


ターシャの直筆サイン入りの絵本や、ターシャが手づくりした本物の蜜蝋、コーギーのぬいぐるみなど、貴重なアイテムも見ることができます。これを見るために、遠くから訪ねてくるファンも多いそう。
ターシャや、植物好きな方にはたまらないお店ですよ(*’ω’*) 鎌倉のお散歩のルートにぜひ入れてみてくださいね(#^.^#)

鎌倉まで小旅行①

先週、鎌倉まで、日帰りで行ってきました!
新横浜経由だと時間も短縮できるのですが、その分料金もお高くなるので(^^; 小田原経由で地道に…。前日に大雨が降ったので、天気が心配でしたが、翌日は快晴で気温もあがりました。何十年かぶりの鎌倉で、ワクワクします(≧▽≦)

目的は3つ。1つ目が、鎌倉文学館です。
ちょうどバラまつりが開催されており、それに合わせて行ったのです。鎌倉文学館はバラの名所としても有名ですよね。

鎌倉駅から、江ノ電に乗って由比ヶ浜へ。そこから徒歩で7分くらい。小高い丘の上に建っているので、行きはゆるやかな登りです。

入り口を入って歩いていくと、レンガのトンネルが現れます。招鶴洞(しょうかくどう)という名前だそうです。源頼朝が鶴を放ったという故事から名付けられたとか。南禅寺のように、水路かと思いましたが、アプローチのひとつとして造られたみたいですね。


建物は、加賀藩16代当主の前田利為の邸宅だったもの。
そもそもは、1890年頃に、 第15代当主の前田利嗣侯爵がこの地に土地を手に入れ、和風建築の館を建てましたが、1910年に焼失。洋風の建物に建て替えましたましたが、1923年に、関東大震災で倒壊。それを再建したのが前田利為です。さらに手を加え、全面改築して完成したのが1936年。家人が家族や仲の良い友人とゆっくりくつろぐための建物として作られたものなので、豪華というよりは暮らしやすさを考えていたとのこと。
戦後、デンマーク公使が別荘として使用し、昭和39年からは佐藤栄作元首相が借りて、亡くなる前まで週末の静養地としていました。その後、鎌倉市が譲り受け、1985年に文学館として開館。鎌倉ゆかりの作家の原稿や愛用品等が展示されています。

バラの名所とはいえ、実際にバラ園に行ってみたら…え、これだけ??(^^; って思ってしまったほど小さいです。
でも、200種類245株という、種類の多さが売り。違うバラがずらっと並んでいて、見飽きるということがありません。
「鎌倉」「流鏑馬」「春の雪」「実朝」「かまくら小町」といった、鎌倉の地にゆかりの名前を持つバラが植えられているのも見どころだそうです。
同時期に、全部のバラが一斉に咲くわけではないので、枯れてしまったバラがあれば、満開のもの、蕾のものなど、それぞれです。


ペレニアル・ブラッシュのアーチ。このバラは満開でした!


日本のバラの原種ハマナス


ブラッシング・ノックアウト(かな?)


ピンクダブル・ノックアウト(かな?)


もう、途中から、名前がわからなくなってきました…


バラ園は小さいので、日傘禁止。暑くて暑くて、死にそうでした…(帽子までは持っていかなかったので…爆)前日の大雨で傷んでいるバラもありましたがそれほど大きな被害はなかったようです。

母屋の脇にもバラが植えられています。ピンクのアンジェラが満開でした(#^^#)アンジェラ、かわいいですよね♪

建物の中は撮影禁止(-_-;) ステンドグラスとか、とてもきれいだったので撮影したかったなあ。テラスからは相模湾がきれいに見えました。

お茶農家さん宅で紅茶づくり

前述した、アソル・ハイランダーズのレクチャーとパレードは、スージーさん(スコットランドでお茶栽培を個人では初めて商業的に成功させた女性)も一緒でした。スージーさんは、キャサリンさんも所属する「ティー・ガーデンズ・オブ・スコットランド」を立ち上げた方で、お茶仲間です。
今回のスコットランド滞在では、スージーさんのおうちにも一泊させていただきました♪

スージーさんはムギやジャガイモなどを栽培する農家で、機械が入らない変形地の利用としてお茶栽培にゼロから挑戦。寒い冬に苗が枯れても諦めずに続け、やっと手摘み・手もみの紅茶で、販売先を見つけられるほどになりました。100%スコットランドの紅茶で、オーガニックです。エディンバラの「Pekoe Tea」さんでのみ販売しています。

はじめは、ビニールハウスでお茶の木を栽培している光景が不思議に映りましたが、寒いスコットランドでは、こうした防寒対策は必須です。ブルーのシートは虫取り(昭和に、よく台所にぶらさがっていたあのべたべたしたハエ取り紙ね(^^;)。


こちらはヴィクトリア朝、果樹園だったウォルド・ガーデンWalled Garden。お城の果樹園だったとのことで、ものすごい広さです。傾斜もけっこうあり、こちらは茶の木を地植えしています。冬は覆いをかけますが、やはり寒さでだめになった茶樹も…。

一緒に紅茶を作りましょう!と、スージーさんがあらかじめ摘み取った茶の葉を萎凋してくれていました。それを交互にもんで、濡れタオルでくるんで発酵させ、最終的に乾燥。日本にあるような製茶道具は、当然英国にはないので(^^; 自分で試行錯誤して作ったそうです。大量には摘み取れないし、手もみなので少量ずつしか作れない。こつこつと貯めてブレンドして商品にするそうです。


だいぶ発酵してきてます。手で触って確認したり、温度をはかったり。

発酵している間は、スージーさんの愛犬と一緒に森のお散歩へ。

映画に出てくるような光景ではないですか(笑) 木の枝を投げて、犬がそれを取ってくるという…そういうことが目の前で普通に繰り広げられます(^^ゞ

丘陵地の高い場所に農場があるので、眺めがとてもいいのです。

心地よい風が吹き、いつまでも眺めていられるくらいの爽快さ。

できあがった紅茶は試飲させていただきました。私はお茶の専門家じゃないからよくわからないけど、嫌みのないすっきりした紅茶でした。品種は、イングランドのトレゴスナン茶園がダージリンの古い茶樹から挿し木で育てたものなので、ダージリンのような香りがしましたよ。
今頃は、スージーさん、紅茶づくりにお忙しいだろうな~。またいつか、お訪ねしたいです。

スージーさんのお茶栽培、英国のお茶栽培事情については、『月刊茶』2018年9~12月号まで連載させていただきました。年間購読する雑誌ですが、バックナンバーでその号だけ購入することも可能です。よかったら読んでみてくださいね。→http://shizuoka-cha.com/index.php/books

貴族のお城に泊めていただきました♪

前の日記に書いた、ブレア城のアソル・ハイランダーズ・パレードや、ハイランド・ゲームズをVIP待遇で私が体験できたのは、ブレア城主の親戚にあたるキャサリンさんとお知り合いになったからなのです。

キャサリンさんと初めてお会いしたのは、2017年11月。『お茶の京都博2017』というイベントの、世界のお茶シンポジウムで呼ばれて来日されました。キャサリンさんは、スコットランドでお茶を栽培しているグループ「ティー・ガーデンズ・オブ・スコットランド」のメンバーのお一人で、グループのコンサルタントをされているベバリーさんと二人で、スコットランドのお茶栽培事情を講演。ブースも出して、スコットランドのお茶を宣伝しました。

ベバリーさんについては先の日記に書いています→http://mikiokuda.com/2019/05/17/hankyuteafes1/

キャサリンさんはメギンシュ城というお城に住んでいる貴族の方ですが、子どもの教育や、ガーデニングや、地域活動など、さまざまな分野で精力的に活動をしておられて、お茶もガーデニングの一環で始められました。といっても、遊びではありません。
その広大な庭の一角に、茶の木を植えて栽培していますが、寒いイギリスでの茶栽培はまだ始まったばかり。キャサリンさんだけでなく、他のメンバーも、ゼロから、苦労をしながら茶樹を大きく育てている最中です。冬の寒さに茶の木が死んでしまったことも。
それについてはこちらの日記にも書きました→https://plaza.rakuten.co.jp/okudamiki/diary/201710230000/

京都で、短い時間でしたが、キャサリンさんとベバリーさんにお会いして、食事や和菓子体験を楽しみました(*^^)v
その時に、私がタータンの研究をしていることを話すと「ブレア城って知ってる?私、ブレア城の関係者なのよ」との驚きの発言!!「え~!私、ブレア城に行きましたよ!タータンのお部屋がありますよね。白亜の美しいお城ですよね。でも、年に一回のアソル・ハイランダーズのパレードは時期が合わずに見ることができなくて本当に残念だったんです」と、私。
すると、「私の兄、アソル・ハイランダーズのメンバーなのよ。紹介してあげるし、もしパレードに来る時は、ご案内するわ!ぜひまたスコットランドに来て」との感激の申し出。

話はそれで終わりません(^^;
ちょうど、翌年2018年5月には、私が同行解説する英国ファンタジーツアーが計画されていました。
アソル・ハイランダーズのパレードの日程を調べたら、なんと、そのツアーの前の週ではありませんか!!
一足早く先にイギリスに入れば、行くことが可能です! ツアーのみなさんをあちら(イギリス)でお出迎えする許可をツアー会社からいただき、私は念願のアソル・ハイランダーズのパレードとギャザリングを見ることができたというわけなのです。
前書き、長くなりました~。

こうして、キャサリンさんとメールのやりとりを重ね、キャサリンさんの住むメギンシュ城に泊めていただくという光栄にもあずかったのです。→http://megginchcastle.com/
メギンシュ城は一般に公開していませんが、少数グループで訪れることはアポイントにより可能です。将来、ガーデンツアーや、お茶ツアーなどを行っていきたいとのこと。


ブルーベル


こんな素敵な森の小道が、敷地内にある……( ;∀;)


窓の外を見たら、馬もいました…(≧▽≦) 貴族のお屋敷に馬は欠かせない。


映画好きの方はあれ、と思うかもしれません。なんと、リーアム・ニーソン主演の映画『ロブ・ロイ』で、マーケットのシーンでここがロケされたんですって!!!ひゃ~~なんという感動。大好きな映画です。


こちらがお庭。高いブロック塀で囲まれたウォルド・ガーデンWalled Gardenです(あの『秘密の花園』に描かれているのと同じ)。


庭への門を開けると、このキングサリのアーチが。


キングサリ。黄色の花が、新緑に映えます。


こちらは果樹園。メギンシュ城の庭は、リンゴの木がたくさんあるのでも有名で、古いリンゴの品種や、珍しい品種もあるそうです。どれだけのリンゴの品種が揃っているか、リスト化しているとのこと。

地植えしていた茶の樹は、厳しい冬の気候でかわいそうな姿になってしまっていたので、お写真は見せられません…が、枯れずにがんばっている子もいました。キャサリンさんは諦めずに、茶の栽培は続けていきたいと意欲的です。ぜひ、成功させてほしい。

どこに行くという予定もなく、お城の中を案内していただいて、お庭を歩いて(とにかく広いから…(笑))、そして木陰でお茶をして…。何もしないでゆっくりした時間を過ごすなんて、私の旅ではありえません(;^_^A ので、本当に、心がほっこり、癒されるひとときを与えていただきました。心から感謝します。

ハイランド・ギャザリング@ブレア城

ブレア城のお祭りのお話、昨日の続きです。

土曜日はアソル・ハイランダーズのパレードがありました。翌日曜日は、ハイランド・ギャザリングです。


写真のような、芝生の広い敷地で行われることが多いです。この日もいい天気で、暑くて暑くて(^^; 会場を囲むようにテントや出店が並びます。近づいていくと…
中央の会場ではさまざまな競技が行われていました。


上の写真は、ケイバー投げ(丸太投げ)をしているところ。


バグパイプの競技会に出場する人が、草原の中で練習していました。ガンバレ!


ハイランド・ダンスの競技会場。高いステージの上で決まった種目を数人ずつ、踊ります。


ダンス曲に合わせて着る衣装も変わります。


子どもたちが飽きないように、日本のお祭りと同じような屋台もいろいろ並んでいます。


VIPテントの中にはお料理がたくさん並んでいてブッフェスタイルでしたが、出店でどうしても食べたくて頼んだ「タータン・バーガー」。そうです、タータンという名前がついてるバーガーって何?ってことで頼んだ(笑) お肉が数種類入っているハンバーガーでした。格子のように重なってるからタータン??かな??


アソル・ハイランダーズのウイスキー。お土産にいいですね。


子どもたちから大人まで、年齢別の徒競走。飛び入り大歓迎♪(私は走りません、走れないって(;^_^A)


忘れてならない、アソル・ハイランダーズは、ギャザリングにも登場。


大砲を鳴らしたあと、最後は…アソル・ハイランダーズも徒競走(というか猛ダッシュ?)します。それがこのギャザリングの目玉です。


ハイランド・ゲームズ定番の綱引きもします。制服が重そうだけど…そうでもないのかな?


種目が終わったら…裸足になって、かけっこです。上層部の方々、もちろん、次期公爵になるお方も、走ります(≧▽≦)


芝生の上を裸足で走るのはさぞかし気持ちいいでしょうね~。走り終わったあとのこのさわやかな笑顔♪♪VIPテントに戻ってくる上層部の方々(イケメン(*’ω’*))


アソルという文字と紋章が入ったブローチ。VIPテントに入れていただいた特権でアップで撮らせていただいた!かっこいいですよね。

こんな感じで、一日、飲んだり食べたり、競技を見たりと、ゆったり、好きなように過ごすのがハイランド・ゲームズのようです。と書きながら、私自身、ゆったり過ごしたハイランド・ゲームズは、今回が初めて(笑)
いつもは、スケジュールをびっしり入れているので、数時間で移動してしまうのですが、今回はVIPの方々のご招待を受け、ご一緒に過ごさせていただいたので、本当の意味でじっくりと味わうことができました。こんな経験、できるものではありません。心からの感謝でいっぱいです。去年のことを思い返しながら、私はなんて幸運な人間なんだろうとしみじみ思いました。ご縁のありがたさ。この話は次に続きます。

ブレア城は、乗馬体験もできるし、お庭も素敵です。


一日だけでは全部観切れない。2日は欲しいかな(^^ゞ

ハイランダーズ・パレード@ブレア城

昨日の続き。白亜のお城、ブレア城アソル・ハイランダーズ・パレードのお話です。ブレア城は、駅からも近いので、レンタカーを借りなくても行けますよ♪最寄り駅は「ブレア・アソルBlair Atholl」。ぜひ、エディンバラだけでなく、遠出もしてみてください~(#^^#)

ハイランダーズ・パレード&ギャザリングのイベントは、毎年5月の最終土日です。土曜日がハイランダーズ・パレードで、日曜日がギャザリング。ギャザリングというのは、ハイランド・ゲームズとも呼ばれ、スコットランドのハイランド地方(高地地方)で5~9月にかけて行われる競技大会のこと。バグパイプや、ハイランド・ダンスの競技会のほか、綱引きややり投げ、ハンマー投げといった力比べの運動会競技も行われます。参加者も、見学者も、みな、自身のタータンを身に着けてくることが多いので、たくさんのタータンを見たい時はこのイベントを狙ってくるといいですよ。

パレードは午後からで、午前には、アソル・ハイランダーズとは何か?の説明会があります。そこで!なんと、タータンのまとい方を披露してくださいました!!(≧▽≦) 写真のタータンは「アソル」、最も古いディストリクト・タータンのひとつです。


右の男性のキルトの後ろにご注目。縦縞を揃えてプリーツを折っているのがわかりますね。これが「プリーツ・トゥ・ザ・ストライプ」。軍隊用キルトでは普通ですが、ファッション界の主流は、タータンの柄に合わせてプリーツを折ります。


出来上がり。はるか昔は、下のキルトと、上の毛布部分は一体化していたんですよね。何メートルもの大判の布を上手に身にまとっていたのです。フェリィ・モーと呼ばれていました。そのフェリィ・モーを実際にまとえる体験ができるのが、岩手県立美術館の『タータン展』です、しかも無料!!岩手のタータン展は5月26日(日)まで。お急ぎくださ~い(^^)/

午後になって、パレードが開始。写真を見ていただくとわかるように、本当にいいお天気で!!しかも、暑い!!!(私が必ず持ち歩く日傘が役に立ちました・笑)


上の二枚は、公爵が待っているお城の正面玄関まで行進してくる途中を、VIP席を離れて、走っていって撮影したもの。
VIP席は、公爵が待つ正面玄関の横にあり、そのVIP席から撮ったものが下の写真です。すぐ近くをハイランダーズが通り過ぎていきます。迫力あります。


右側が、公爵たちが待つ舞台。


私にはよくわからない儀式がいろいろ続きました(;^_^A ねぎらいの言葉かけ、表彰みたいなもの? もしていたようです。最後はまた行進しながら、下座へと消えていきます。

普通はそれで終わりですが、私はお城の裏、家族や関係者との交流会のようなものが開かれる場所にも案内していただきました(≧▽≦) ああ、なんという待遇でしょう。そして、なんと、公爵(正確にはいずれ公爵となる長男さんですが)と一緒に写真も撮っていただいちゃいました!恥ずかしいのでその写真はアップしませんが、私の一生の宝物です♪

レポートは続きます♪

ヴィクトリア女王とブレア城

5月25~26日、スコットランドにあるブレア城で、年に一度の「ハイランダーズ・パレード&ギャザリング」という大きなイベントが開催されます!!https://blair-castle.co.uk/scottish-highland-castle/atholl-highlanders-parade-gathering/

ブレア城は、タータンの本のリサーチのためスコットランドを訪問した際、行きました(拙書『スコットランドタータンチェック紀行』でご紹介しています)。
実はその時から、このハイランダーズ・パレードは、見たくて見たくてたまらなかったんですが、時期的に折り合いがつかず、夢はかないませんでした。
なぜ夢に見るほど憧れたかというと。
このブレア城のハイランダーズは、「アソル・ハイランダーズAtholl Highlanders」といって、ヨーロッパで唯一認可されている私兵なんです。
1745~46年のジャコバイトの反乱で、スコットランドではゲール語の使用、タータンの着用、バグパイプ使用、軍隊の編成などが禁止されてしまいます。軍隊だけは、スコットランドのどのクランも現在に至るまで禁止されているので、このアソル・ハイランダーズは例外なわけです。

1839年、城主だった第6代アソル公爵は、エグリントン伯爵主催の、中世の勝ち抜き試合の再現トーナメントに招待されます。地所内の60人の男性と4人のパイパーを雇って公爵は護衛を組織し、はるか遠く、エグリントン伯爵のお城まで旅をしたそうです。その5年後の1844年、ブレア城を訪れ、3週間滞在したのが、あのヴィクトリア女王夫妻でした。
トーナメントの時に組織した護衛たちは、今度は女王の護衛を立派につとめあげます。女王は感謝の印として、正式の軍隊として認可しました。

軍隊というと、軍事訓練を受けたり戦争に赴いたりするのかと思ってしまいますが、訓練は儀式の訓練だけとのこと。隊員は普段は自分の仕事があり、いわゆる名誉職みたいです。隊員になりたい人はたくさんいるようですが、公爵からの指名のようです。

ヨーロッパ唯一の私兵隊ということで、バグパイプや、ハイランド・ギャザリングといった、スコットランドにまつわるイベントやお祭りで呼ばれて、世界中を飛び回っているそうです。ですから、この日のハイランダーズ・パレードを目当てにあえてこの時期に来る観光客も多いんですよ。

そして、実は私、去年のこのお祭りの場にいたんです!!! 日記のアップが一年も遅れてしまいましたが(;^_^A
これは夢じゃないかと、何度も顔を自分で叩いた(笑)ほど、忘れられない、貴重でありがたい機会でした。
なぜなら、ただ観光客としてそこにいたのではなく、現公爵と血縁関係のある方々と一緒にVIP席にいたからなのです!! 二日間とも、私はその方々(つまり貴族さんです!!!)と一緒に過ごし、歓待していただいてお話をして…。その中には、アソル・ハイランダーズの隊員の方ももちろんいらっしゃって、それもみなさん上層部の方ですっ!!私がまごまごして、ぽーっとなって、頭から湯気が出てたとしても許していただきたい(^^; わけのわからない東洋のおチビ(私のこと)を温かく受け入れてくださり、文法もなってない私の英語を必死に聞いて答えてくださって、そしてそれがまた上品で礼儀正しくて、かつ、きさくなんですよ。私は本当に感動しっぱなしでした! ああ、こうして書いてたらまた興奮してきました(笑)

お祭りについては次の日記にまた詳しく書くことにして。ヴィクトリア女王の話に戻ります。

実際にヴィクトリア女王が訪れ、女王のご配慮によって、私兵が現在にまで続いているという、歴史と名誉を持つブレア城。現在NHKで放映しているドラマ『ヴィクトリア』の、7話でロケがされています♪ 1844年の訪問の様子が描かれているはず~~(≧▽≦)もう、今から待ち遠しい!!
私が訪問した去年は、ちょうど、このドラマの特別展を城内で開催しており、女優さん、男優さんたちが着た本物の衣装などが飾られていて、私はコーフンしてそれを見てきたのでした。(本編はまだ日本では放映されていなかったので写真を見て妄想していたわけですが(;’∀’))
ブレア城とヴィクトリアのドラマについてはこちら→https://blair-castle.co.uk/itvs-victoria-lands-blair-castle/

お友だちのお庭&ティータイム

何年かぶりに、仲良しのお友だちのおうちに遊びに行きました♪
新築で素敵な洋館を建てたご夫婦(まさに赤毛のアンをイメージしたおうちなの♪♪(#^.^#))。こんな庭にしたい!!という、庭への並々ならぬ思い入れがあり、何年もかけて苦労して手入れしてきたお庭は……努力が実って、それはそれは夢のようなお庭に育っていました(≧▽≦) 庭は一日にしてならず。自分でも庭づくりにがんばったことがあるので、このお庭には感動しましたよ(特に、海風が強く、湿気が多くて暑い日が多い静岡県内では、こんなイングリッシュ・ガーデンを作るにはよほどの手間と思い入れが必要)。


バレリーナ。一重のちっちゃなかわいいバラ


クレマチス


藤棚は、時期が終わってしまったので葉っぱだけ

風が強かったので、お庭でのお茶はあきらめて(^^; 室内でのティータイム。今やプリンス・エドワード島に群生しているルピナスをファーマーズで見つけたから、とお友だちが買ってきて飾ってくれてました(*^^)v さわやかで絵になる花ですね。

私は、阪急ワールド・ティー・フェスティバルで買ってきた「ブリティッシュ・プディング」さんのおっきな田舎スコーンを持参。広島のTea Story紅茶教室の岡本先生からいただいた、スコーンやパンを入れるファブリック・ホルダー(ディナー・ロール・ホルダーなどという名前もある)に入れてみました!スコーンが大きいのがわかりますね。

お友だちも、好きな柄やデザインのティーカップをいろいろコレクションしています。私はアザミ(スコットランドの国花)、一緒にお邪魔した友だちは大好きだというリボンの柄のカップを選ばせてもらいましたよ。
紅茶は、ローマ旅行のお土産でもらったという「バビントン・ティールーム」のもの。イタリアでは珍しい紅茶ブランドみたいです。スペイン広場の目の前というすばらしい立地にあるティールームだそうで、創業は1893年という老舗(ググったら出てきた)。スリランカのケニルワース茶園(キャンディ地方)のもの。イギリスのウォーウィックシャーにある有名なケニルワース城にちなんで、1947年に名づけられた茶園だそうです(これもググった(笑))。
私とお友だちは”バビントン”という名前にぐらっときました(^^; エリザベス一世暗殺計画を企て、スコットランド女王メアリーを崇拝して密かに救出しようとして処刑されたあのバビントン卿です!私の大好きな物語、アリソン・アトリーの『時の旅人』の題材になったバビントン事件。もちろん、そのバビントンとは関係がないでしょうが、名前が同じというだけで、この紅茶(ティールーム)に、俄然興味がわいてしまった私です(;^_^A

紅茶ひとつとっても話題に事欠かない楽しいティータイムでした。植物は心も癒してくれますし、おいしいお茶とお菓子も気分をあげてくれますね。

阪急ティーフェスティバルへ~その2

昨日は阪急ワールドティーフェスティバルへ行った目的しか書けませんでしたので(^^; →http://mikiokuda.com/2019/05/17/hankyuteafes1/
今回はその様子を。
ティーフェスではたくさんのイベントやセミナーがあります。予約制のセミナーはあっという間に満席になってしまうので、申し込み開始日の開始時間にすぐにネットで申し込みましたが、会員登録をしている間に埋まってしまいました(-_-;) 複数のセミナーを申し込みたかったので、会員登録をしたほうが早いかなと思ったんですが手間取りました…。毎年行っている方はすぐにログインできるから、私は出遅れてしまいましたね(;^_^A でもフランスのハーブティーのセミナーが予約できました♪
立川さんのお話と、アンバ茶園の方のお話は無料で、大きな会場で聞けたので、それはとてもありがたかったです。

新幹線こだま利用の安い日帰りチケットで行ったのですが、片道2時間は…やっぱりいらっとしてしまいますね(それぞれの駅で長く停まっているから…((+_+)))。お買い物クーポンついてるからお得なんだけれど…。

フェア限定のアフタヌーンティーも予約できたので朝一でいただいてきました。一人アフタヌーンティーですよ(笑)

紅茶は選択制。もちろん、私は佐賀の「紅葉(くれは)」さんの”天香”を選びました(*^^)v 静岡と鹿児島の和紅茶のブレンドだそうです。お世辞抜きに、本当に香りがよくて、甘さも渋さもあって、うわ!!すごい!!と、感動しました。紅葉さんのブースで、店主の岡本さんにもお目にかかれました!!嬉しい!!
フードは、さすが阪急(?)、おいしかったです。値段も値段ですからおいしくなかったら暴れますよ(笑) スコーンは、パン屋さんのスコーン(と私は呼んでいるタイプの)だったのがちょっとがっかりな点でしたが。

会場は、今年から広くなったそうで、大勢の人がいたけれどそんなに圧迫感は感じませんでした。世界中のお茶が集まっていて、ほとんどのお店が試飲させてくれるので、おなかがだぼだぼになるまであれこれ飲ませていただきました。名店ぞろいなので、どこのお茶もおいしかったですが、全体的にフレーバーが台頭している感じでした。お値段もそれなりで(^^; とても私には手が届かない…けれど、本当に楽しませていただきました~。台湾に一緒に行ってくださった、広島のTea Story紅茶教室の岡本先生もご一緒に回ってくださいましたし♪(岡本先生は毎年このフェスに来られている!)


(↑お友だちの和久さんのセミナー風景)

和紅茶応援団の私としては(^^; 日本のお茶のブースがやっぱり気になる。全国の水出し緑茶をいろいろ飲ませてもらったのがうれしかった!!静岡のお茶屋さんもがんばってました。

立川さんがセミナーの後、ご一緒にお茶してくださいました(≧▽≦) 阪急の6階にある「ダマンフレール」ティールームへ。落ち着いた雰囲気の、すてきなしつらえ。フレーバーティーを注文して、香りに癒されるひとときを…。

そして、もうひとつの目的、英国菓子研究家の砂古玉緒さんのスコーンは買って帰らないと!!!長蛇の列に並んで、ゲットしました(*^^)v セミナーに、英国菓子の製造・販売にと、大忙しの砂古さん。お疲れでしょうに、笑顔でご挨拶してくださいました。最終日まで、ファイトです!!

フランスのハーブティーのセミナーもとっても良かったです(#^.^#) ハーブティーも大好きなんです。心を大事にしているところ、目に見えないものこそ大事なんですよ、の先生のお言葉にじーん……(;_:)
日帰りでこの大きなイベントを満喫するには時間が足りなかったけれど、充実した時間を過ごすことができました。お世話になったみなさま、お声をかけてくださったみなさま、本当にありがとうございました。阪急ティーフェスは20日月曜日まで開催中。近くだったら毎日通っちゃうのになあ。