穂積和夫さんにお礼を…

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先週金曜日(25日)は、日帰りで東京へ行ってきました!
私の4冊目のタータンの本『すてきなタータンチェック』(福音館書店)の絵を担当くださった穂積和夫さんのトークイベントが銀座であり、ご挨拶のためうかがってきたのです。

『すてきなタータンチェック』は昨年の8月に発売され、おかげさまでたくさんのみなさんにご購入いただいています<(_ _)>
それは穂積さんのすばらしい絵が大いに影響しています。
いつもなら、私の本は自分が撮った写真で構成するのですが、今回は編集者の方にお任せし、全ページイラストで行くことになりました。
赤毛のアンから、昭和のタータングッズから、スコットランドの歴史から、現代のファッションまで…それはそれは多岐にわたる絵を、コンピュータを使わずに手でしっかりと描けるイラストレーターは、おそらく穂積さんしかいないと思います。

穂積さんは御年88歳。設計事務所勤務のかたわら、長沢節氏に師事して絵を学び、以来50年間、現役でイラストレーターを続けてこられました。特にメンズ・ファッションの世界ではファッションイラストレーターとして先陣をきってこられました。
描くということは平面ですが、描くには人体を知っていなければなりませんし、ご自身のファッションもおろそかにはできないということでもあり…。現在に至るまでのメンズ・ファッションの歴史をずっと目の当たりにしてこられて、穂積さん自身もミスター・ダンディと呼ばれるほどオシャレな男性として有名です。この本の表紙になってます!!↓


万来舎 (2015年刊行)

穂積さんのお名前は存じ上げない方も、このアイビーのイラストは見かけたことがおありでしょう。


万来舎 (2014年刊行)

まさか、こんなすごい方が、私の本のイラストを引き受けてくださるとは思っていませんでしたが、編集者の方の熱意が通じて、半年以上かけてすべての絵を仕上げてくださいました。本当にありがたく、光栄なことで、これ以上の喜びはありません。

ですが、遠方ということをいいことに、穂積さんにはまだお目にかかったことがなくて、お礼をじかにお伝えしていなかったのです!!
いつまでも失礼をしているわけにはいかない!!ので、銀座蔦屋さんでのトークイベントへGO!!

編集者の方のご厚意で、イベント前に軽い食事をご一緒していただくことができました。身だしなみにあまり気を使わない私(;’∀’)失礼のない服装は…今更ですが(-_-;) かなり気合を入れて(これで??って言われそうだけど(-_-;))緊張してお目にかかりましたが、穂積さんはとても穏やかで、紳士で、気さくにあれこれお話をしてくださいました。サインもしていただいちゃいました(≧▽≦)

たくさんのふしぎのオリジナル・タータンを担当くださった明石さんも合流。明石さんともかなりのご無沙汰だったので、お話が弾みました。

↑こちらが、スコットランドタータン登記所に登録された「たくさんのふしぎ」タータンの登録証明書

穂積さんは仙台に疎開をしたご経験があり、また、東北大学へ通われていたとのことで、私が仙台出身なので、仙台の思い出話もしてくださいました。

タータンのイラストについては、とにかく難しかった。格子のスケールがバラバラだとおかしいから、定規を使って描いたら今度は面白くなくなってしまい、今までの仕事の中で一番といっていいくらい苦労しました、と…。
アイビーが流行った時代から、たくさんタータンは描いてきたけれど、タータンが上下左右対称ということを知らずに描いていたので、今まで描いたタータンはタータンじゃなかったんだな…だめだねえ、などとつぶやかれたり。

表4(裏表紙)は、もういいや、って、ぱぱっと適当に描いたら、思った以上にいい感じになった、イラストってわからないねえ、と笑っておられました。これはトークイベントの時にお話されていたこと。

トークイベントは、大橋歩さん。女性のイラストレーターとしては、やはり第一人者です。週刊「平凡パンチ」の表紙のイラストを創刊号から担当したいきさつなどを知ることができました。男性のスーツ姿を描いてみて、って言われて描いたものを石津祥介さんが気に入って、平凡パンチに紹介されたとか。いきなりこれだけ描けるなんて!!って、びっくりされたそうです。穂積さんも、すごいイラストレーターが出てきた!!って、驚き、尊敬していたよ、って、やさしく語っておられました。
私は女性なので、大橋さんのイラストで育ってきたようなもので(^^; 雑誌に大橋さんのイラストが載ってないことはなかったほどの有名な方ですよね~。

お二人とも、自分が”ファッション・イラストレーター”だという意識はなかったそうです。おごらず、手を抜かず、プロとして第一線で仕事をこなされていたお二人。一流というのは、こういう方々なんだな~と感じるものがありました。


左から、石津さん、大橋さん、穂積さん


編集者の方が、たくさんのふしぎオリジナル・タータンを説明しています♪

私はトークイベントは一番後ろで聞かせていただいたので、大橋さんのお洋服がまったく見えませんでしたが、どうやらブラック・ウォッチで上下揃えてこられたようです。お近くで見たかったけれど、新幹線の時間があり、最後までいることができませんでした。残念ですが、ぎりぎりまでトークが聞けたので楽しく、勉強させていただき、これからもがんばっていこうという元気をいただきました。
みなさま、本当にありがとうございました。

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