三鷹駅おすすめスポット:その1

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三鷹市美術ギャラリーさんでの『タータン展』を観覧した午後は、お茶会を企画していました。
ネット検索して気になっていたティールーム「ローズアンドM」さん。知人からも素敵なところだと聞いていたので、思い切ってお茶会を企画したいとお願いしてみました。快く受けていただき、その時間、貸し切りにしてくださるとのご連絡。何人集まるか、心配でしたが、おかげさまで満席になりました<(_ _)>

三鷹駅から、玉川上水沿いをてくてく歩いて8分くらい。もうちょっと行くと、ジブリ美術館です。ここまでは歩いてきたことがありませんでした。川沿いの歩道は散歩するのにぴったりですね。

タータン展を見る前か後に、ぜひ散歩をしてみてください~。吉祥寺まで歩いていくのもいいですよ~。

おすすめは、山本有三記念館。バス停の看板にもトトロ発見。気が利いてますね♪

この門構え、日本とは思えませんね。

こちらの建物は、『路傍の石』『真実一路』などを著した作家・山本有三が購入し、1936年(昭和11年)から1946年(昭和21年)まで家族とともに住んだ家です。
建物自体は、1926年(大正15年)に、実業家によって竣工された豪奢な洋館です。現在は三鷹市の所有で、一般に公開されています。洋館好きの私、もちろん、立ち寄ってきましたよ。

1階の、もと食堂だった部屋。暖炉には、アメリカ人建築家フランク・ロイド・ライトが帝国ホテルに用いたことで脚光を浴びた「スクラッチタイル」が使われています。ライトといえば大谷石を使ったことでも知られていますが、この家にも大谷石が多用されています。


食堂奥にあるサンルーム。半円形の窓、レンガの枠など、凝ってます。

暖炉は邸内に3つあり、それぞれデザインが違っています。こちらは1階の暖炉。有三一家のだんらんの場であり、来客の控室としても使われたとのこと。椅子の部分の高さがとても低くて座りやすいんです。私もここに座って、展示してある本をゆっくり読ませていただきました。
そして、この部屋の説明文に目が釘付けに。
「暖炉を中心とした小さな空間は、スコットランド古語で「暖かく居心地がいい場所」という意味の「イングルヌック」と呼ばれています。工業化が進む19世紀後半のイギリスでは、手工芸の復興を目指したアーツ・アンド・クラフツ運動が展開され、イングルヌックは手仕事や家族の在り方を再確認するものとして当時流行しました。」
”イングルヌック”は、”炉端””炉辺”などと訳されます。私はこの説明から、赤毛のアン・シリーズの『炉辺荘のアン』(原題:Anne of Ingleside)を思い出しました。Inglesideも”炉端””炉辺”という意味ですが、アンの住むアヴォンリー村は、カナダに移民したスコットランド系の人々が多く、アンの物語に描かれている暮らしもスコットランドと結びついているので、モンゴメリはもしかしたらAnne of Inglenookとしたかったかもしれないな~なんて思ったことがあったのです。実際、『アンの愛情』には、炉端のソファ(inglenook-sofa)という言葉を使っているので…。
この暖炉の説明文をどなたが書かれたのかわかりませんが、Inglesideではなく、Inglenookについて書いてくださったことが、うれしかった。そして、アーツ・アンド・クラフツ運動の広がりと、暖炉との結びつきにまで説明が及んでいる部分にも、並々ならぬ、書いた方の思いを感じるのです。

(長くなってしまったので、次回へつづく)

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