英国ファンタジーツアー日記 その9

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私たちツアーがランチをいただいた「マクドナルド・ランドルフ・ホテル」は、C・S・ルイスの映画のロケもされました。独身だったルイスが57歳の時に、離婚歴のあるアメリカ人女性ジョイ・デヴィッドマンと結婚するのですが、そのいきさつを描いた映画『永遠の愛に生きて』(1993年)で、ジョイと初めて会う場所としてこのホテルが使われました(本当に二人が初めて会ったのはイーストゲートホテルですが)。撮影されたのはこのバー(下の写真)。名前は「モース・バー」。はい、ドラマ『主任警部モース』の撮影がされたそうです。

建物は1864年に建築開始、1866年にホテルとしてオープン。この年はちょうど、ビアトリクス・ポターが生まれた年ですね。格式と伝統を誇る、オックスフォードでも超高級ホテルでランチができるなんて、夢のようです。

ランチの後は、「クライスト・チャーチ」へ!
不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロル(本名チャールズ・ドッドソン)が学生時代を過ごし、卒業後は数学教師として勤めた学寮です。”チャーチ(教会)”という名前がついていながら、教会ではない。学寮(コレッジ)といいながら、”クライスト・チャーチ・コレッジ”とは言わない。ほかの学寮とは一線を画しているのは、1546年に国王ヘンリー8世がコレッジと大聖堂(もともとは教会)を合体させたことによるようです。主教管区の大聖堂が校内にある大学は世界でもここだけとか。
数ある学寮の中でもクライスト・チャーチが特に観光客に人気なのは、規模が大きく、多くの著名人を輩出しているという理由だけでなく、学寮と大聖堂と、両方味わえる珍しい場所ということもあるのでしょう。

ハリー・ポッターの映画のロケもされた、グレート・ホールへと続く階段。マクゴナガル先生がハリーたち新入生を出迎えるシーンで使われていますね。

前回訪ねた時にはわからなかった、グレートホールの、アリスのステンドグラスを、やっと見つけることができました(笑) アリスの顔が写真一番左に、キャロルの顔が写真一番右にあるの、わかりますでしょうか。

グレートホール、人がいない写真が撮れてますが、人がいなくなるまで我慢して待ちました(^^;
グレートホールには、アリスの首が長くなる場面のインスピレーションを得たのではないかと言われている、暖炉ガード(両脇の人の顔になっている部分の、首が長い!)もあります(下の写真)。

クライスト・チャーチのシンボルともいえる「トム・タワー」。これもラッキーなことに、ちょうど人が切れたところを撮影できました!塔には6トンの重さの鐘が備え付けてあるとか…。この中庭(クワド)はオックスフォードで最大、79・5×80・5メートルあるそうです。

アリス好きなら、絶対に行きたい「アリスの店」(https://aliceinwonderlandshop.com/)が、クライスト・チャーチの向かいにあります。
このお店はキャロルがいた頃は食料品店で、アリスのモデルになった実在のアリスが姉たちとキャンディなどをよく買いに来たそうです。店主はヒツジのような声を出すおばあさんだったとか。『鏡の国のアリス』で、アリスが編み物をしているヒツジのおばあさんと話している場面で描かれているお店がここなのですが、ヒツジのおばあさんは店主がモデルだったみたいですね。実際のお店とドアの位置が逆になっているのは――そう、鏡の国だから。

前回私は時間が合わずに中に入っていなかったので、今回こそ!! アリスに興味があるのはツアーの参加者さんも同じ。ということで、次の、C・S・ルイスが教鞭を取ったモードリン学寮を訪ねる前に、少し自由時間をもうけました。
ほとんどのみなさんがアリスの店へ行ったので(^^; とにかく狭くて小さい店で…ほかの観光客の方もたくさんいて…ぎゅうぎゅうでした。思った以上に魅力的なアリスグッズがひしめいており…私もみなさんも、選ぶのに夢中! 熱気むんむんで、暑くて暑くて(笑) 店員さんは一人だけで、レジ打つのも遅くて(^^;
30分くらいしかなかったので、結局その自由時間はアリスの店の買い物で終わってしまいました(;O;) 必死に買い物していたので、お店の写真も全然撮る時間がなかったです(笑) お店オリジナルのトートバッグに、ペーパーガーランドに、本……。もっといろいろ欲しかったですが、時間がなかった。今度はゆっくり行きたいなあ。
(つづく)

 

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