トークイベント@銀座蔦屋書店さん

私自身のイベントではないのですが、とっても素敵なイベントが開催されますよ(#^.^#)
銀座蔦屋書店さんにて、9月8日(日)19時~
時代をけん引してきたイラストレーターの穂積和夫さんと、大橋歩さんのトークイベントが開催されます!!→穂積さんのご体調の関係で延期になったそうです。穂積さん、お大事になさってください。
https://store.tsite.jp/ginza/event/art/3239-1433450827.html

穂積和夫さんは、私の『すてきなタータンチェック』(福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」9月号→発売中です!!)の挿画をご担当くださいました。手描きで、これだけタータンをしっかりと描写できるイラストレーターはなかなかおられないと思います。納得のいくまで何度も描き直してくださいました。涙が出るほどうれしく、出来上がったイラストは全ページにわたって、どれもすばらしいものです。
当日も少し、この挿画のお話をしてくださるかしら♪♪

上記の、蔦屋さんのイベントページにも、私の本の表紙が出てきますので、見てくださいね。
残念ながら私は用事があって行けないのですが(;O;) ご興味のある方、ぜひお申込みを~。すぐに満席になってしまう可能性ありです!!

東京でタータンチェックのセミナー♪

昨日、赤毛のアンのセミナーを東京でさせていただくことになった情報をアップしました。今日は同じ日の午後にさせていただく、タータンのセミナーのお知らせです!!

10月20日(土)13:30~15:30
「知られざるタータンチェックスコットランドの魅力
スコットランドの魅力は、ウイスキーとゴルフだけじゃありません。タータンの定義から登録制度まで、知っているようで知らないタータンについて、また、タータンが根付いたスコットランドの魅力についてお話しします。
詳細・お申込みは→https://www.facebook.com/events/1851614774906903/

旅カルチャー講座 第8回≫
【知られざるタータンチェックとスコットランドの魅力】
★日時 2018年10月20日(日)13:30~15:30(13:10受付開始)
★定員:15名(おかげさまで満席となりました。キャンセル待ち受け付けております)
★会場:土屋グループ銀座ショールーム
〒104-0061東京都中央区銀座3丁目8-10 銀座朝日ビル3F
☎0120-406-211/03-5579-9981
★参加費:4,000円(税込)≪紅茶+お菓子≫

※お申込みはメール(tokokitani@yahoo.co.jp)にて、「タータンチェック講座」申し込みと明記した上、お住所・お名前(フルネーム)・メールアドレスを明記の上、お問い合わせください。メール到着後、申し込み方法をご返送いたします。参加費振込完了で参加決定となります。参加費のお支払いがメール到着後10日以上ない場合は、ご参加されないものとみなします。また、キャンセル料は3日前から発生しますので、ご注意ください。

≪講座の内容≫
・タータンは普通のチェックではない
・スコットランドがタータン登記所を持っておりそこに登録して始めてタータンといえること
・タータンの定義(なにをもってタータンと言えるのか)
・なぜスコットランドの象徴となったのか、その歴史
・世界各国、さまざまなタータンを実際に見てもらう
・舞台となったスコットランドの魅力、タータン関連の観光施設紹介

同じ日の午前には、赤毛のアンでめぐるプリンス・エドワード島というセミナーをさせていただきます。こちらもご一緒にいかがでしょうか。https://www.facebook.com/events/456996601454514/

東京で赤毛のアンセミナー開催♪

私は現在静岡県に住んでいるため、なかなか東京でセミナーをさせていただく機会がないのですが、10月20日(土)に、お友達の主催で、トークセミナーをさせていただくことになりました~~!
よろしかったらいかがでしょうか。ご興味のある方が周りにいらっしゃったら、お声かけいただけましたら幸いです。

10月20日(土)10:30~12:30
赤毛のアンでめぐるプリンス・エドワード島
誰もが一度は行ってみたいと憧れるプリンスエドワード島。そこは赤毛のアンの舞台であり、赤毛のアンの作者モンゴメリが愛した生まれた故郷です。この島に暮らした経験を持つ私が、物語の魅力とともに、島の人々の話や島の魅力を、写真を交えてお話します。
詳細・申し込みは→https://www.facebook.com/events/456996601454514/

≪旅カルチャー講座第7回≫
【赤毛のアンで辿るプリンスエドワード島】
★日時 2018年10月20日(日)10:30~12:30(10:10受付開始)
★定員:15名
★会場:土屋グループ銀座ショールーム
〒104-0061東京都中央区銀座3丁目8-10 銀座朝日ビル3F
☎0120-406-211/03-5579-9981
★参加費:4,000円(税込)≪紅茶+お菓子≫

※お申込みはメール(tokokitani@yahoo.co.jp)にて、「赤毛のアン講座」申し込みと明記した上、お住所・お名前(フルネーム)・メールアドレスを明記の上、お問い合わせください。メール到着後、申し込み方法をご返送いたします。参加費振込完了で参加決定となります。参加費のお支払いがメール到着後10日以上ない場合は、ご参加されないものとみなします。また、キャンセル料は3日前から発生しますので、ご注意ください。

≪講座内容≫
・島の旅の仕方(行き方、交通手段、物価等)
・島の四季 、島の自然の豊かさ
・赤毛のアン関連の観光施設
・作者モンゴメリゆかりの観光施設
・アンの時代と現代の共通点
・アンの時代背景を知る  等

実は午後にはタータンチェックのセミナーをさせていただきます!それについては次にアップいたしますね。

 

英国ファンタジーツアー日記 その15

図書館ツアーのあとの、最後の訪問場所は、こちらもオックスフォード大学付属の自然史博物館 (Oxford University Museum of Natural History)です。

設立は1860年。地質や動植物の標本や剥製の数は、大学付属の博物館としては最大級。地元で発掘されたという恐竜の骨格標本もすごい迫力です。私たちは一階しか見てませんが、2階、3階もあって、一つ一つじっくり見ていたら一日(以上)かかっちゃうほど(^^ゞ

手で触っちゃった。実は私、化石も好きなんですよね。この三葉虫の化石は5億1300年前のものだと書いてありました(;’∀’)三葉虫は古生代の終期に絶滅した節足動物。

ハリー・ポッターのヘドウィグを思わせる白フクロウ。かっこいいなあ。こういう見せ方、うまいですよね。

こちらの博物館は、入ってすぐのところに、『不思議の国のアリス』のコーナーがあるんです。アリスの物語にはいろいろな動物が登場するので、それを説明しながら子どもたちに自然史に興味を持ってもらうということでしょうか。絶滅したドードー鳥の剥製は、本物です!白ウサギも。

ガイドさんおすすめのコーナーが、一番奥にある、世界の民族学的なコーナー。日本のものも展示してあります。しかしこの部屋の種々雑多な展示は何でしょう??(笑) 照明も暗いし、いかがわしい骨董屋的な…感じもなくもないです。

自然史博物館の向かいは、キーブル学寮。以前、私が泊まったところです。大学の学生寮は、学生がいない間は観光客が利用できるんですよ。エレベーターがないのが難点ですが、それは大学に限ったことじゃないですしね(^^; 学生になった気分で、堂々と学寮内を歩ける!!グレートホールで食事ができる!!(これが一番のうれしかったこと) いろいろな年代の参加者さんがいらっしゃるので、今回のツアーではホテルにしましたが、今度またファンタジーツアーをやることになったら、学寮に泊まるというのも個性的でいいかな?

今日も、昨日ほどではないですが、けっこう歩きました。朝は曇っていましたが、だんだん晴れてきて、やっぱり暑いくらいのいい天気に。強烈な晴れ女の方が何人もいらっしゃったおかげで、天気には本当に恵まれました。
こうして丸二日間のオックスフォード観光が終わり、ツアーバスは一路、ロンドンへ。1時間半~2時間の距離です。ツアーの場合は移動中、寝ることができるのがいいですね(^^; 渋滞もなく、スムーズに、予定より早くロンドンに到着。ホテルは、ケンジントン地区の「コプソーン・タラ・ホテル」。

明日、あさっての最終日と、終日フリーになるので、みなさんと一緒に食事ができるのはこの日の夜が最後ということで、休憩の後、夜ごはんはみんなで、ホテルのそばのパブでいただきました。インターネットで調べた古いパブに行ってみたのですが、雰囲気があって、店員さんの給仕もよく、お料理も普通に(笑)おいしかったです。

明日6月5日は丸一日フリー、あさって6月6日は12時半までフリーで、その後帰国の途へ。
つまり一日半、ロンドンで自由に過ごすことができます。もともと、私のツアーはスケジュールをゆったり組んでいるのが特徴ですが、やはりツアーであっても、自分の好きなところへ行ったり、興味のあるお店を見る時間はほしいと思うので、少ない時間であってもフリータイムを入れるように心がけています。ロンドンは交通の便がよく、ガイドブックも豊富にあってさまざまな過ごし方ができるので、今回、ロンドンは終日、フリーにさせていただきました。
みなさん、それぞれ、計画を立てておられて、遠くはストーン・ヘンジに行かれた方もいらっしゃいますし、ガイドさんがつく半日観光、一日観光などを選ばれた方もいらっしゃいました。ファンタジーツアーなので、ロンドンの「ワーナー・ブラザーズ・ロンドン・スタジオ メイキング オブ ハリー・ポッター」(ハリー・ポッター映画のテーマパーク)に行きたい方が多いかなと思っていましたが、ワーナーに行ったのは、結局、私一人だけでした(;’∀’)
そういうわけで、明日からのロンドン旅行日記は、私の記録になります(^^♪
(つづく)

英国ファンタジーツアー日記 その14

14時からのツアーを予約している「ボドリアン図書館(Bodleian Libraries)」は、ハリー・ポッターの映画でロケがされた場所の一つですが、世界的にも有名で歴史のある図書館です。ボドリアン図書館と一口にいっても、26の図書館の総称で、個々の図書館にはそれぞれ名前がついています。
”ボドリアン”という名前は、図書館再建に多大な貢献をしたトマス・ボドリー卿からついたもの。
オックスフォード大学生が利用するので、館内を見学するにはガイドツアーを申し込まないといけません。https://www.bodleian.ox.ac.uk/whatson/visit

ハリー・ポッターのロケがされた図書館は、「ハンフリー公爵図書館(medieval Duke Humfrey’s Library)」と、円形図書館の「ラドクリフ・カメラ(Radcliffe Camera)」。2つを回るツアーになると料金もあがり時間も長くなりますが、それだけの満足感はあります。
今回、ハーフタームという繁忙期にあたり、団体の事前予約はできないと言われて(-_-;) 添乗員さんが当日オープン前から並んで、オープンと同時に予約をしてきてくれたんです(添乗員さん、ありがとう!) 1グループ14名が定員とのことでしたが、それだとツアー参加者さんのみになってしまうので、日本語ガイドさんを入れての15名に交渉をしてくださいました。残った私と添乗員さんは、別のグループへ(日本語ガイドさんがツアー参加者さんのほうへ行ってしまったので(^^; 英語の説明を聴くのがきつかった!)。
カメラだけ持って、あとの荷物は全部預けます。図書館利用者が迷惑しないよう、一人一人にイヤホンが配られて、ガイドさんが小声で説明するのをイヤホンをとおして大きく聴くようになっていました。

今回は時間の関係で、ハンフリー公爵図書館のみのツアーです。写真撮影OKなのは一階の神学部(Divinity School)のみです。ディヴィニティ・スクールは名前の通り、神学校の試験教室だったところ。ハリー・ポッターの映画では、医務室としてロケされています。映画のスチール写真もパネルになってありました。
天井の、模様のつなぎ目(?)にほどこしてある彫刻が、一つ一つ違うんです。文字や動物、盾やら紋章的なものが、さまざま彫刻されていて、とても全部の説明ができないと、ガイドさん(でもけっこうあれこれ話してくれました)。

二階が、ハンフリー公爵図書館です。蔵書をオックスフォード大学へ寄付したハンフリー公爵(ヘンリー五世の弟)からその名がつきました。公爵から寄付された本を収めるために、あらたに図書館がつくられたのが1480年。
その後の宗教改革と政治混乱で荒れていたこの図書館を、ボドリーが再建しようとしたのが1598年。書棚(ハリー・ポッターの映画にも出てきた)は当時設置されたものだそうです。当時、貴重だった本は鎖につながれていて(現在はつながれていません)、デスクに刻まれた溝は、本を閲覧している間、鎖をたらしていくためのものでした。
写真をお見せできないのが残念です、本当に美しい図書館です。(拙書『図説英国ファンタジーの世界』(河出書房新社)にはたっぷり写真を掲載しています。もちろん許可済みです)

実は私、仕事柄もありますが、小さいころから図書館が大好きで……。特に、世界の美しすぎる内装の図書館にとても興味があり、『世界の図書館』(河出書房新社)という大型本も買ってしまったほど。中世の鎖付き図書館を実際に見てみたくて、このツアーの前に実は行ってきたんですよ~~~(#^^#) その話はまた後日。
(つづく)

英国ファンタジーツアー日記 その13

午後は、14時から、ボドリアン図書館のツアーを予約してもらっています。それまで少し時間があるので、フリータイム(参加者さんから、どこかでまたフリータイムが欲しいと言われていたので、ちょうどよかったです)。
私は、本当にこれは神様のお導きだと思っているのですが(^^ゞ 「トールキン展」という特別展が、ちょうど数日前に始まったんです!!(2018年6月1日~10月28日開催)トールキンの原稿やイラストの他、地図や書簡など200点が展示され、そのうち3分の1は初公開だのこと!! 主催者のボドリアン図書館は、トールキン関連の最大のコレクションを有しているとのことで、時間が短かろうが、これは観たいと思っていたのです。
通常、このような大規模な展覧会は予約制なのですが、空きがあれば当日も閲覧可だとのこと。ガイドさんに一緒に受付に行ってもらい、あとちょっと待てば入れるといわれて、もう、うれしくて、うれしくて。ガイドさんと、もうお一人トールキンに興味があるという参加者さんと、三人で、トールキン展を観てきました~。

トールキン展が開催されていたのが、ジャイルズ・ギルバート・スコット(前のツアー日記に書いた建築家)が1937~1940年にかけて手掛けた新しいボドリアン図書館の建物、現在のウェストン図書館です。膨大な蔵書を収めなくてはならないのに、周りの建物より高い建物は建てられなかったため、地下にスペースを作る工夫がされました。

トールキン、小さいころから母親に絵を教えられ、大人になるまで絵を描いていたそうです。文章だけでなく、自分の作品の挿画も手掛けているんですよ。『ホビットの冒険』の表紙も、トールキン自身が描いたものです。私はトールキンの絵が好きなので、その原画や、使われなかったトールキンの絵などが見れて、本当に感動でした!! プロではないけれども、かなりの腕前です。何気なく描いたものでも、う、うまい…!!新聞に直接描かれたいたずら書きも、額に入れて飾りたいくらいの芸術になっている!!
自分の物語の世界は、作者が一番よく知っているわけだから、作者自身が納得できる絵を描けれるのならそれは理想的ですよね。ピーターラビットのビアトリクス・ポターはその典型的な例ですね。ハリー・ポッターのJ・K・ローリングも、日本では魔女の宅急便の角野栄子さんも絵を描く人ですよね。
「トールキン展」、ゆっくり見る時間はなかったのが残念でしたが、とにかく観れた!!!ことに感謝、感謝でした。カタログやポストカードもお土産に買って…♪♪今はポストカードは額に入れて飾ってあります!!

(つづく)

英国ファンタジーツアー日記 その12

植物園のあとは、オックスフォード大学「ニュー・カレッジ」へ。設立は1379年なのに、”ニュー”カレッジっていったい…(^^; 俳優のヒュー・グラントが学んだところがここです。でも今は、ハリー・ポッターの映画のロケ地として有名になりました。
大学の入り口はどこもとっても小さな木の扉。特にこのニュー・カレッジは、入り口が通りから引っ込んでいて、見つけにくい!!!

食事をいただくホールは、どの学寮も似たような感じですね。実際に学生たちが使うので、お昼時間は閉まって見学できませんのでご注意を。

ハリー・ポッターの映画のロケがされたのは、こちらの回廊。『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』で、この木のところでドラコは先生にフェレットに変えられてしまいます。

さて、今日のお昼は…。予約ができないとのことで、開店を待って入るという、ツアーではまずない”賭け”に出たお店。なぜかというと、トールキンやルイスゆかりのパブだからです。ルイスが文学仲間と「インクリングス」というグループを作ったことは前に書きましたが、インクリングスのメンバーは、毎週火曜日には「イーグル&チャイルド」というパブで集まっておしゃべりを楽しみました。ファンならば絶対に立ち寄りたいパブなんです。

すでに何人か並んでいる人がいましたが、大丈夫、席は取れました!よかった~。

上の写真の部屋が、インクリングスお決まりの場所になっていたラビット・ルーム。トールキンやルイスの写真や直筆のサインなどが展示されています。まだ誰も座っていなかったので、バシバシ、写真撮りました!!(この部屋で食事をとりたかったけれど、私たちツアーは人数が多すぎて入りきらないので…一番奥のスペースでした)

イギリス名物?!のフィッシュ&チップス。このお店のは、とてもおいしくて、好評でしたよ~。衣でごまかしているのではなくて、お魚自体も大きかったですが、けっこうぺろっといけちゃいます(笑) バラ柄のお皿もかわいいですね♪
ただ、いつも思うのですが、イギリスのお酢(ビネガー)はモルト・ビネガーなので、全然酸っぱくないんですよね。酸っぱいのが好きな私としては、そこが残念なのですが…。
(つづく)

英国ファンタジーツアー日記 その11

6月4日(月)ツアー5日目。
朝一で訪ねたのは「オックスフォード大学付属ボタニック・ガーデン(植物園)」。この植物園は1621年に開設された、イギリス初の植物園です。

場所は、昨日訪ねたモードリン学寮の向かいです。
正面のイタリア風デザインのデンビー門は、1633年につくられたもの。植物園開設に貢献した初代デンビ―伯爵の名がついています。

こちらの植物園をツアーに入れたのは、『ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビットの冒険』の作者J・R・R・トールキンがよく散歩をしていた場所だからです。
トールキンの木と呼ばれる、トールキンが愛したヨーロッパクロマツの木があって、『ロード・オブ・ザ・リング』に登場する”エント”のモデルにしたともいわれています。
それを見るのを楽しみにしていたのですが、樹齢が200年以上(植えられたのは1799年とか)とかなりの老樹で、2014年の夏に大きな枝が落ちたことから、危険と判断した大学が伐採してしまったそうです(;O;)
伐採前の映像が、こちらで見れます。

なんとこの伐採した後に採取した最後の種子が、日本の、富山県中央植物園に平成27年に植えられたというのです! 英国の外にわたるのは初めてとのこと。
どうして富山県の植物園に?? オックスフォード大学付属ボタニック・ガーデンは、2013年から日本原産の固有種の種子を採取するプロジェクトを始めて、その調査に協力してきたのが富山県中央植物園だったとのこと。平成27年に富山県が日本で初めて開発した優良無花粉スギの種子をオックスフォード大学へ贈呈、そのお礼として、ヨーロッパクロマツの種子が贈呈されたんだそうです。
2年後をめどに地植えすると書いてあったので、それじゃ、もう植えてあるのかも、と思って問い合わせたところ、まだ鉢植えの状態で、公開はしていないとのこと。何しろ種から育てているので、地植えできるくらいの大きさや丈夫さになってからの話ですよね、確かに。
トールキンがインスピレーションを掻き立てられたほどにまでその木が大きくなるまでに、私は生きていないですが(^^; 100年後、150年後に、トールキンの木を日本で見れるようになる日が来ると思うだけで、壮大です。

オックスフォードの植物園は、フィリップ・プルマンライラの冒険シリーズに実名で登場します。一作目の『黄金の羅針盤』は映画にもなって日本でも公開されたので、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。私はこのシリーズも大好きです。
植物園は『琥珀の望遠鏡』のラストで、重要な場面として登場します。愛し合っているライラとウィルが、最後の別れ――違う世界に住む二人は、一緒になることはできないのです――をした場所。
ライラは、よく自分が座ったベンチにウィルを案内し、一年に一度、6月24日(洗礼者ヨハネの日)の正午にこのベンチに座ってお互いを感じましょう、と頼みます。生きているかぎり、毎年ここに来て、と。

ネットで調べると、L&Wと小さく書かれたベンチがあるそうで、私はそれを帰国後に知ったため(;’∀’) どれがそのベンチかわからずに写真を撮っていたのですが、モードリン学寮の塔が見える、と書いてあったので、おそらくこのベンチではないかと!!!

ライラとウィルのベンチを確かめるために、また行かねばと、決意を新たにしました(^^;

植物園では自由散策だったのですが、ツアーの参加者さんから、アリスの木があった!と聞き、探しますが見つからない…。ちょうど通りかかったスタッフの方に聞いて、やっと見つけましたよ~~~(^^)/

アリスの木というか、チェシャ猫が乗ってた木、ですね。そういえば、『不思議の国のアリス』で、挿画のテニエルが描いた、ハートの女王の庭のモデルといわれているのがこの植物園だったんですよね。
アリスとハートの女王が対峙しているイラストで、塀の向こうに温室が見えますが、確かにこちらの植物園でも、塀の向こうに温室が見えました(写真、撮ってない…爆)。

色とりどりの花が咲き乱れる時期には少し早かったですが、植物がお好きな参加者さんがたくさんいらっしゃったので、みなさん、思い思いに楽しんでくださったようで、ほっとしました。

オックスフォード(とケンブリッジ)のアクティビティとして知られる、舟遊びパンティング。大学生たちがパント(平底舟)を濃いで遊ぶ優雅で牧歌的な姿が有名ですね。その舟が、植物園の脇を流れるチャーウェル川にひしめいていました。橋のたもとが、パントの船着き場になっていて、ここからパントに乗ることができるんです。自分で漕がせてもくれるそうですよ。
『不思議の国のアリス』は作者ルイス・キャロルが、モデルになった実在のアリスに語って聞かせたお話ですが、そのお話は、アリスたちを舟に乗せてこの川を下ってピクニックした時に語られました。乗った舟はきっとこのパントですね! その雰囲気を味わうために乗ってみたいけれど、酔い体質の私、乗ったら危険です(;’∀’) 自分で漕ぐなら大丈夫かな??流れがゆるやかみたいだから大丈夫かな??短い距離なら大丈夫かな?? いつかトライしてみようか…。
(つづく)

アフタヌーンティー:アリスをテーマに

昨日、シフォンケーキの「ラ・アンジュ」(浜松市南区)さんのサロンをお借りして、二回目となる、「不思議の国のアリスのアフタヌーンティー」を開催させていただきました!
お部屋の中は、細かいところまで、アリス・グッズや、アリスをイメージするインテリアが揃えられました。

今回も赤いバラをテーマにしたお菓子は、かわいい!と、みなさんに大好評です。
私が、イギリス風のイベントをお頼みすることが多いので、アンジュさん、自分で作ってみる!!と、スコーンをとうとう自分で作られましたよ。高級なカルピスバターを使い、外はサクサク、中はしっとりの、納得のいくスコーンを時間をかけて仕上げられました。そのまま食べてもおいしいです(#^^#)

5月に催行された「英国ファンタジーツアー」で、アリスの作者ルイス・キャロルゆかりの地・オックスフォードを訪ねたお話や、キャロル手描きの挿画が入ったアリス、小さな子ども向けに短くしたアリスのことなど、かなり深いところまでお話をさせていただきました。
若い子たちはアリスというと、ディズニーアニメを思い浮かべますが、アリスの原作はイギリスのルイス・キャロルが書いたお話で、ディズニーではありません~。ジョニー・デップが帽子屋を演じたあの映画も、原作とはまったく関係ありません~。アリスをテーマにしたレストランや雑貨屋さん、アリスの原作、読んでくれているのかなあ、読んでほしいなあ。
などなど、あれこれ、話は盛り上がりました。
8月27日にも、3回目を開催しますが、すでに満席です。数名でも集まっていただければご都合に合わせて開催いたしますので、ご希望をお寄せくださいね。

英国ファンタジーツアー日記 その10

オックスフォード大学で、観光客に公開している学寮はけっこうありますが、ほとんどのところが16時前後で終わってしまいます。そんな中で比較的長く開いているのがモードリン学寮(http://www.magd.ox.ac.uk/)。設立は1458年。
作家のC・S・ルイスが特別研究員として働いた学寮で、卒業生としては作家のオスカー・ワイルド、ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク現ブータン国王などがいます。

モードリン学寮のシンボルでもある美しい塔は、1490~1510年にかけて建てられました。塔で行われる恒例の伝統行事が、毎年5月1日のメーデーにあるそうです。朝6時、塔の上でカレッジ聖歌隊がラテン語で聖歌を唄うとのこと。塔の下には、夜通しパーティをした何百人という学生たちが。この様子は、作家C・S・ルイスの晩年を描いた映画『永遠の愛に生きて』にも出てくるそうです(私は観たのにすっかり忘れていた…(^^;) 建物の外には、すがすがしく響き渡る声を聞きに、多くの観光客が集まるそうです。

C・S・ルイスの部屋があったのは、このニュー・ビルディング。新たに増設されたので”ニュー”とついていますが、建物の完成はなんと1735年です!!(笑) 当時人気のあったパラディオ様式で建てられたので、他のゴシック様式の建物とは雰囲気を隔していますね。
ルイスは毎週木曜日に、自分の部屋で文学サークル「インクリングス」の集まりを持ちました。読んだ本について語り合ったり、自作の詩や小説や評論を仲間に披露したそうです。
ロード・オブ・ザ・リング』や『ホビットの冒険』の作者J・R・R・トールキンはそのメンバーの一人でした。メンバーはみな、忌憚のない意見を述べ、議論をたたかわせたとのこと、その様子を聞いてみたかったものです。

夕方だったからか、私たち以外の観光客はほとんどいなくて、一人占めしている感じで自由に散策ができましたよ。

前回来たときは気づかなかった、ダイニングホール(上の写真)も見ることができました。ルイスもここで食事をしたんだろうなあ…。ルイスのお気に入りの散歩道だった「アディソンの小道」を歩けば、ルイスもここを歩いて想像力をふくらませたのかなあ、って思う。大好きな作家が時を過ごした場所に自分もいて、同じ景色、空間を体感できることは、何よりの幸せ。

夕食は各自自由に取る予定でしたが、宿泊しているホテルでいただくことに急遽決まり、モードリン学寮見学後にも時間的な余裕ができたので、1時間ほど、自由時間になりました。
とにかくこの日も暑くて……歩いての移動はけっこう体力的にもきつく(観光で回る場所は比較的狭い範囲ではありますが、距離的にはかなり歩きました。一万歩超えてたと、参加者さんから聞きました(;’∀’) そんなに歩きませんよ~なんて言ってしまった私、本当にすみませんでした<(_ _)>)、カフェで休憩を取った方が多かったようです。私ももちろん、カフェに入りました(^^;
本当はアリスの店にもう一度行きたかったのですが、すでに閉店した後でした…イギリスのお店は閉店時間が早すぎるんですよね…。

アンティークショップがまだ開いていたので、これを逃してはならない!と、カフェの前にまずは!アンティークショップへ!買うつもりはなかったのですが、ふっと気になったティーカップ&ソーサーと出合いまして…。これも縁と、オックスフォードの思い出に購入しました♪
アンティークではなく、ビンテージです。1939~1970年頃の、ミントンの「Adam」。私らしくない柄を買ったね、と友人から言われましたが、自分でもそう思います(笑) お皿もついたトリオのいでたちが美しかったんです。

暑さと歩き疲れでくたくたになった一日でしたが、満足感でいっぱい。ホテルでゆっくりと、夕食をみなさんといただいたあとは、ぐっすり眠りました。
(つづく)